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わたしの古民家暮らし

古民家に暮らして3年が経ちます。

それまでは、鉄筋コンクリート造の集合住宅に長らく住んでいました。

大正10年に建てられた木造の家に住んでみて、
家もいっしょに生きているんだなぁと日々感じています。


雨の降り始めに家にいると、屋根から雨の足音が伝わり
降ってきたことがすぐに分かります。

屋根に弾む雫で、雨の強さも感じられます。
そのうち雨漏りしてきたりなんかして笑。

湿度が上がってくると
家がおもーく感じます。
畳と土壁が湿気をよく吸ってくれています。

土壁

カラッと晴れると
洗濯物が乾くかのように
部屋の中の湿度が下がっていき、
家が軽くなっていきます。

縁側から差し込む陽の光で
太陽の高さが感じられます。

縁側に差し込む陽の光

木枠の窓は、ガタガタと風の強さを教えてくれます。
隙間風が揺らすカーテンも、風を知らせてくれます。

木枠の窓

こんな感じで
家にいても外の気候がよく分かります。

こんなふうに言葉にしてみると、
この家大丈夫か?って気がしてきました汗。

気密性のない、
断熱性のない
決して快適とは言えない古民家。

冬場の暖房使用量は、省エネに逆行してるし。

それでも
家も呼吸しているんだなと
いっしょに生きている感じがして
心の暖かさを感じます。(肌寒いけど笑。)

今まで感じたことのなかった感覚。

毎晩、おウチさんにも「おやすみ」と声をかけるのが習慣になりました。

そんな、古民家暮らしをしています。

わかな@和歌山

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