見出し画像

5/14 リョーザのライブ8/RYO the SKYWALKER(Guest Chozen Lee)

GW明けの1週間、本当に長く感じて水曜あたりで割と心折れかけたけど…気づいたらなんとか終わってた。このライブがあったから、なんとか気を紛らわせて生きてた感。
で、ようやく辿り着いた土曜。休日のライブ前っていつもならカフェに行ったり極力ゆっくりする時間を作るんだけど、なんだかそんなこともできずにバタバタと家を出たら…あと1駅ってところでチケットを忘れたことに気付きました。そんなことある?久々の紙チケ怖。

自分のことを「細々した忘れ物はするけど、大事なものは忘れないタイプ♡」って思ってたのに…まさかのことにめっちゃ動揺して慌てて引き返して、カフェにも行けず、ちょっと見たかった靴の試着もできずスクランブルスクエアのポップアップで買いたかったクッキーも買えなかったけど、なんだかんだ普通に開演30分前に。
ちなみに急ぎ足で道玄坂を登ってたら、コンビニに向かうっぽい今日のゲストアーティストが目の前から歩いてきたのに遭遇して、図々しく声かけました。チケット忘れて最悪って思ってたけど相変わらず運が良いかもしれない。

開演前はサウンドタイム。YARDBEATの時間、選曲も最高だったけどそれ以上に本当に…ずっと、前夜に捕まった元相方をいじりまくっててた。あんまり経緯知らないんだけど、良い抜け方してないのかな?
「どっちが本物かわかるだろ?」って言ってた。ケミカルやるのはラガじゃないとも言ってたかな。

さてRYO the SKYWALKERが登場して、1曲目はGimmi Ur Vibesから。そのあと数曲やってキョウイチ!One Night Flowerみたいなダンスホールチューンが続いて、晴れわたる丘、忘れておしまいって流れだったかな。鉄板だけど、この2曲大好き。
ここでコロナ禍の現状に言及して、コロナ・今こそ
コロナ禍の初期と、半ば(いつが半ばなのかは?だけど)に作った曲で全然雰囲気違うなぁと。
今こそは、めっちゃ好きで一時期聴きまくってたのでライブで聴けてよかった。
(この曲、確か般若の「土砂降りでも」と同日リリースだった。みんな般若聴いてるなーって思いつつ、何周もした記憶。懐かしい)
"当たり前なんてねぇ 身に染みたら行動に出す Today" "今こそ 見直そう〜"の部分とか、別にこのご時世じゃなくても本当にそうだなーって思ったり、"耐え切れずに廃業も絶えず〜"とかも、私のいる業界ではじわじわと続いてるのが現状。

ここで、シークレットゲストの前嶋貫太郎が。初見だったのでこれから聴いてみたいな。おすすめある人いたら教えてください〜、とりあえず最新アルバム聴いてみたらFade outが好きでした。
そのあとはONE  STOPWHAT'S NEX?とかDay-Oh時を刻む、iko×ikoって感じで続いた前半。ここまでで出てくる地名、殆どが渋谷とかハーレムに置き換えられてた気がする。

「ここヒップホップの聖地、渋谷ハーレムなのでこんなビートで遊んでいきましょう」と言って、Know the Ledgeがかかって「誰がきた 誰がきた〜」と、Chozen leeが登場してのラバダブ。元ネタわかるやつもわからないやつも入り混じってガンガン進んで、終始自由な雰囲気で最高だった。
途中「Wow Nana Wow Wow Nana〜この曲はまだなんだよぉ〜」とビッグチューンをワンフレーズ歌って止められてたの、めっちゃ笑った。「ずっと長い間友達だけど、こうやって2人でステージに立つのは初めて」と感慨深そうに言ってて良い雰囲気だったな〜
途中、クソメディアで「この曲のきっかけは〜」と、ここでも前日に捕まった人の名前や場所を入れたりしてたりもしてた。

このへんで、ビートへの言及が少しあって「HIPHOPならBad Boy、REGGAEなら Rude Boy…」と言って長尺のLEE。途中で「寄ってこい」ってワードで、リョーザになるタイミング伺ってたのちょっと面白かった。このあと無事に、今こそ寄ってこいをラバダブスタイルで。ちょっと思ったけど「HIPHOPなら〜」の言及は、これの元曲の方にかかってたのかな?そのあと唯一、2人でやってる曲のOne Big Family「この曲は(当時まだ)早過ぎた、今の歳でちょうどいい曲」みたいなことを言ってた(2006年リリース……)
「これも、いのちの曲です」と言って、FIRE BALLの名曲 をワンフレーズだけ。「流れゆく〜」と、リョーザが入ったところでPULL UP 。「今までChrisの代わりに歌った中で1番ダミ声だな、RYOの声はなんというか…サファリパークみたい。いや、そんな飼い慣らされたもんじゃないか、アフリカだな」みたいなことをLeeが言っていた。このラバダブだけで多分20分くらいやってた気がするんだけど、ずーっと楽しかった。本当楽しかった。

最後は、RATRACEをやりかけて、暗いな…と、今度はごりごりの🌿チューンを挟んだりしつつSORYASODAで、明るい雰囲気で終了。(時間的に)1番だけと言われてたけどやっちゃうよ、と言って最後まで歌ってた。
ニコニコとずっと袖で見ているリョーザにもほっこりしました。

ここから数曲。ミネムリョーザとか。で、そのあとアングラなDeejayが数人出てきてラバダブをして、ダンサーが再登場しての上の上の上の上からの、ラスト3曲、FreeGIFT、そして大空。
このパート、涙が止まらなかった。「子どもの頃に触れる"人の死"は衝撃的で、でも歳を追うごとに慣れてきて受け止められるようになっている、そんな自分が寂しいような気もする」と。そしてTerryやSing J Roy…故人の名前を挙げて、昨年亡くなったSly and RobbieのRobbieプロデュースのFREE
「Robbieも喜んでるよ」と言って笑ったリョーザのなんとも言えない表情にまた泣きそうに。そして「自分がもし死ぬようなことがあれば、これを聴いてほしい。遺言代わりのメッセージ」と言ってGift。"遺言"という言葉と不釣り合いなくらいの、あまりの力強さにずっと涙が止まらなかった。冒頭の言葉も、Riddimも声もリリックも本当に沁みました。
そして、最後は「この歌が伝えたいことは、みんなの人生の可能性は無限大ということ」と、大空で終演。自分の今の心境と重なる部分もあって、これもずっと涙止まらなかった。気持ち悪いレベルで号泣してたと思う。

最初から最後まで力強くて朗らかで楽しくて、でも生きとし生けるものに等しく最期があるということを改めて思う時間だったな。だからこそ、今をしっかり生きようと思えました。受け取る感情が沢山あるライブだった。レゲエの死生観みたいなものや端々から伝わるONE LOVEの雰囲気、温かくてやっぱり好きです。全てがガイダンス、みたいな。

頭が痛くなるくらい散々泣いたあとに、現金なものでめちゃくちゃお腹が空いて、やっぱりライブの日は何か美味しいものが食べたいな〜、生きてるから仕方ないよね〜と、急遽夜パフェをキメることに決定。
向かう道すがら某有名クルーの方が2人、前から歩いてきた(フェイスタトゥーが入ってたので間違いないんだけど…さすがに声はかけなかった)。
最近本当、道端でアーティストに会うこと多くてちょっとびっくりしてる。今までもすれ違ったりしてたのかな?ぼーっと生きてたから気づいてなかっただけなのでは?って頻度。

ここ渋谷とは思えない静けさだったのでライブ終わりの休憩に良いかも

この週末は、いい大人がそれで大丈夫か?ってくらい情緒がぐちゃっとしてたんだけど、ちょっとぐらぐらしてたこういう時期にRYO the SKYWALKERとChozen Leeを観れてよかった。心に響く、本当にずっと聴き続けたい大好きなアーティスト。



以上です。
私のnote読んでくださってる方の中で、レゲエも聴くよって人がどれくらいいるのかわからないけど、もしいたら教えてください。笑

そして次のライブは、急遽5/21と22のPOPYOURSに行くことに。その先は6月のOMSBとTBH。6月上旬すっぽり空いてるので何か行けたら良いなって思ってます。ではでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?