明礬温泉には公衆浴場が２つあります。
１つがここ「鶴寿泉」。もう１つは「地蔵泉」ですが、今は休業中です。

あと１つ、地蔵泉の近くに共同泉があるのですが、一般には開放されていないジモ泉のようです。
私が温泉道を始めたころにはすでに休業していたので、地蔵泉には一度も入ったことがありません。しかも、悲しいことに現在この鶴寿泉も湯量低下のため休止中だそうです…。
湯量低下は全国的な問題ですが、様々な地域で問題になりつつありますね。
以前入った時の様子を報告します。

ここはなんと入浴料が「お賽銭」です。
いつも感謝の意味を込めて、市営温泉と同じ１００円を賽銭箱に入れ、お風呂をいただきます。
中央のお薬師さんのところに、スタンプも置かれています。

中です。
日によってお湯の状態は異なるんですが、白濁している時と、透明に近い時があります。

ちなみにこれは白濁している時。

そして、透明に近い時。
温泉は地の恵み。生き物だということが良くわかります。

ちょっと口に含むと、そこまでキツくはないですが、酸味があります。
若干硫黄分が入っているのかな。ちょっと硫黄の残り香がします。

形は典型的な別府スタイル。
こんな温泉がお賽銭で入れるとは…。さすが別府です。
湯量が戻ることを祈っています。

■第57番 鶴寿泉   　※現在休業中
住所　明礬5組
TEL　なし
入湯料金　お賽銭
利用時間　7:00～20:00
営業形態　市営温泉
泉質　酸性泉
駐車場　なし