イム・シワンの、なにもしたくない

あ!イムシワンだ。

U-NEXTでみつけて、なーんの前情報もなく見始めました。

イムシワンは、なんであんなに秘境の湖のような清らかさを持ってるんでしょう?
アイドルだったのよね? そうよ、アイドルとしてのドキュメンタリー番組みたことあるし。。いや、アイドルらしくないというんじゃないの。アイドルの熱量とは違うエネルギーを放出した人だなー。と改めて思ったという話です。

その前に!!
U-NEXTは、なぜあんなに1話1話の区切り方が、雑なんだろう?
そりゃ契約の都合だとか、編集技能とか、大人の事情があるんでしょうけど、足りてないのは


視聴者の気持ちを想像するチカラ。
簡単にいうと、愛。

踏みにじらずにキチンと、作品大事にして下さい!


さて、このドラマ完走しました。
ちょっと事件を解いていく面があるとこは、最近の流行りな構成です。でもこの事件がどうかではないんです。

自分の現実に疲れた大人たちが、REBORNしたいと意志を持って行動する。すごいですよね。行動するんです。
全然簡単じゃない。 
地方出身者がソウル(首都)で仕事をみつけ、暮らしを整えるのは、東京もそうだけどとんでもないことだもの。踏ん張ったり無理したり、我慢しすぎてなんとかなるのだから。
その糸を、プチンと切ったヒロインが、
人間に本当に必要な強さを手に入れていくロールプレイングゲームみたいに、話が続きます。
イムシワンは、っていうと、
そのヒロインと少しづつ近くなり、自分のトラウマを解決しようと静かに努力をしている数学の天才。
静かに努力する。
この演技が出来る人、天才ですよね。
無駄なくらい努力してるシーンが、ドラマとして最も最適解だと思ってました。
でも!!!
イムシワンは、静かに努力する。
しかも美しい顔立ちのまま。ここ重要。
美しい顔立ちで!

起こる全ての中に、家族とはなんなのか?
なんの単位なんだ?
なにをするために?

みたいな根っこを考えさせられました。

あとね、ワタシの「十分だ」はなにか?
なんていうのも、考えました。
自分の人生考えさせるドラマを韓ドラ界隈では
「人生ドラマ」と言うようですが、
ほんとそれ。

ワタシ的人生ドラマの不思議。

洒落たシーン少なめ(笑)
魂からの本音炸裂
みんな本気で生きてる
ダメなやつ程、演技力圧倒的

そんなとこ。


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