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頭の中のぐるぐるを文章化することのススメ。

春になると気持ちが落ち着かないことが増えます。
疲れがたまりやすくなったり、イライラしやすくなったり、焦りやそわそわ感が積み重なっていく感覚があります。

そんなときに、頭の中のぐるぐるした気持ちを文章化することでスッキリしてみませんか?

(1)自分の頭の中を楽にできる

頭の中でずっと考えていると、考えがループしてしまうことはないでしょうか。「あれもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」「あれが嫌だった」「これはこうしたい」などといろいろと考えていると、ごちゃごちゃしてきてしまいます。
そんなときに、自分の頭の中でぐるぐるしていることを、とりあえず一旦ノートに書き殴ります。自分の頭の中をただひたすら書けばいいだけです。誰にも見せないので、どんなに汚い言葉を使っても大丈夫。何なら自分で読み返さなくても構いません。これは自分の頭の中のぐるぐるの棚卸の作業です。
そうすることで、記憶しておく必要がなくなり、「最悪、メモを見返せば大丈夫」という状態にもっていくことができるので、少しだけ気が楽になります。

(2)頭の中のぐるぐるの仕分けができる

頭の中を楽にできたら、次は仕分けの作業です。
これは、「いま考えた方がいいこと/やった方がいいこと」「いま考えてもすぐに解決しないこと/やらなくてもいいこと」のように、重要度が高い・低い、解決できる・できない、を仕分ける作業です。頭の中でぐるぐると考えていると、どれが重要なことなのか、どれが解決できそうなのか、がよくわからなくなってしまいます。それを明確にしていきます。
「重要度が高い」かつ「解決できる」問題はすぐに取り掛かりましょう。例えばアパートの更新手続きなどは、面倒ですが、やれば解決できるタスクですよね。

(3)すぐに解決できない問題は、解決させようとしなくていい

仕分けの作業をしても、残る問題があります。
それは「重要度が高い」でも「解決できない」問題です。これは、人間関係や環境など「自分だけでどうにもならない」系の内容かと思います。これは、一旦放置します。「いやいや、それが解決しないなら意味ないじゃん」と思うかもしれません。ごもっともです。ただ、この手の問題は、自分だけでどうにかすることができないため、真正面から向き合うと自分の気持ちが疲弊します。とにかく頭の中のぐるぐるを、「頭の中に留めておかない」「少しでもぐるぐる状態から離れる」ということに注力しましょう。

(4)さいごに

私がここで記載したのは、根本的な解決策ではなく、「どうやったら頭の中のぐるぐるを手放せるか」という方法です。すぐに解決しないことをずっと考え続けることは自分が思っているよりもしんどいことだと、私は感じています。考えている時間、そこから生じるマイナスの気持ち。そういうことと常に向き合い続けると自分がものすごく疲弊してしまうでしょう。根本的には解決できなくても、少しでも気持ちが楽になれるようなアイディアを実行していっていただけたらいいと思います。自分を大切に。

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