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#654. あなたは間違ってなんかいない

こんにちは!
南米アルゼンチンより、Mimiです。



あなたは間違ってなんかいません。


もし間違っているのだとしたら、
それは何を基準として正しい、
間違っているのか、聞いてみましょう。

普通はこうだから。
世間一般的にはこうに決まってる。
これが当たり前でしょ。。。

たいていの場合、そんな大衆軸を基準に
正しい、間違っているを決められています。


でも、あなたはそう思わなかった。
別のことを思った。

ならばそれは、大衆軸(他人軸)を基準にすると
間違っていると言えるかもしれないけれど、
あなた(自分軸)を基準にするなら
何も間違ってなんかいません。

むしろ、あたたにとっては正しいのです。



こういうことは、日本を出て異文化の
外国に行くと、よく起きることです。

私はアルゼンチンの首都でヨガの仕事を
していた頃、ある生徒さん(男性)が
「今日は回数券を買うお金を持ち合わせて
ないんだけど、次回払うから今日のレッスンを
受けたい」と言ってやってきました。

ちょうどそのとき、受付スタッフが不在で
私が受付もレッスンも担当していたのですが、
私は私にとっては当たり前の判断として、
その男性にこう言いました。

「今日回数券を買うお金をお持ちでないなら、
レッスンには入っていただけません。
次回レッスン時にお金を持ってお越しください。」

(実際は日本語ではなくスペイン語だけど
こんなニュアンスのことをきちんと言った)

男性は拒否されたことを不思議に思ったのか、
自分の言い分が通って当たり前という態度で
何度も食い下がってきましたが、
私が断固拒否をするので、あからさまに
気分を悪くして帰っていきました。


翌日、スタジオで私はみんなの笑いものに
なっていました。なぜだかわかりますか??

昨日の男性がオーナーに直接
クレームを入れていたのです。

「あの中国人女がレッスンに入れてくれなかった!」
ってね。苦笑

#ダレガチュウゴクジンヤ


なぜみんなの笑いものになったかと言うと、
そのスタジオではオーナーも受付スタッフも
私以外のインストラクターも、
生徒さんの「次回払うから」を信じて
レッスンに入れていたらしく、

拒否をした私は日本人らしくて真面目すぎると、
笑われたのでした。。。


えっ?!?
わたし、間違ってたの?!?!?

そう思って、私はひどく動揺しました。

「Mimi、あなたは間違ってなんていないわ。
あなたの文化においては当然のことよね。
そして、あなたの方が正しいのよ。
でも、ここ(アルゼンチン)では
お金のやりとりに関してまだまだ
ユルくていい加減なのかもしれない。
私たちスタッフも生徒さんの方もね。」

オーナーも受付スタッフも、
そう言ってフォローをしてくれました。


そう、笑われたのは、私が間違っていたから
ではありませんでした。

ですが、「次回からはそういう生徒さんが来ても
レッスンに入れてあげてね」と言われたことで、
「やっぱり私が間違ってたのか?!」
と思わずにはいられませんでした。。。



この出来事から私が痛感したのは、
私にとっては正しくても、他人にとっては
そうではないと判断されることもあるんだ
ということでした。

私がお金を払わない生徒さんをレッスンに
入れなかったという判断は、日本では
当たり前に正しいと評価されたでしょうし、
私にとっても他人にとっても
正しい判断だったと思います。

ですが、アルゼンチンでは(そのスタジオでは)
そういうわけではありませんでした。

もちろんアルゼンチン全土がそうなのかと言うと
そうではなく、最初にお金を払わないと
映画館には入れないし、食べ物だって買えません。


それなのに、みんなの笑いものになった私は、
正しいはずなのにここでは間違っていた、
正しいはずなのに笑われた、悔しい!!

だったらやっぱり私が間違っていたのか?!
ということが頭のなかをグルグルして、
しばらく動揺しちゃったんですね。。。



それで私が改めて気付いたのは、
正しい、間違っているという判断は
何を基準の軸とするか次第で
一瞬で変わってしまうものだ
ということです。

だったら、私という基準軸においては
私が何を思ってどう行動しようと、
いつだって間違ってなんていないよね?!

それを他人が間違っていると判断したとしても、
それは他人の(あるいは世間一般みたいなものの)
軸を基準とした判断であって、
私という基準軸においては間違ってなんかいないんだ!


そう思えるようになると、
他人に批判されることが怖くなくなりました。

たとえ他人に「それは間違っている」と
言われようと、それは他人の軸を基準とした
ものであって、私にとっては間違ってないよ!と
自分自身に言ってあげられるようになったからです。



話が長くなってしまったので、
そろそろ締めに入りたいと思います。苦笑

さて。あなたがもし「自分が間違ってたのかも」と
思うのであれば、こう自分に言ってあげてください。

「私という軸を基準とするなら何も間違ってないけどね」


そのうえで、時と場合と相手と状況に合わせて
言動や態度を調整していくことは必要ではあります。


ですが、大事なのは自分で自分の考えや判断に
「間違っている!」と言ってしまわないことです。

なぜなら、私たちは誰も、
自分が間違っていると思うことを
やろうとはしません。

誰もが、ほぼその時の自分にとっては
最善の判断(正しい判断)だと思って
やっているのです。


結果的に他人にとってはそうではなくとも、
そのときその瞬間の自分にとってはきっと
最善だったはずなのです。

だから、自分にこう言ってあげましょう。

「あのときあの瞬間の私という軸を基準とするなら、何も間違ってなんかいないけどね」


そう。
あなたは間違ってなんかいないんだよ(^_-)-☆



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Mimi






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