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アトピーは痒みとの闘い



アトピーになると周りは、見た目を気にする人が多いけど
ほんとに辛いところって痒みなのかとわたしは思う

痒い、痒いという叫びは
痒い本人も辛いけど、見ている周りも辛くなる
子どものアトピーを見守るお母さんなら余計にね。


痒みは副交感神経が優位な夜にどうしても強く出る
本人は痒くて眠れないし、
子どもがアトピーなら、その掻く音でお母さんも寝られない
細切れ睡眠。睡眠時不足。言わなくてもいいひと言が止められなくなる
薬に頼らない、という選択をすれば必ず通る道



掻かないで!
掻いたらよくならないよ!

ついつい出てしまうその言葉


掻きこわすと、せっかくできた肌が壊れてしまう
血が出たり、汁が出たり見た目もどんどん悪くなるもんね。
心配している
早く良くなってと願っているが故のその言葉


わかるの、心配からくる言葉ってわかってる
でも、本人にはどうにもならないの…
誰が悪いわけじゃないのに苦しいね。
〇〇が悪い,って決められた方が
気持ちをぶつける場所があって楽だよね

よくしようとしているのに、治癒に向かっているのはずなのに苦しくて仕方ないよね。



痒いし、掻きすぎたらヒリヒリして痛い
この繰り返し。
でも、この繰り返しでよくなっていく


繰り返しだから、出口のないトンネルのように思えて不安になるけど
この繰り返しで治っていくんだと今は思う



じゃあこの痒みとどう付き合っていくか


今のわたしは、顔はどんなにボロボロでも痒みはなくて、薬を使わない、乗り越えるそう決めれたけど
首や身体が痒くて痒くてたまらない。
痒いのは辛い。

見た目がボロボロでも夫も黙って見守ってくれてる
だけど、痒い、痒いと言うと
痒いなら薬塗ればいいやん。と言われそうで
その一言が怖くて大きな声では言えなかった

この薬をやめる,って決めてるのに
薬を塗ればいいやんって言葉は、結構ダメージを受ける
薬なしで頑張りたいっていう思いを理解してくれてないんだって、悲しくなる

『痒いの、辛いよね』のひと言があればどんなにいいのか,って思ってた
『痒いの可哀想』とはちょっと違うんだ
頑張ってるから可哀想なんかじゃないの
この微妙なニュアンスの違い。
些細な違いだけど、全然違う


先日痒すぎて、痒い〜って叫んだら
『痒いのってめっちゃ辛いよね』って夫が言ってくれたんだ。
あ、痒みの辛さわかってくれるっだって嬉しくなった。


痒いときの『痒いね〜』のたったひと言。
そのひと言で、状況が変わらないんだけど
理解してもらえたことが嬉しかった

子どもならなおさらだよね。
だいすきなお母さんが自分の気持ち、
わかってくれるんだもんね。嬉しいよね。






わたしの中で1番効果あるのはアイスノンで冷やすこと!
痒みが落ち着くので、冷やしてる
治癒するためには温めて血流をあげる方がいいんだけど、温めると痒みが増強するからね。
寝るために冷やしてる。寝ることさえできれば、寝ている間にアイスノンはどっか行くし笑


あとはさすってもらうってとっても気持ちがいい。
自分でじゃなくて、人にさすってもらえるって
格別な気持ちよさ
ついウトウトしてしまう

これは薬でもできないチカラだ
夜間さすり続けることは不可能なんだけどさ
病院でも自然療法の治療家さんでもできない
薬でもサプリでもできない癒しのチカラ
さするって家族だからできること
家族のチカラ、人の手のもつチカラだ
あったかいね。




見ている方も大変だけど、何かできるとするならば
痒いねーと寄り添い、さすってあげてほしい
どうせ眠れぬ夜を過ごすなら
少しでも癒しの時間になるといいなぁ












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