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イースター休暇最後の日は予定していなかったマーストリヒト小旅行

日曜日から夏時間という1時間早まり同じ場所にいながら一時間の時差を体感するという不思議な時期が始まり、身体はいつもしない昼寝を要求し土日はやることやりながらもダラダラ過ごしました。
月曜日も休みとあって三連休皆さんあちこちへ出かける予定を聞きましたが、私は疲れすぎて三日間家にいると決め何も予定は入れませんでした。
おうち大好き😂

しかし月曜日の朝、コアラがオーケストラの仕事で火曜日に南にあるベルギーとドイツ国家付近のマーストリヒトという街でリハーサルがあり、時間があるなら今夜一泊するのに付き合って来ないかと誘われ。。。
午後に鍼入れちゃったよー
と思いつつ、まぁそれ以外何も予定ないから行くか。と思い立って急遽一泊する荷物だけ持って家を出ました。
鍼は久しぶりに行ってゴリゴリにやられて右手親指が死ぬほど痛かった🥲
(翌日経った今日も痛い🥲)
その足で列車に乗り込み、途中駅のユトレヒトで昼の公演をしていたコアラが乗り込んできて列車内で合流。そのまま南下して目的地のマーストリヒトへ到着。

中央奥、マーストリヒト駅

お天気が急に良くなった!

マース川
駅方面側

駅からまっすぐ延びる道をそのまま進むとこのマース川に出ます。観光名所の一つであるこの古い橋を渡ると中心街に入ります。

マース川
中心部側

なんだかんだいって観光を楽しむ。
天気が良いとよりテンション⤴️

ホテル前の広場と教会
Basilica of Saint Servatius
ホテルからの裏の眺め

荷物をおいてすぐ観光へ。
夏時間になって日が延びたので18:30でこの明るさ。いい感じ。これから六月に向かってどんどん長くなる。

教会はもう閉まっているので外だけ観光
火曜日の朝見に行こう〜


隣接する塔
Saint Jan`s church

この教会を左にしてまっすぐ進むと13世紀に建てられた街を囲う壁が残されている地域に入ります。

壁の向こうに建つモダンな建物
古いものを壊さず上手く活用してそのまま活かして保存することにオランダは力を入れている気がします
高さ5m、全長約4km(だったかな?)
趣のある水路も散策エリアにちょこちょこ現れて水の流れる音が心地よいです


途中で見かけた可愛いイースター飾り

ベルギーとドイツに面しているためドイツ語やフレミッシュを話す人たちが沢山。
地元マーストリヒトの方言もなかなか聞き取りが難しく聞き直してしまいますが、コアラでさえ早く話されたら全然わからないというほど方言が強いみたいです。

そんなコアラと地元のレストランカフェで夕飯。
コアラはビーフステーキ、みーみーは地元マーストリヒトの郷土料理である馬のシチュー煮込み。
これ、日本のビーフシチューに味がそっくりでした!
日本のよりも酸味が強く塩分も濃い、でも酸っぱいのが好きなみーみーにとってなかなかツボを押された感じ😋
馬も初めて食べるから最初どうしようか迷ったけどオーダーして良かった🙂長時間煮込んであるので馬の肉はとろとろで、物凄く美味しかった!

ただサイドに付いてきたアップルムースは嫌いなので食べられずコアラに移動。アップルケーキとか日本にあるアップルパンとか、りんごが柔らかくなったのが無理なんです…🥲

郷土料理をお腹12分目ほど食べてあまりにも苦しくなったので夜のマーストリヒト市内を散策してこなすことに😵‍💫

まだ21時なのに人が全然いない😂

普段人の多いアムステルダム市内に住んでいるとこうした田舎に来た時の人数の少なさに驚きます。でもまだ若い年頃のティーンズがたむろしてタバコ吸っていたりとか見るとそういうのはどこも変わらないんだなとか思ったり。


市内へ入る当時の門
1229年に建てられたそう
マーストリヒトには沢山の歴史的建造物が残っています
上の写真左の小さな建物のドアが開いていて
柵越しにマリア様が望めます


夜のホテル前の教会へ戻ってきました


翌朝火曜日の今日、教会のドアが開いていたので9:30に入って見に行ったら渡り廊下とちっさなチャペルだけ礼拝用に開いており、大聖堂の方は閉まってました😭

立派な渡り廊下

11時くらいまで開かなそうなので、その時間にはもう駅に向かわないと午後の仕事に間に合わないみーみーは諦めて外観を周遊。

中心部を奥に望む
赤い塔の前にある不思議な植木…


荘厳な造り


広場に面しているのは教会あるある
しかしこの教会のすぐ前に地下駐車場の入り口があり、自分が今立っている下は車が並んでいるのか…となぜか複雑な気持ちに😂


広場の怪しいオブジェ達
これを作りここに飾る意図はなんなのだろうか。
個人的には好きなアートではない

さてさて午後には戻らないといけないので旅も早終盤へ笑
教会は開いてないしお店も10時からで開いてないし天気もいまいちで寒くてつまらんなと地図を見ていたら、近くに素敵な本屋さんがあることを思い出した。

元々教会だった建物を本屋さんに改築!

天井もカラフルにライトアップしてるし本を買わなくても見るだけで楽しい!
本屋は言語の壁が高すぎて行く機会が少ないのですがこういう本屋さんは見るだけででもあっという間に時間が経つ。
日本の漫画もあったしジブリ絵コンテ集とかもあって買いそうになったが高くて諦めた😭
特に買う予定なかったけど、オランダ語のコーナーで足が止まり、パラパラとB1レベルを見ていたらなんか難しいなと感じつつも自分のオランダ語を磨くため結局A2とB1のテキストを買ってしまった。オランダ語の公式試験は受かっているのですが、やはりきちんと勉強はしてないので細かいところが抜けている。
少しやり直しです。

そんなこんなで本屋に30〜40分フラフラして開き出した街へ戻ります。

マーストリヒトの観光案内所兼地元お土産屋

とは言ってもあまり物欲がないので特に買いたいものが無く、予定していた列車の時間より一本早く帰ることにしました。

マース川少し再び
古い橋の外観

駅前の道で素敵な春秋コートがウィンドウに飾ってあり、ちょっと入ってお値段聞いたら€495と言われて、高くて買えないけど誕生日近いからちょっと彼とか家族に聞いてみるねーとそそくさと出てきました🥲
イタリア製でデザインも素材も良かったけど流石に貧乏音楽家には手が出せん。

店を出てすぐ近くにある教会に入って心を慰めてもらう
あまりにも斬新でモダンなステンドグラスに目を見張る

教会を出た頃にはコートのことをすっかり忘れてました☺️

近くのパン屋さんで列車内で食べるお昼を買い、マーストリヒト駅に到着。

駅にもステンドグラス!

調律が狂った駅ピアノで千と千尋の神隠しのテーマ曲を弾いてる、というか練習してる人がいました。周りを気にせず弾けるのがいい。

滞在時間24時間もいなかったマーストリヒト。
また改めてちゃんと予定組んで数日かけてきたいです。
なぜならここにはマウンテンバイクで炭鉱発掘の跡地である洞窟を走ったり、スパがあったり、ミュージアムもあったり遺跡を見たりと観光スポットが満載だからです。
オランダへ行かれる際はマーストリヒトもぜひおすすめなので予定に入れてみて下さいね!
アムステルダムから列車で2時間半ですが😂

旅のお供達
右の買い物バッグはあの本屋さんで買いました!


おまけ

キモい🤣

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