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知らなかったかもしれない味

今日の朝ごはんについて話をしようと。

"ブラウンチーズ" が “クネックブロ”にのってるものとその他もろもろ。

クネックブロは「北欧」がはやっている今日この頃、知っている人も多いかもしれない。ちなみに今回私たちが食べているのは、スウェーデンのもので、しばらく食べ終わるのに時間が必要な品物。日本ではあまり見かけないけども、食べ方を知らないとあんまり美味しくない(と、思う)。生粋のスウェーデン人なら美味しいと思うのかもしれない。私がお米だけでもごはんが食べられるのと同じで。

ではでは、ご存知でしょうか、ブラウンチーズ。

なぜそもそもブラウンなのか。それはチーズを作る工程で、牛乳やヤギの乳に含まれる独特な甘さの乳糖がカラメル状になるから。ノルウェーでは、地方によって人気なブランドがあったりするそうだけども、伝統的なものは山羊の乳でつくられているよう。個人的には山羊のものは風味が豊かな気がして好み。牛乳で作ったほうはあっさりしているので、人それぞれ好みが分かれるのでは。味は甘塩っぱい。(あまじょっぱい)ノルウェーではワッフルにのせて食べるのが一般的で、ノルウェーのワッフルはこれまたベルギーワッフルとは形も味も違ったシンプルな美味しさが味わえるもの。

私がブラウンチーズを初めて食べたのは、旦那さんが当時暮らしていたノルウェーの学生用アパートメントの共有キッチンだった。独特な味で、まとわりつくキャラメルのような、チーズのような。歯と歯茎の間につくとどう舌で頑張ってもとれないような感じ。これは、もしかしたら一生知らなかったかもしれない味だと感じたのを覚えている。

今のアパートへ引っ越した直後に遊びに行ったショッピングセンターのチーズ専門店で、ブラウンチーズがあるのか聞いてみたことがあった。その時は、「残念ながらありません」と。たしかその一週間後、同じ店の前を通りかかった時にはブラウンチーズがなんと置いてありました。それからは常に置いてあるように。需要があるのだろうか?

みなさんも、ここまで読んでしまったからには

知らなかったかもしれない味 をぜひ!


ノルウェーに引越しました! 最近右が分かるようになってきて左はまだわかりません。 サポート、ありがとうございます!