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「働くってあなたにとってどういう意味があると思う?」

仕事にどっぷりで
家に帰ればご飯の後ひとしきり休んで
走りに出かけて星空ダンス
そしてお風呂の後眠って
また起きて仕事・・・の繰り返しでは
少し前まで研ぎ澄まされていた感覚、
自分の内側にいる神様というのか、
宇宙というのか、
未来の自分というのか、、、、それらとのつながりが持てない。

静まり返った街の中、冷たい空気を吸いながら走るのは気持ちいいし、
星空ダンスも大好きな時間だけど

今はそれ以外の時間は忙しすぎて
アタマもカラダも疲れて果てている。

私はもっと
自然と一体になる時間を持ちたい
私はもっと
自分とつながる時間を持ちたい

私はもっと
ただただ空を見上げる時間を持ちたい

仕事は忙しくても面白いけれど
もう役割に追われて生きるのはやめたいのだ

私はただの私でありたい

奥さんをやめた
主婦をやめた
子どもたちも手を離れ、お母さんも「存在として」で良くなった。

でも職場では
「社員」であり
「責任者」である。
毎日毎日、タスクをこなし、
メールを送受信し、
販促を考え、
受講生の質問に答え、相談に乗り、
お金の管理をし、
館との交渉をし、
本部との連絡を取り、
案件ありの受講生について頭を巡らし、
新人の育成をし、
ミーティングの準備をし、
報告書を書き、
会議、研修に参加し、
上司とズームで相談し、
イベントを開催し、、、、、、

毎日毎日がそんな風で
朝日を浴びて出勤し、
館を出るころには日は暮れて晩御飯について考える。
私が窓もない館の中で仕事をしているうちに
暑くなったり寒くなったり雨が降ったりしてもわからない。
帰るころには真っ暗。
従業員入り口でカギを受け取ったのが9時で
またカギを返すときに記入する時間は19時半。
10時間という長い時間を
仕事に費やして
かなりのエネルギーをかけて誠心誠意働いている。

そのこと自体はキライではない。
てきぱきと仕事をこなし、
時にはミスをしたのが発覚し
チームの中でお互いに突っ込みあって笑う。
忙しすぎて笑ってしまうくらいだったり
電話に来訪に受講生の質問やカウンセリングに事務仕事。
もういくら何でも
いっぱいいっぱいなのに
受講生に声をかけられると
笑顔いっぱい対応して
授業がすべて終わってドアを閉めると同時に
「終わった~~~~」と腹の底からため息が出る。
そこから事務仕事が始まる。

案件だらけで集中して片付けたいのに
受講生に呼ばれまくって何もできずいっぱいいっぱいいになって
「もう嫌だ。吐きそうだ。早く終わってくれ!」と思うこともある。

本部から来る、数字の結果には
「そら、こんだけやってるんやから結果出るやろ」と思う。
会議や研修も多いが、
「ちゃんと考えてやってるから、いちいち会議でシェアとか無駄です」
と上司にかなり辛口の私である。

受講生はみんな満足そうだし
受講の成果を出して卒業していってくれる
資格を順調に取得し、就職が決まる人も多い。

「先生、ありがとう」
「通って本当に良かった」
そんな言葉と共に卒業していかれる人たち。

「一生通うからよろしくな」
と言ってくださるシニアの方々。

新人たちも成長していく。

楽しいのだけど、
私は青い空が見たい。
雨が降るのを窓越しに眺めていたい。
鳥が飛ぶのをカメラに収めたい。
まともな晩御飯を毎日食べたい。

(土井善晴さんの”一汁一菜でいいという提案”を読んで
忙しくても、みそ汁と漬物とご飯だけでもするようになって
ものすごく安心感に包まれる夕飯になっている🤗❤)

あと半年頑張れるだろうか。
命はいつ尽きるなんて誰にも分らないのに
あと半年も
大事な一日一日を
建物の中で必死で駆けずり回っていていいのか。


「働くって、あなたにとってどういう意味があると思う?」

今日のランチタイムに
息子くらいの新人君に質問してみた。

「え~~~、考えたことないですねえ!」

と言うのが彼の最初の答えだった。

「食べるため、ですかねえ」と。

働いている時間、人生の中でも一日の中でも
かなりの時間になるよね。
考えた方がいいよ。
大事なことだと思うから。
食べるため、稼ぐため、それだけじゃないと思うよ。

そんな話をした。

若い受講生の相談に乗るのも好きだ。
転職したいのに今の職場で心を痛めながら働いている女性。
「あなたの好きなことは何?やってみたいことは何?」と問う。
「本当はどうしたいの?」
「何でもよければ、何をしたいの?」と問う。

みんな、そんな質問をされたことがないようで考え込むけど
嬉しそうに考え始める。

そんな風に聞かれたことがないみたいだし
考えたこともないみたい。

そして、次のカウンセリング時に
「先生に聞かれてからいろいろ考えた。
私、転職してみようと思います。勇気出します」と話してくれたり。

私は、若い人が人生を自由に豊かに楽しめるように
おせっかいを焼くのが好きみたいだ。

娘たちからは
「迷える若者たちってたくさんいるから
お母さんはカウンセラーになればいいのに」と言われるけど
カウンセラーと言うほどでもなく
mimozaさんと話すと明るい気持ちになれる、と思ってもらえたら
それが嬉しい。

そんな思いも抱えながら
今日も必死で仕事を回す。

やりがいと、自分の時間(=命)をそれにあてがうことと。

本当はどこにいて何をしたいのかと、現実の毎日と。

私自身がその狭間にいるからこそ
ほかの人たちの気持ちもわかるのだろう。

あと半年は
そこに埋没しながらやり遂げて行こう。

でも、これからの夢に向けて
ワクワクと心躍らせることを忘れずに♬

残りの人生は
やってみたいと思いながら、やってこなかったことを
一つ一つこなしていくんだ。

やってみると、なんだ、こんなもんか、と思うこともある。
そういうことは、さっさとやって手放した方がいい。
こんなもんか、と思うことだと知らずに
やりたい、できない、と何十年も思い続けていたりするのは
本当に無駄にエネルギーを奪われているしストレスになっているのに
そんなことが人生において、
どれだけたくさんあることだろう。

やってみたいことは、とっととやってみる。
そしたら、本当にやりたいことが残っていくから。

あと半年も待てないのだけどなあ~と思うけど、
目の前のことに一瞬一瞬、
私は楽しみながら進みたい、そう意識していこう。
きっと、あっという間のことなんだ。

そして、やってみることリストを見ながら
その時の気分を先取りしてニヤニヤ🤗しながら
楽しんでいこう。

今日の頭の中のBGMは「彗星」

おざけんらしい曲。私の今の気分。いい曲だ~🤗❤

今ここにあるこの暮らしこそが宇宙だよと
今も僕は思うよ なんて奇跡なんだと

真実はだんだんと勝利する
ちょっと時間はかかってもね

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