2年ほど前に所属していたほりえまみさんのコミュニティーで自撮りをし始めた。
それ以降、自分に何か変化が起きるとき
わたしは自撮りをするようになった
正直、こんなひどい顔を写真に収めるだなんてしたくないし、見られたくない。
だけど、今はわたしの人生まるごと誰かの役に立つ、こんな辛いアトピーのことだって、循環の一部になると思えたら
もうこの変化を写真に収めることに抵抗はなくなった

脱ステ&脱保湿を開始して今日で12日目

ゾウの足のように白くひび割れた顔の皮膚は
ピークを過ぎ
そのカサつきがポロポロ取れるようになってきた

脱保湿を始めたときには
わたしの肌はどうなってしまうのか不安で仕方なく
顔全体が白くひび割れた肌になり
帽子でも、マフラーでも隠せない状況で
外に出なければならない状況は
正直、心苦しくて、人と顔を合わせたくないし、
言葉を交わせば、何か言われるかもしれないと
ヒリヒリした

それでも数日が経つと
頑張って保湿していたときより
痒みもつっぱり感もなくなり、
症状に一喜一憂しなくなった

保湿を頑張っているときは
毎日毎日、鏡を見るたびに
なんでわたしは湿疹でデトックスするんだろう
なんで顔に出るの？
これ以上悪化したらどうしよう…怖い

症状が出ることは悪いことではないと分かりつつも
やっぱり症状が出ることに悲しみ、不安
早くどうにかしたい、
何をしたら今すぐ良くなるのか
短絡的であるけど、もう何かにすがりたくて仕方がなくて、
いつも症状のことが頭から離れなかった

だけど、今は
そんな毎日のモヤモヤや不安恐怖から
解放された。

浮腫んでいた顔が浮腫まなくなり
白くカサついたかさぶたは
ほろほろ取れるようになった
毎朝顔を見るたびに、快方に向かっている
あんなにも恐れていたのに
自分でも驚くほど心が晴れやかなのだ

この経過を写真に撮ろう。
そう思ってカメラで自撮りをしているのだが
日に日に自分の表情も柔らかくなっていくのがわかる
初日は浮腫んでいる顔にがっかりしていた。

でも、今日は頬あたりはずいぶん良くなった
鏡で顔を確認してから写真を撮ってみるんだが…

毎日毎日快方へ向かっていると自分では思っているのに写真に撮ると鏡で確認しているときより
ひどいのだ。
日に日によくなっていると実感しているのに
並ぶ写真は毎日ほぼ変わらない
体感と現実が違ってびっくりしちゃう。

本当に脳というものは
自分の都合のいいようにしか認識しないのだなぁといやでも思い知らされた

しかし現実はどうであれ
自分の体感としては超絶良い感じ。
幼稚園のバス停のママ友さんたちとも
まっすぐ顔を向けて話せるくらいメンタルが上がってきている

わたしの今回の場合は
よくなっているように感じている→実際はあまり変化はなく結構ひどい、だけと
逆に、人から見れば全然大したことがないことでも
自分の中では，こんなにもひどい！！と思ってしまえばそう見えてしまうし、それが心にまで響いてくる

だから、現実はどうであれ、自分が感じること、体感がいかほどに自分のみる世界を作っているのかが、今回のことでよくわかった
頭で考えるより、どう感じたか、がストレートに影響してくるんだなぁ

脳は嘘をつく
自分に都合のいい嘘をつく
だから、
自分でいかようにもすきな世界を創れるのだ