劇場版Free!
-Road to the World夢-
ようやく、観れました。

ずっと楽しみにしていたのに
公開初日の予定調整ができなくて
タイミング逃してしまったあとは、
なんのかんのしてたらあんなことになってしまって。

こんな状況では、まともに観れなさそう...と思って
いちどは諦めもしましたが、

けれど
応援の意思表示と、
後悔しない為にも
意を決して行ってきました。

池袋のシネマサンシャインが移転してとっても素敵になっていました！

私とFree!と

彼らと出会ったのは、

2013年の夏でした。

元々アニメは好きだったけれど、

特に産後、ジャニーズの現場になかなか行けなくなっていた私に、
自宅で都合の良い時間にいつでも楽しめるコンテンツは
とてもありがたかった！

アニメを録画しては隙間時間に見て、声優さんにもハマり、ラジオを聴きながら家事をする日々の幕開け...笑

そんなこんなで大盛り上がりして、

テレビ放送が終わったあとも
もっともっと見ていたい！！そう願い続けた。

そんな私たちファンの想いに
次々と、劇場版や新作で真摯に応えてくれたのは、

”京アニ”の愛称でファンから愛され崇められる、京都アニメーションさん。

作品ひとつひとつの、クオリティの高さから感じる、アニメーションへ対しての愛と情熱は存じておりましたけど、
Free!でその核に触れて、
すっかり大ファンになってしまいました。

あれからいくつもの夏を彼らと共に過ごし、

あまりにも想い入れが強すぎた本作品。

だからあの日、

本作に携わる方々も巻き込まれたことを知り、

（誰であろうとも許されることではないのですが）

途方も無い喪失感、
彼らの未来、夢まで断たれたかのような絶望に突き落とされました。

安否を気にしては夜も寝つけず、度々起きてしまう。

意図的に情報遮断しないとまいってしまいそうになる。

当事者ではないのだから、

そんなに落ち込んでいたら逆に失礼なんじゃないかと悩んだり

とにかく支援金で気持ちを伝えてゆくしかないんだから！と無理に割り切ろうとして、でも心がついてゆかなかったり、

そんな日々でしたが、

今日、わたしが映画館で見た光景が、おしえてくれたんです。

話題の新作に追いやられて小さなスクリーンにまわされているとはいえ、
連日ほぼ満席、
今日も、朝早い回だというのにも関わらず、空席ほぼ無しのギュウギュウ。

それだけの人が足を運んでいることに、
愛を感じずにはいられなかった。

ファンからの愛と、
これまで京アニさんがファンへ与えてきた愛の大きさだ。

私といえば、
上映開始早々に
いろんな思いがこみ上げてきてしまい
オープニングクレジットで尊敬する方々のお名前を目にした途端に、
もう画面が全然見えないほど泣けてしまってどうにかなりそうだったんだけど、

でも
いきいきと動き回り、
悩んで、葛藤して、
それでも自分や仲間たちを信じて笑い、明日へと進み続ける彼らの姿を見ているうちに

涙はかわいて
あったかな気持ちとあつく湧き上がるものを感じたんだ。

そして、気づいた。
ああ、
愛はここで生きている。

何があっても、
何者にも、この想いまで奪うことはできないんだと

彼らの夢を、未来を
これからも、支えていこう。

その為に、
前を向いて、この気持ちごと全部
明日に連れて行くんだ。

パンフレット！

彼らが見つめる2020年の夏を、その先を、
一緒に、迎える為に、

その為に、できることで支え続けてゆこう。

腹からそう思えた、

久しぶりに、力が戻ってきた感覚です。

これが、世界に誇る日本のアニメーションの力だよ。

ただの一ファンにできることなんて微力だし、私としても失われたものが多すぎて大丈夫になる日はこないのかもしれないけれど、

それでも少しずつでも感謝の気持ちは伝え続けてゆく。

その為に、泣きながらでも、前を向く。そう、心から思えました。

まだ、メッセージは届けられないけれど

まずは、自分自身へ。

mimi