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わたしのこと

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わたし、を見せるのが一番苦手な私。少しずつ、ぽつぽつと、語っていこう。リハビリみたいな気持ちで。
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#坂爪圭吾

わたしの好きなもの

わたしの敬愛する坂爪圭吾氏の本がついに発売となった。 行けるはずのなかった出版記念ライブにも、なんとも不思議な幸運が重なって参加することができた。 ご本人から手渡しで受け取った本を、わがままを言ってこの日にしかできなかったスペシャルな仕様にしていただき、わたしにとってとても大切な宝物になった。 けれど、正直言ってこの本をはじめて開いた時、これまで慣れ親しんできたはずの彼のことばが、あれ?なんだか全然入ってこないなぁ、と思った。 元のブログ『いばや通信』とはずいぶん違う

わたしの魂

いつも唐突に決まるわたしの予定。 毎年この季節は、これだけは逃せない、わたしにとって心踊る行事である『いかなごの解禁日』にほぼ命をかけているので、この2週間ほど予定をまっさらにして全力で挑んでいた。 お天気予報や漁の状況を発信してくれている情報源から、この日や!っていう一日に賭けて、そこだけにピークを絞り動いてみた。 おかげでなんとか少しだけ手に入れて、いかなごを炊くことができた。 誰にも理解されない謎の情熱!ええねん自己満足で(笑) そして残り1日と決まったいかな

ここにいるよ

それにしても坂爪圭吾つながりの話ばかりだな、と自分でも笑っちゃうけど、彼との出逢いは、こうして連日書かずにいられないくらい、わたしの人生を大きく変えた。 彼の周りに自然と集まってくるひとたちとの出逢い。わたしの歩む道とそのひとの道とが交差して、影響を与え合い、時にシンクロしてうねりながら、またそれぞれの道をゆく。不思議なご縁でつながって、新しい世界がまた生まれて、わたしと誰かの物語が紡がれてゆく。 やつはさんとの出逢い、もそのひとつ。 彼女とはじめて出逢ったのは、大阪で

わたしとわたしがひとつになる

昨夜、自分の言語化の限界に挑戦した。出し尽くした。 体感をことばにするのは、恐ろしく困難な作業だ。 ことばは無力で、どれだけ重ねようが、削ぎ落とそうが、脳内を、気持ちを、肌から感じるものを、本当にあらわしきることはできない。 ひとが身体で感じることには到底かなわない。 それでも、やりたかった。 わたしの生きざま、として。 ひとつのかたちに、残したかった。 それをてのひらに乗せて、差し出したいひとがいたから。 ーーーーー この日のライブの冒頭、THE PRES

やっぱり、おわりはじまり、おわり

あれから一日経って、嬉しいお知らせが。 Agapeは解散するけど、そこからはじまる新たな音楽がある。 よくわかっている。の一言がなによりも嬉しかった。 そしてこのひとも。 解散、という局面にも変わらず、ただ、やっている。 おわりのはじまりはいつかおわる。 はじまりのおわりもまたはじまるけれど。 この世界には当たり前にどちらもあって、それを自ら選ぶことは誰にもできないのかもしれない。 さよなら、Agape。 ----- 追記: 読み直してざっくり削りました

明日はよろこびを

11/22(金)、心斎橋5th Streetで行われた、Agape単独ライブ。 あれから、あっという間に一週間が過ぎた。 私はこの日坂爪圭吾さんからいただいたレアチケットを握りしめて、予定通りライブに行くことができた。 ライブレポを書こうとしたけど、なんだかなんにもことばが浮かばなくて、ただあの日あの空間でAgapeの音を感じられたこと、確かなことはそれだけしかなくて、もうなにも言わなくていいやと思った。 そうして、普段の生活に戻り、徒然と日々を過ごしていた私に、その

瞬発力をきたえる

今日、不定期に通っている歌のレッスンがなくなった。 先生の都合で昨晩連絡が来て、「そっかー、じゃあ明日なにしようかな。家の片付けでもしようかな」とぼんやり考えていたら、こんな記事が目に飛び込んできた。 いきなりの関西上陸! このひとはいつだって突然現れる。 目的は「11月22日(金・いい夫婦の日)に開催されるAgape単独ワンマンライブのチケットを、手売りで20枚売るまで帰れま10」を、自主開催するからである。チケット代金は2000円。手売りで買ってくれたひとには、直

空気、読むか読まないか問題

今日は代休の小学生女子たちを連れて、スーパー銭湯に来ている。 昼間のスーパー銭湯は天国だ。 好きなだけお風呂につかり、飽きたらあがって漫画を読みあさる。快適なリクライニングシートは手元のボタンひとつでドリンクやデザートを注文できるし、本格的にお腹が空いたら部屋着のままレストランへ移動して、ガッツリご飯も食べられる。 そろそろお湯が恋しいな…と思ったら好きなタイミングでお風呂に入りに行き、ほかほかになって戻って、またのんびりと珈琲片手に映画でも観る。 タオルも完備されて

あなたの見つめる世界のその先を

会いたいひとに会いに行くことにした。 そのひとは今、歌を唄っている。バンドでも、ひとりでも、いろんなところで。 旅のお供はハミングバード。裸足にビーサンで、リュックにギターを抱えて、世界中呼ばれたところへどこへでも出かけて、自分の作った歌を唄いながら、たくさんの観客の前でも、たったひとりだけのためでも、変わらない熱量で全力を出し切って、そうしてサラッとまた雑踏へ消えていく。 不思議なひとだ。 私がnoteをはじめるきっかけをくれたひと、坂爪圭吾さん。 彼との出逢いは