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やっぱりオセッカイに生きていこうって決めました。

もともとオセッカイです。
子供のころからオセッカイです。

家族や親しい友達に、
「自分の世話もできてないくせに、人の世話とかしない!」
って、ごくごく当たり前のことを常に言われているワタシなのですが、
それでも、やっぱりオセッカイなのです。

で、先日もまたオセッカイをしました。
それを目撃していた娘から、年々、オセッカイが巧くなってるし、最近は、ワタシがするオセッカイは、されたいかもしれないとまで言われました。
え? ほんと?

もしかして、時代はオセッカイを求めているかもしれない!!

と思って記事にします。
ワタシのオセッカイを読んで、それくらいなら私もできるし、やってみようかなって思う方がいてくれたら、ぜひご一緒にオセッカイをしませんか?


スーパー銭湯のドライヤーを使うコーナーでのこと。

ひざに、1歳になるかならないかくらいの女の子を抱いた、若いママが髪を乾かしていました。
風呂上がりの女児はすっかり飽きちゃったみたいで、混雑したそのエリアで泣き出しちゃった。
ママの髪は、羨ましいほどの毛量で、乾かさずに出るには真冬すぎる。

隣りにいたワタシは、鏡越しに、
「あら、かわいい子がいるねぇ。あれれ?」
と、女児に声をかけてみた。
びっくりしたのか、うん、びっくりしたんだろうな。
女児はすっかり泣き止み、怖いもの見たさで鏡を覗き込み、変顔したワタシをおそるおそるみる。
つかみはオッケイ。

「あらら、かわいい子がいるなぁぁぁ💛」
子供は何度も同じことしたりいったりするのが好きだと思って、何度もいってみる。
笑わないけど、泣かなくなった。

若いママは、勘のイイ人で、ワタシにありがとうだったかすみませんだったかを言うと、そのスキにとばかり、本気で髪を乾かし始めた。

「あきちゃったもんねぇ。大人しかいないんだもんねぇ。眠いよねぇ」
適当に語りかけてみると、女児はますますワタシから目が離せなくなっていくw 釘付けってやつだ。

可愛すぎる。
「わかるよぉ。わかるけど。もうちょっと待っててぇ。ママがキレイキレイしてるからねぇ。いいこちゃんだねぇ。」

自分のバックからポーチを取り出して、
「あらららぁ、これなーんだ? あれれ?」
とか、もう適当なことだけ言い続けたw 
なんというか、あやしてるというより、だましてる。

めっちゃ本気で乾かしたママの仕事が終わると、その人はワタシに
「本当に助かりました。なにかお礼がしたいです、どうしたらいいですか?」と言ったのです。

びっくりした。

え? お礼? 

1歳くらいの赤ちゃんってことは、このママ、妊娠中も産後も、ずっとコロナだったんだろう。
誰かとリアル交流もあまりすることなく、育児は1人でやるみたいだったのかもしれない。

「それなら、これから先、困ってる人と会った時、ちょっと助けたりしてあげて。だってね、ワタシもそうやって子供を育ててきたから。たくさん助けてもらってきたんだもん。お互い様です!」

毛量のある髪が黒々と光り、ふろ上がりでキラキラ輝く肌をした若いママにそういうと、ワタシはそこを立ち去った。

うわあ。ええこといえたんちゃう? とっさのわりに。
なぜか関西弁。

そしたら、背後からムスメがやってきて
「ママ、いまのめっちゃいいオセッカイだった。まぢで。ほんと。」


オセッカイをして人に褒められること、ほぼないくらい、ワタシのオセッカイは余計なお世話になりがちだと自覚してた。
だけど、やっと、最近は「イイ感じのオセッカイ」ができるようになってきたらしいのだ。

レベルがあがってるようなのだ。
だから、思ったのだ。

ワタシはずっとオセッカイをし続ける!!


いやじっさい、ほんとに、ワタシだってたくさんたくさん誰かに助けられてきたのだ。
そんで、ありがとうございまーす💛だけで、一期一会なのだ。
おたがいさまなのだ。
誰かにほんの少し役に立ったかもしれないって思うことが、ワタシは好きなのだ、だからオセッカイをするのかもしれない。

偽善でも大きなお世話でも余計なお世話でもあるオセッカイを、
ワタシはずっとずっと、していこう。

いつも思ってたけど、このたび改めてしっかりきざんだのでした。
これ、起業した仕事のメニューにはないけどw
ライフワークとして、メニューに入れていこう。


現在、1月期がスタートしてます。
2月の申し込み、お待ちしております。


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