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「すみません!妄想で猫飼って悪いですか?」


やす子…この話の主人公、想像力豊か
            妄想する事と絵を書くのが好き
            妄想癖のせいで過去に黒歴史あり

もけ汰…やす子の妄想での猫だが…
            マイペース…
             小さな穴に入るのが好き

後輩…イマドキ女子
        可愛い白い猫を飼っている
         おしゃべり好き        

第2話『後輩ちゃんが家に遊びに来た』

やすこ「どうぞいらっしゃい…」
後輩「お邪魔します」

部屋に入るなり声をあげる後輩

後輩「わぁー
 猫ちゃんのグッズいっぱいありますね」
「あっこれ!!!
 あたしが欲しかったキャットタワーだ!!」

いつになくキラキラ全開な後輩である

後輩「さて…先輩の猫ちゃんは…」

やすこ(M)キターぞここを乗り越えなくては

やすこ「あのね、
        うちの猫ちゃん本当に自由きままで…
        今何か外へ出ちゃったんだ」
       多分お腹空いたら
        帰ってくると思うけど…」

後輩「えっー!!そうなんですか」
        「先輩…自由人ですね…」
         「放し飼いって大丈夫なんですか??」

やすこ「うん、外じゃトイレしないから大丈夫。
       多分今日は、天気いいから日向ぼっこ
      してるんだと思うんだよね      
        後ちゃん鈴つけてるから大丈夫」


後輩「せっかく逢えると思ってたのに…
       残念です」

やすこ「あっ!!写真みる??」
         「もけ汰の!!」

後輩「見たいです!!」

嬉しいそうにする後輩ちゃん
やすこネットでゲットした猫の写メを
後輩にみせる

やすこ(M)良かった〜ちゃん写真用意してて

後輩「可愛い!!
      もけちゃんとても可愛いですね                    
      マンチカンですね。」

やすこ(M)へぇ〜マンチカンって猫の種類なんだ

後輩「あっこのもけちゃん可愛い」
   
やすこ「あっそれ!チュール食べてるやつ
          可愛いよね」
「普段は無愛想なんだけど、
チュール食べてる時は機嫌いいんだよね。」

やすこ(自分でもびっくりする程、次から次へと  
          妄想話が出てくる
         あたしの妄想力舐めるなよ!!)

後輩「どの写真も全部可愛いですね。
        あぁー実物見たかったな…」

やすこ(M)ごめんね(涙)いないのよ…
     もけ汰は実際はいないの…
     本当は猫なんて飼ってない

申し訳ない気持ちになるやすこ

後輩「あっもうこんな時間だ…」
「先輩今日はありがとうございました」
「今度はかわゆいもけちゃんに絶対!
   会わせて下さいよ!!」

アパートを立ち去る後輩
それを優しく見守るやすこ

ふぅ(やすこ溜息をつく)
やすこ(M)一時はどうなるか思ったけど…
               良かった…そして疲れた…
              でもとりあえず今日は
             無事乗り切ったけど
           次回はどうしよう…やっぱ猫探さないと

やすこ(M)その前にお金貯めないと!!

やすこ(M)私はもけ汰を買う為に
       ありとあらゆる事をした。
       リサイクルショップに読まない本を売り
        バイトもした。

やすこ(M)そして、もけ汰を迎える準備をした

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