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3歳のお誕生日、こころの解放〜


ここでは、起業を目指す専業主婦のリアルな想いを綴っていこうと思います




⁡2024.3.18  娘が3歳になりました


先日、息子と娘と3人で大きな公園にピクニックに行った
大きな複合遊具に目を輝かせ、走り出す2人



つい数ヶ月前までは
わたしは娘の後を追いかけ、階段の一段一段を見守り、落ちないかと下から一瞬足りとも目を離せなかった
長い滑り台はわたしと一緒。
娘もわたしもそれが安心だったから



だけど、その日はもうわたしのことなんて誘いもせず、滑り台めがけて一目散
いつもはすぐ見守りに行くのだけれど、
もう大丈夫、と感じて
わたしはピクニックの準備をして、下で待つことに。



息子について行くのかな?と思いきや、1人で1番上まで上がり、わたしを見つけ「かかー」と手を振り、余裕の表情で1人で滑り台を降りてきた

その時思ったんだ
あぁもう一区切りしたんだなぁーって。




3月生まれ。
3歳になるとほぼ同時に4月から幼稚園
生まれてから毎日毎日ずっと家で一緒に過ごしてきた。
まだ3歳。まだまだ手はかかるし、まだまだこれから育児の初期段階なんだけど、
肌身離さず、この手の中に24時間収めておく時期は終わった。
⁡何もかも一緒、
一心同体の時期は本当に3年で終わるんだ。





5歳の息子が生まれた時は
ただこの小さく、消えてしまうじゃないかと思う命を守ることに必死だった

でも娘がうまれたこの3年は娘の子育てももちろん一生懸命だったけど
『自分の人生』にもたくさん向き合ってきた
これからの人生でやりたいことが溢れてきた


周りが育休からの仕事復帰や起業で
仕事と育児を両立するのを見ていると
専業主婦で働きにも出ていない自分にモヤモヤすることが多くなった


今では多くのお母さんが
子どもを保育園に預け、働いている

わたしが子どもだった頃は幼稚園に通う友だちが多く、保育園上がりの友達はほとんどいなかった
わたし自身も幼稚園に通い、
母は幼稚園バスのお迎え時間に合わせてパートを終えていた。

自分がそんな環境で育ったが故
大人になってからも
幼稚園に通うことが当たり前だと思い込んでいた

しかし、就職してから育休をあ明け、1歳で子どもを預けて働きに来ているお母さんたちがたくさんいる、という現実を知った。


子どもを産み、育休を取り、子供が1歳のお誕生日を迎えた次の4月に職場に復帰する。

職場の先輩だけでなく、
わたしより先に子どもを産んだ同期、違う職種の友だちもそうやって仕事にどんどん復帰していった
わたしのスタンダードが保育園に預けて仕事復帰をする、に変わった

わたしも子どもを授かり、産み、育休を取った。
当然のように子どもが1歳の誕生日を迎えた次の4月に復帰するものだと思っていた。

しかし、復職を前に夫の転勤が決まり、退職となった
わたしの中でのシン・スタンダードから外れることになった

引っ越し、新しい土地での生活。
噂を聞けば、そこは保育園激戦区。
無職のわたしたち親子が入る隙などない
予測はしていたので、3歳まで自宅保育をし、幼稚園に入れよう。とすんなり心は決まった。


1人目が幼稚園入園まであと1年というところで、2人目を出産。ちょうど2学年差。
下の子が幼稚園入園するまで、あと3年は働きには出られない。
この時のわたしにとって自宅保育することは、働きに出なくていいというメリットになっていた。


しかし…
2人目の産後からある想いがふつふつと自分の中から湧いてきた。


1人目の産後から健康のこと、身体のことを尊敬すると人から学び、わたしもこの授かった身体の素晴らしさを沢山の人に伝えていきたい。
自分のやりたいことを仕事にしていきたい。
起業したい。という想い


人生の中でこんなにやりたいことが溢れてきたのは初めてだった
貯金を崩し、寝る間も惜しみひたすらに勉強した
学生時代、看護師時代、苦痛で仕方なかった勉強が、驚くほど楽しかった


もっと学びたい
早く人に伝えたい
仕事をしたい
もっともっと1人の時間が欲しい
そんな思いが募るようになってきた


去年コミュニティーで一緒に学んできた仲間が次々と起業し
自分のやりたい仕事をし始めた
中には子どもを保育園に預けることを決め
やりたいことを実現していく仲間もいた

あんなに働きたくなかったのに
仕事をしたくてたまらなくなった
自分の時間を確保し、仕事に打ち込む人が羨ましくて仕方なかった

でも…
わたしは子どもたちを保育園に預けられなかった

いや、必死に探せば預けられる園はあったと思う
預けられなかった、のは社会のシステムではなくて、わたし自身の『預けない』という決心だった


それなのに…この1年は子どもを『預けるか』『預けないか』問題について永遠に1人モヤついていた

預けない、と決めた自分は逃げているのではないか。
自分で仕事をしたいといいながら
本当のところでは怖くて逃げている
子どもを理由に逃げているのではないか。

活躍していく仲間の姿を見るたびに
そんなことばかり考えていた

自分は何もできてない。
全然稼ぐことができていない



でも…


3歳のお誕生日会で娘を見ていたら、あぁそうじゃないって思った


わたしには子どもたちと過ごした時間があった。
天気のいい日には公園に行ったり
美味しいものを食べに行ったり
オムツ外しにもとことん向き合った

時に、子どもがいながら
講座を受講したり、講座を開催していた
子どものお昼寝の間
夜寝かしつけが終わってから
そんな隙間時間をかき集めて資料を作った

幼稚園後に公園に遊びに行きたい
手作りおやつを作り、一緒に美味しいねっと食べたい
丁寧にごはんを作りたい

わたしが望んでいた暮らしが叶っていた


お金は稼いでこなかったけれど、
それ以上の価値ある暮らしがあった

そして,生まれてからの3年間を
1番近くで、見て、学び、実践した。
息子を産んでから初めての育児から
学びを通しての娘の育児
関わり方、捉え方が大きく違った
選ぶものが変わった

この時間がなればわたしは
暮らしを見直すことも、食を見直すことも
アトピーと向き合うことも、未来を想うことも
自分の人生と向き合うことも、


なかっただろう…



逃げとモヤついていたのは
人と比べていたからだ
自分はどうしたいか、がなく
周りと同じようにしなければ、とどこか焦ってあた
置いていかれてはいけない
その焦りが大切なものを見落としていたんだ


女性も働くことが普通となり
1歳から保育園に行くことが増えたからこそ
3歳まで一緒にいる、という貴重な経験

決して、毎日穏やかで、にこにこで
しあわせを噛み締めていたわけじゃない

でも、この手放さなかった時間でたくさんのことを経験することができた
仕事をしていたら手に入らなかったもの

そのことに気づいてやっと
たくさんモヤついて、葛藤して
落ち込んだり、納得したり
遠回りをしてきたけど
⁡やっと専業主婦として過ごした5年間は
とってもしあわせだったんだ、ということに。



4月からこの子育ての経験や学んできた身体のこと健康のことを
よりたくさんの人の育児に役立でたいと思いお話会や講座を開催していく予定です

 

こころの区切りがついた3歳のお誕生日
この1年のモヤついていた気持ちを解き放つことができました


わたしの暮らしはすでにあり
その全ての経験は必ず人の役に立っということ
知識と実践。どっちも大切にしてきたからこそ
この経験を活かしていこうと思います

もうモヤつきよ、さようなら〜!!!!








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