応援する気になれない夢

夫はフリーランスの音楽家、妻は会社員で大黒柱です。

夫が職探しを始めると言いながら、なかなか進みません。音楽を諦めるのをためらっているようです。

そこで、私はどうして音楽をやりたいのか、音楽を続けて何がしたいのか聞いてみました。すると夫はオーケストラや吹奏楽の団員になりたいと答えました。「団員になって何がしたいの?」「ソロ活動はしたくないという意味?」と仕事のように少し詰めてみたのですが、なんと、ソロ活動は自分に向いていないから団員として音楽をやりたいという消極的な発想でした。

私は転職時に仕事を探すにあたって、「どういう社会を作り上げたいか」という大きな目標を立て、その中で自分は何ができるか?を考えるようにしています。面接でもそういうことを語るようにしています。なので、その夫の発言を聞いたときに、申し訳ないけれど応援をしたいとも思えませんでした。

野望がなく消極的な理由で選ぶなら音楽家でなくてもいいのではないか。強い音楽をやりたいという意思が感じられられない。仕事のない音楽家なんてたくさんいるんだから、どうせだったら野心の強い人を応援したい。

仕事も音楽も自分を応援してくれる「スポンサー」や「応援団」を味方にすることが大事だと思っているので、このスタンスじゃあ成功しないよな、と思いつつ、結婚したんだから私くらい味方になってあげないといけないのかなとも悩んだり・・・妻としてどう接するのが成功なんだろう。



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