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タラレバの反対語


ずっと気になっていた企画。

「思い出のマンガの一言」

皆さんの投稿記事を読んでいるだけで楽しくて楽しくて。そして本当に良い言葉で。

(私も何か出したいな~)と思っていたのですが、若かりし頃に購入した漫画は全部実家にあるため、今回は手元にある(最近の)数少ない漫画の中から。


東京タラレバ娘 

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吉高由里子さん主演でドラマ化もされていたのでご存知の方もいらっしゃると思うのですが・・・


「タラレバばかり言ってたらこんな歳になってしまった」そんなにイケていないはずじゃないのに気づいたらアラサ―になっていた倫子。6年後の東京オリンピックまでには結婚したいと思うけど…。

この漫画は「~たら」「~れば」ばかり言ってる3人の女性のお話なので、男性にはちょっとわかりにくい点があるかもしれません。

しかし、リアルなだけに響く。

誰もが「言ったこと」「思ったこと」のある

「ああだったら・・・」「こうなれれば・・・」「あの時こうしてれば・・・」

タラレバ、たられば、

うお~!!!

怖い怖い怖い!!!

タラレバ言っちゃう!!!


でもね、最終巻でついに「タラレバ」ばっかり言ってた主人公はあることに気づきます。

*これは最終巻(9巻)の裏の帯です。↓

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タラレバの反対語!!


恋愛でも仕事でも散々すったもんだあった主人公・倫子は気づくのです。

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タラレバの反対って分かる!?分かんないでしょ!?
「から」よ、「から」!!
それはつまり後悔じゃなくて感謝ってことよ

「タラレバ」の反対語は「だから」

~があったから、この人に出会えた

ついついタラレバ言いたくなる毎日ですが、それを反対語の「だから」に変えるだけで後悔が感謝になります。

これって日常のちょっとしたことに結構あてはまりまして。

失敗だと思うようなことも、それを後悔にするより感謝にした方が感じ方も変わるのです。

きっと「~たら」「~れば」でいくより「~から」の方が気持ち良い。


ちょっとベタなんですけどね、私はこの「タラレバ」の反対語「だから」が「思い出の言葉」というよりは(お~!!たしかに~)と思えた言葉です。


最後になりましたが、この「思い出のマンガの一言」を企画をしてくださった高岸亮介さんきいすさん、ありがとうございました。




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