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くだものがなくても!山梨

そう、まだ、いちご狩りがスタートするかしないのか瀬戸際の山梨に行ってきました。桃の花も咲いていない、広葉樹林の多い地帯だからかとにかくこの季節びっくりするほど緑がない。

ただ、今回のお出かけの何が目的ってそれはもう温泉に限る。ちなみに、前回山梨に来たのは、南アルプスの北岳の登頂が目的でした。

では、なぜ、山梨なのかって、神奈川県からお手軽価格で楽しめる温泉を探した結果、石和温泉でした。聞いたことのない温泉郷。ただ、日本という国はどこで温泉が湧いていてもおかしくはない、と、いうことを小学校の社会の先生がいってたから、、

とりあえず、いって散歩してみようよ。


旅行から帰ってきて書いておきたいことは以下3つ。

①たべもの!

体にしみる素朴な美味しさ。ゆっくりした時間の中で、食材を味わって食べることも、一緒に過ごしている人との時間も、両方しっかり楽しめる。

なんだろう、ハイシーズンでもなく、「この時期何も見るところはないよ」とホテルの人さえいうような町なのかもしれないけれど、だからこそこういう美味しさを味わえるんじゃないかなぁ、感じられるんじゃないかなぁ、と思います。


②建物!(個人宅)

個人宅なので写真は撮っていないけども、東京や神戸と違って土地の使い方が違うなとか、ああこの家こんな風に住んでるのかな?とか、夢が叶った人の家かな?とか、なんかこう、高級であるかないかではなくて、素敵な住まいに目をやることが多かった。私もマンションなのか家なのかはわからないけども、素敵な住まいづくりをしたいものだと、改めて思いました。こんなことを考えられること自体が、贅沢なのかもしれないけども旅行中ならではということで。

旅行は娯楽に区分されることが多いけども、そして私自身も家計簿では娯楽の枠に入れているけども、旅行ってものすごく大切な気づきとか学びの機会なので、なるべく出かけたいもの。。


③むなしさ 流行り廃りなのか、人がいないのか

地域を訪れる人にとって絶対的な魅力と思うものがある。いわゆる自然の恵みというもの。地場産業というもの。土地の文化というもの。

かつて大勢の観光客でにぎわっていたであろう旅館や娯楽施設の看板にさびが入って売りに出されていた。チェーンの飲食店で働いている人や、工場のラインで働いている人は高校生か主婦が多く、都内のそれらの店と空気感が違うように感じた。

これは、単純にうまく地域の魅力をアピールできていない、マーケティング力がないということなのだろうか。それとも、人がいないというのはこのことなんだろうか。観光バスに乗って、点で移動する観光客。なにが悪いというわけではなくて、効率的なのだろうし、きっとお目当てだった桔梗屋のお菓子詰め放題の整理券も獲得できるだろう。ただ、何か、こう、相変わらずうまく言葉にはできないけども、どうしてだろうか、むなしさが残るのは。

以前、地域再生事業の話を聞きに行ったことがあるけども、彼等はこんなむなしさとも対峙しながら仕事をしているのか。。

うーむ、大学でふと受講したまちづくり論を改めて深く学びたくなりました。

お散歩って素晴らしい!

ノルウェーに引越しました! 最近右が分かるようになってきて左はまだわかりません。 サポート、ありがとうございます!