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奥豊後温泉文化伝

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大分県竹田市周辺の温泉をまとめたマガジンです。 中心地には炭酸泉で有名な長湯温泉がありますが、その周辺にも良い温泉が点在している地域です。 コロナ禍前は「奥豊後温泉文化伝」という… もっと読む
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記事一覧

奥豊後温泉文化伝 長湯温泉 御宿 友喜美荘

長湯温泉街からはここも少し離れています。 ダムの近くにあります。周りには大きな建物もなく、ポツンと一軒宿です。周りは静かなところですので、ゆっくりするには良いところだと思います。 お昼下がりの時間、入浴をお願いします。 平日ということもあり、人の気配はほぼなく、温泉の照明も落とされていたので、来客はほとんどない様子です。 きれいに整頓され、必要なものは一通りそろっています。 こういうところはすごくありがたい。 早速入浴してみます。 やはり長湯ですね。 この笹濁りの湯がやは

奥豊後温泉文化伝 旅館中村屋

以前紹介した、長湯温泉の「御前湯」のすぐ近くにある旅館です。 (すぐ左奥の建物が御前湯です) 道の駅の駐車場に車を停め、歩いて訪問しました。 おかみさんがすごくうれしそうに対応してくれました。外来入浴は露天風呂を案内してくれるようです。内湯もあるのかな…。 おうぎ形の浴槽が出迎えてくれました。 入浴した際は何名かのお客さんがいましたが、体を洗っているうちに1人、2人とあがっていき、最終的には私1人だけになりました。 御前湯の近くなので、ほぼ泉質は同じのようです。 端の竹

奥豊後温泉文化伝 万寿温泉 大山住の湯

場所でいうと、長湯温泉のエリアになりますが、中心街からは少し離れています。あとからできたバイパス沿いにあるので、温泉自体は見つけやすいです。ただ、温泉の看板がなければ、たぶんただの民家?いろいろ謎な家にしか見えません。 なにせ、まず入り口に、なぜかにわとりがいます(笑) しかも放し飼いというワイルドさ。昭和です。昭和。 呼んでも誰も出てきません。しばらくしておじいちゃん登場。 おじいちゃんとおばあちゃんの2人でやっているようです。 なんでも、今1つの浴槽は工事中ということで

奥豊後温泉文化伝 宿房翡翠之庄

長湯温泉街からちょっと離れた場所にあります。 近くに長湯ダムがあり、自然の豊かなところです。 以前行ったのはかなり前で、今はリニューアルされ、「The Kingfisher resort」というかっちょいい名前に変わっています。 ※現在は日帰り入浴はされていないようです。 フロントに入浴をお願いすると、大浴場を案内されました。 結構敷地は広いようです。 廊下にこんなものが置かれていました。 1つはオレンジジュース。もう1つはスーパードライのミニ缶でした。 車で来ていなけれ

奥豊後温泉文化伝 パルクラブ 大地乃湯

久住にある、社会福祉法人が運営している温泉です。温泉だけでなく、農場や宿泊、食肉加工やつけもの加工などをやっているようです。 なかなか広い敷地の中にあるようです。 ちょうど桜の季節でした。天気もよくて、お花見にはもってこい。 平日の昼間に行ったのですが、思ったよりもお客さんがいました。 なにせけっこうな大きさのお風呂にもかかわらず、入浴料が380円ですので、かなり安い。それはみんな入りにきますね。 しばらくゆっくり浸かっていたのですが、お客さんが途切れたので、写真を撮らせ

奥豊後温泉文化伝 民宿久住

高原のど真ん中。えっ?というところに温泉があります。 民宿久住という宿があるのですが、その温泉を日帰り用にも開放しているパターンのようです。 敷地は広大。横にログハウス風の建物があり、ここが宿のようです。 駐車場というより、ただの空き地に車を停め、温泉へ行きます。 温泉は料金箱にお金を入れるとカギが開く仕組みになっていて、300円入れると入れました(現在は400円になっているようです) この、常連感半端ない脱衣棚。 明らかに地元の方が使っていることがよくわかりますが、昼間に

奥豊後温泉文化伝 長湯温泉 にゃがゆん温泉(人形工房かじか)

川沿いにある。こじんまりした人形工房です。 家族湯を併設しており、そこに入らせていただきました。 入りにいった時は2月。時期的にお客さんが少ないようで、訪問すると珍しそうに対応をしていただきました。「一人で入るんですか?」と言われたので、よく聞くと、家族湯のみしかないとのこと。 まぁ、いっか。と思ってお願いしましたが、50分で1500円。家族湯にしては安い方だと思います。 この時期は温泉めぐりをする人は少ないそうです。春先からやはりお客さんが多くなるようです。とにかくここは

奥豊後温泉文化伝 長湯温泉 温泉交流館みつばちの湯

以前は「長湯老人憩の家」という施設だったのですが、運営者が変わったようで、建物もリニューアルされ、かなりおしゃれな造りになりました。(社会福祉法人 偕生会が運営しているようです。HPがありました) 昔の姿を知らないのですが、入り口はかなりオシャレな感じです。車が数台停められるようになっています。 受付の横にかわいいミニサイズの券売機があり、そこでペラペラの券を購入して渡します。なんか変わった造りの建物です。暖炉があったんですよ(写真撮り忘れた…) お風呂は一旦中庭に出て、

閉業温泉の記憶 長湯温泉 天満湯

長湯温泉にかつて、もう1つ公衆浴場がありました。 前回ご紹介した長生湯の川をはさんだ向かい側にかつてあったもう1つの町営温泉です。ものすごく近くにあったんですけどね。知らぬ間になくなってしまいました。 川には「ガニ湯」という誰でも自由に入れる露天風呂があります。 ただ、なかなかにハードルが高く、周りは360度丸見えです。いまだに人が入っている姿を見たことがないです。もちろん、入る根性もないです(笑) 川を渡った向かい側にあったのが天満湯です。 入り口は同じような回転扉でし

奥豊後温泉文化伝 長湯温泉 御前湯

道の駅ながゆ温泉に隣接した温泉施設です。 道の駅の規模としてはそこまで大きくないですが、駐車場がたくさんあるので非常に停めやすいです。 一番奥にあるのが御前湯です。訪問した際はあいにくの雨でしたが、温泉はけっこうにぎわっていました。 入り口に飲泉場があります。 長湯温泉の大きな特徴の1つだと思いますが、なかなか飲泉できる温泉はありませんので、まずいのはわかっているのですが(笑)ついつい飲んでしまいます。 いかにもデトックス効果がありそうな味です。 コップ1杯も飲み切れません

奥豊後温泉文化伝 長湯温泉 長生湯

長湯温泉自体が、まだまだ知られていないところが多くあると思うのですが、宿の温泉もありますし、いろいろな施設で外来入浴が可能な温泉地です。 ただ、人の気配がなく、初めて来るとなかなか入るのに勇気がいる施設が多いのも事実で…。少しずつでも紹介してみようと思います。 その中の1つが、この長生湯です。町営温泉と書かれているので、主に地元の方の利用が多いのではないかと思われます。 入り口の入り方がすごく独特です。黄色と黄色の棒の間に自分が入り、そのまま、入り口の前まで行き、200円を

奥豊後温泉文化伝 め組茶屋 ソーダの湯

ここは「ソーダの湯」と称しているので、炭酸泉かな?と最初思って訪問してみました。 まわりには田畑以外は何もなく、突然温泉施設が見えてきます。 行ったのは平日の昼下がり。あいにくの雨で、人気はまったくありませんでした。駐車場のところに、温泉の自動販売機があり、おそらく普段は買いに来る人が多いんだと思いますが、今日はひっそりとしています。 温泉に行きますが、誰も人がおらず、ひっそりとしています。 横の売店で受付をするように貼り紙があり、近くの売店にて料金を払いました。ちなみに売店

奥豊後温泉文化伝 長湯温泉 かどやRe

長湯温泉街にあります。 角にあるから「かどや?」 「Re」って「リターンズ?」(実際はアール・イーだそうです)いろいろ謎が多い宿なのですが、行ってみました。 外見はごく普通の日本風。 おそらくリニューアルはされたんだろうと思いますが、古い風情は残しています。受付でおかみさんに入浴をお願いし、浴場へ案内してもらいました。 浴場はおそらく昔から同じもののようです。そこまで大きくはないのですが、内湯と露天湯がありました。温泉街のど真ん中だったので、露天風呂があるとは思いませんでし

奥豊後温泉文化伝 レゾネイトクラブくじゅう

高原にポツンと建つ宿です。 宿という感じはあまりなく、母屋を中心とした、コテージが並んでいるイメージです。なんだか高級リゾートホテルといった雰囲気です。 受付で日帰り入浴をお願いして、大浴場に入らせていただきます。ちょうど建物のど真ん中に温泉が設置されています。 それぞれの建物とはつながっているので、コテージではないですが、独立した造りに仕上げているようです。 なかなか面白い建物です。早速お風呂に行ってみます。 館内は木をふんだんに使い、茶系の落ち着いた雰囲気になっています