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脱ステ開始



こんにちは
あっという間に3月になりましたね🌷🌷
書いたいことがたくさんあるのに、追いつかないまま
2月が終わってしまいました…


そして今、わたしは新たな挑戦を始めました!
今日はそのことについて書いていこうとおもいます




前回、この記事を書いたのが2/24


もう無理だ…
今をこんな気持ちで過ごすくらいなら
今を笑顔で過ごすために薬を使ったっていいんじゃない?
脱ステに囚われ、大切な今をただ過ぎ去ってほしいと願う、消費の時間にしたくない、
そんな想いで薬を使った


症状が出るたびに、悩み、自分を責め、許し
たくさんの感情と向き合う
その時の自分の中でのBestを尽くす
前回の記事の時には、薬を使う自分さえもゆるそうと思えた。


そして薬を、1回塗れば、痒みが治り
2日も塗れば肌の荒れが治った
4日塗り、もう大丈夫!と思えたので、
多少赤みやカサつきは残っていたけど
不快だった痒みや荒れはなくなったので、薬を塗るのはやめました。


人の目が気にならない。
それだけで目の前が晴れ渡る。
今回『薬を塗ってしまった…』という気持ちはなく、『ありがとう』の気持ちいっぱいで薬を塗った


でもね、それからまた4日経つと
今度は両頬が赤くボコボコと荒れてきた。
たった4日で…

ステロイドはいつか効かなくなる。
それは分かっていたけど、たった4日というスパンで悪化する肌を見てポッと心の中で浮かんだ

『もう、これは自分で治すしかないんだ』って。


身体のことを学び
アトピーのこと、ステロイドのことを学んで
ステロイドでアトピーは治らないと
十分すぎるくらい知っていたけど
頭では分かっていたけど
どうしようもない痒みや辛さが出たとき薬を使ってしまう。
治らないと分かっているのに…症状を待つことができない、と逃げる自分を責める。

時には自分を守るために『薬を使うことは悪くない』と自分に言いきせてきた。


だけど,たった4日でぶり返すのをみたら…
あぁ違う。
わたしは逃げる自分を責め続けたいわけでも、
脱ステに囚われず、薬を使うこと許す自分を肯定したいのでもなく
本当は、本当は、もう自分で治したいんだ…



今までは湿疹が出るたびに
脱ステをしなければならない、と頭で考えていた
だけど今回は内側から『もうやめよ』と観念したような、覚悟が決まったような、そんな感覚で
頭じゃなくて、内側からきたものだったから力みも全くなかった。
うん、よし行こう。そんな感じ。


何かヒントを得られるかも?とピンときて申し込んでいたアトピーのお話会。
親子で脱ステをされたさなみさんにアドバイスをもらい脱保湿もしてみることに。


アトピーを持つ子どもを持つママ視点だけではなく、さなみさん自身もアトピーになり、向き合っていた。

子どものアトピーを見守るお母さんの気持ちは
いたたまれないと思う。
だけど自分自身がアトピーで、
症状が出ている時の家事育児もなかなかのものだ。
どっちが辛いという話ではなく
本当のところは当事者じゃないとわからない。
だから自身もアトピーを体験したさなみさんの話はグッとわたしの中に入ってきた


乾燥が激しく、化粧水を使っても全く水分を保てない。
普段使っているシンプルケアでは、この肌にはシンプルすぎるのかな?と思い
お世話になっているサロンで相談に乗ってもらい、化粧水を変えてみたり
敏感肌の友人が使っているラインナップも試した。

基礎化粧品を変更する、ということさえも
新しいものに変えて、悪化したらどうしよう
と恐怖が伴うが、
現状維持では良くならないのであれば
変更するしかない!と思い今回は変更したりしていた。


だけど,脱保湿!という視点では、
それさえも必要ないのか!とすべてをやめてみた
薬の代わりのクリームも油を含むため
塗れば洗わないといけなくなる。
なので、クリーム類もすべてやめた

お風呂でも顔は濡らさない
顔に何も塗らない


顔はみるみる乾燥していった
象の足のようにひび割れ、白くなりバリバリになった

だけど…


だけど、化粧水で必死に保湿していたときより
心地が良くなった。
化粧水をつけて、でも一瞬で乾き、ツッパリ、痒みが起きる恐怖が全くなくなった


見た目はとんでもなく酷くなって
前より明らかに悪化して見えるように思えるけど
わたしの心は晴れ渡っていた
あ、これがやりたかったことなんだ。
本当は脱ステをやりたかったんだ。
願いを叶えてもらっていると心が喜んでいるようにわたしは思える

そしてこの決断ができたのも、一度薬を使って、薬を使う自分を許したから。薬を使うことを許したからこそ、今、薬を使わない、ができているんだと思う



脱ステの何が怖かったのか。
それは、顔全体がぐちょぐちょになるのが怖かった。そんな姿になるのが怖かった
だけど、その怖い、と思っていた姿にになってみたらそんなに怖くなかった

こんな顔でも買い物に行き、娘と公園に行く


心の中では、どう思われるのか怖いけど
毎日顔を合わせる幼稚園バスのメンバーは
わたしがアトピーであることをもう知っているので何にも言わない。
さすがに担任の先生との懇談会では何が言われるかと思ったけど何も言われなかった

大人になるとみなそれぞれ何が抱えているから
もうそこはツッコマないのかな?
(逆にツッコまれなさすぎてそれはそれで違和感もあるけど…)

でも、もう人に何か言われたとしても
わたしはやるって決めたし
理解してくれる人はいる

いっぱい逃げて、悩んでを繰り返してきたけど、
やっとわたしの身体がやりたかったことをやらせてあげられてる

やりたいことをやるエネルギーは減ってしまい、できることは今はほんの少しだけど
今はめいいっぱいこの身体と付き合っていこうと思う
自分の身体に備わるチカラをしっかり感じようと思う


そして、どんな姿もここに残していこうと思う
それが今、わたしにできることだから。




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