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都月景【サモンナイトU:Xー理想郷の殉職者たちー】

U:Xシリーズ起承転結の"承"に来ましたー📘👏

🦹🦹悪役4人が出揃い😈🦹‍♀️
一体次は何をしでかすのか?!
というのが、この巻の醍醐味ですね✨

それまでの"起"は歴代勇者の視点から、
悪役が「こんにちは」をしていく物語
とでも言いましょうか🤔🌀

大筋の事ではありますが☝️💦

小説の雰囲気など知りたい方は、
微ネタバレなこちらの読書感想文を
ご覧下さい🙌

まあ、公開向けの読書感想文ではなく、
自分様に書いた読書感想文なので、

誰得でもないんですがね✍️笑


サモンナイト4プレイ感想

U:Xシリーズ4巻目にして、
SN4が表紙を飾ってます📘🌝

読み始めた当初は未プレイだったので、
2巻目で叔父さん達が出てきて
3巻目でメインキャラ達が出てきて
4巻目で表紙とは、焦りました😅

登場人物の背景を丁寧に書いてくれてますし
未プレイでも小説楽しめるかな〜?
なんて思っていましたが、

逆にちゃんとプレイしたくなって、

小説の楽しさも半減ではなく
ちゃんと浸かって楽しみたいと、
欲が出たのです👀✨

小説読むスピードは面白くて落とせないため、
SN4を早く買って、早く攻略しなきゃ、
と大急ぎでプレイしましたよね🎮😅

PSP版で購入し、初回は小説と同じ様に、
戦闘系ライ、守護竜ミルリーフにしました💓

プレイした感想は、
戦闘難易度の高さが圧倒的にスゴかった!
です😂←物語どこいった⁇

私のいつもの戦闘スタイルですと、
召喚師を召喚師のまま前衛に育て、
中距離、遠距離で後衛支援攻撃、
ユニットは序盤の手が足りない時のみ
という、召喚師中心パーティです🪄

しかし今回は主人公が召喚術に不得手どころが、
敵が召喚獣ばかりで召喚術に耐性のある戦士
ばかりでした🤖👹👻🐸

なんだか敵の数も圧倒的に多いし、
フリーバトルから無限回廊をしてる様で、
舐めてかかるとフルボッコの即死⚔️

一体一体バランスの良い敵が多く、
今までの自分が作ってきたパーティに
似ていたのです🧙😈🥷🔫

初めて序盤以外でもユニット召喚をして
数に対応する羽目になりました🎃

私は他のゲームでも
魔法系中心のパーティを作りがちなのですが、

今回は即攻略を目標にしていたため
自分が今まで対戦すると苦戦してきた、

騎士系の脳筋パーティに育て直しました
⚔️⚔️⚔️🏹

そのため初めて回復役も外して、
回復アイテムを揃えました🧪

そもそも攻略本で召喚獣の一覧を見た時に、
私が今まで便利で使用していた攻撃魔法が
殆どなくて、召喚術の使い勝手が悪いとは
思っていました🪄

SN4の物語にリンクした仕様になってる
のかな⁇と思えば、腑に落ちます⚔️💥

もっと丁寧に育てたかったけれど
小説を1日1時間読み進める中、
ゲームは1日3時間で毎日必ず2話進めて
猛スピードで攻略しました🎮✨

SN4の物語は今までのドロドロした
ダークファンタジーなSNと比べると
比較的平和な世界観で、

だからこそ悪役の中にSN4が居ないのも
頷けました🍀

カルマルートが無かったのは
案外醍醐味を失った感覚で、

でも主人公の戦う術や生き残る術を与えたのは
父と母だから物語上、カルマに該当しないのは
当たり前で、

初めて戦闘を通して物語を理解する感覚で
プレイしていました🎮🌝

ってここまでのプレイ感想文で、
1000文字使ってる😅

軌道修正して、
U:Xシリーズ"承"の理想の殉教者の
読書感想文スタートです🙌!

⚠️以下、ネタバレ注意⚠️

断章〜The Wish that is Stirred〜

ライとウィルの初めまして、
ミモザとギブソンによる事件整理、
メルギトスとネスティの雑談、

初っ端から読み応えある展開で
ドキドキ、ワクワク進みます📘🌝♪

そこに突然ミコトが
パッフェルを呼び出すのですが、

まさか序盤から涙ウルウル、ボロボロ、
この不意打ちなタイミングってズルいな〜🥺

「スカー…レ、ル…」
『元気そうね』
 【珊瑚の毒蛇】の異名をもつ、同じ組織の暗殺者として、かつて【茨の君】と呼ばれた彼女を陰日向に支えてくれた恩人。無下に突き放してばかりだったその優しさが、かけがえのないものであることにきづいたのは、献身の果てに取り返しのつかぬ手傷を負った彼が、自分の前から姿を消してしまってからだった。
 結局、死に目にさえ会えなかった。
「なんで、今更…?」
 あふれ出した涙はたちまち、彼女が新たな人生を歩むために意識して作り上げてきたなりたい自分を押し流し、その下にずっと隠してきた臆病で罪にまみれた本当の自分の姿を露にしてしまった。

都月景【サモンナイトU:Xー理想郷の殉職者たちー】
P32-P33より引用

パッフェルとスカーレルが
ようやく再会出来たのです😭💓

ゲームのSN3の番外編からずーっと
2人の再会の物語を切望していたので、
念願叶いました😭💓

そしてパッフェルはやはりスカーレルが絡むと、
ヘイゼルに戻っちゃうんですよね😭✨

情けない本来の姿に戻るって
弱さを見せても大丈夫な人にしか、
晒せないものですから😭✨

パッフェルからヘイゼルに戻っちゃう所に
スカーレルとの絆の深さを感じて、

読みながら目がうるうるに🥹💓

そして私の推しキャラNo3とNo4が
再会したので、もう一つ!

『我ながら、成り行き任せにも程があるとは思ったけどね』
 でもね、と毒蛇は満足げに微笑った。
『おかげでこうして、心残りのひとつだった貴女と再会することができたわ』
「………」
『ねえー貴女は今、幸せを感じてくれているかしら?』
 不安げな彼の問いかけに対して、手の甲でごしごしと目元を拭ってから、彼女はとびきりの笑顔を作って返事をする。
「幸せですよ…今こうやって、先立ってしまった貴方と再会できたことも含めて」
 ありがとうございます、とパッフェルは嗚咽混ざりに言った。
「たとえかりそめのものであっても、貴方やみんなにつないでもらったこの生命。最後の最後まで、私は大切に使っていこうって思っていますから」

都月景【サモンナイトU:Xー理想郷の殉職者たちー】
P34より引用

はい、号泣です😭💓

SN3番外編でのパッフェルの「幸せですよ…」
の声を脳内再生しながら、号泣です😭💓

でもこの後に嗚咽混じりで続けてるため、
あの時の穏やかな気持ちの台詞とは違い

スカーレルに会えなかった間の寂しさと
再会できた喜びとが混ざり合って、でも今度こそ
本当のお別れになる寂しさも込み上げて、

複雑な心境を抱えた中で伝えた言葉に
なるんですよね😭💓

声優さんの生命が吹き込まれると
どんなニュアンスになるのか、
気になります!!!✨

はるかなる理想郷〜Some Different Dreams〜

「はるかなる理想郷」という章タイトルにして、
ハヤトとモナティ、エルカ組との再会は
ほっこりしますね〜☺️🍀

それに対してアズリアとライの初めましては、
背筋が自然と伸びる緊張感があります😅

まぁ、初めましてですしね🙌

それより私はアズリアの上官っぷりが
毎度毎度、痺れるんですよね〜😆

私の上司にしたい人ランキング、
第2位ですね👩‍🏫✨

ちなみに第1位は、天海祐希です👩‍🏫💓

 アズリアにたしなめられて、不承不承、うなずいて謝罪するウィル。
 そんな彼の姿に、若き日の不器用な自分の姿をアズリアは重ねている。
(今はまだ納得できなくていい。受け入れる心のゆとりを忘れずにさえいてくれれば、な)
 軍規や法令を絶対として守ることは、帝国軍人として当然のことだ。
 けれど、それだけでは裁ききれず、守りきれぬものがある。
(私は、それをあいつに教わったーひとつの絶対的な正義では、多様な個々の正義を抑えつけることなどできない。真っ直ぐであろうとするほどにぶつかって、逆に歪みを生み出してしまうのだということを)
 むしろ、それら全ての切っ先を包み込んで、受け入れることのできる強さ。
 背反や矛盾すらも丸ごと認め、絶対不変の唯一無二ではなく、その場その場で常に最適の解を探し続けていくということ。
(それがお前の選んだひとつの答えだったな、レックスよ…)

都月景【サモンナイトU:Xー理想郷の殉職者たちー】
P43-P44より引用

指示は的確だし、部下をちゃんと見てるし、
部下の成長を焦らずに見守れるし、
切磋琢磨し自分自身もアップデートするし、
優しいだけじゃなく情け容赦ない一面は
とてつもなくカッコいい✨

サモンナイトでは
騎士と帝国軍人という明確に違う組織があって、
同じ脳筋属性でもキャラクター性が
ちゃんと別れてるんですよね⚔️

騎士達は、主人に仕え守る事を矜持に戦い、
帝国軍人は、国家を守護する者として戦い、

情に厚い騎士と、理性的な帝国軍人、

その中でもアティやレックスは
元帝国軍人なのに騎士っぽい感じのある、
ある意味異色なキャラクターですね🤔⚔️

これは、読書感想文を書いて湧いた
新たな発見ですね😄💡

新たなる息吹〜Verdegrion〜

この章の見所は何と言っても、
新たな一歩を踏み出したイスラです📘✨

挿絵にもなってるし、
サブタイトルにもなってるし🌱✨

初登場時から逃避ばかりだったイスラでしたが、
本来の素直で優しい勇気を持って葛藤を振り払い
守るための新たな力を
手にする事を選択したのです🗡️✨

適格者として決断した場面は、
カッコ良かったです😄!

試される意志〜Excessive Malice with Calculated Crime〜

サブタイトルが長くて、
何やら意味深ですよね🤔

Google翻訳をしてみた所、
〜計算された犯罪による過剰な悪意〜
と出て来ました✍️💡

まさに!この章では、
奸計と虚言の悪魔王メルギトスが
【異端召喚師審問会】の【懲罰部隊】として
宿場町トレイユに現れたのです😈

しかも最初はメルギトスという正体を明かさず
柔和な笑みを浮かべつつも不遜な態度で
交渉を続け、相手がどんどん強気になった所で、
ようやく正式な肩書きと名前を名乗るという…

 無形の爆弾が炸裂したかのごとき衝撃を受けて、対峙する二人は言葉を失った。

都月景【サモンナイトU:Xー理想郷の殉職者たちー】
P104より引用

太刀打ち出来ない未知の存在を確認した、
急激に張り詰めた緊張感が高まる心中を
よく表現した一文です✍️✨

その気になれば命を容易く奪えるメルギトスは
人間の豊潤な負の感情を堪能するためだけに、

こんな言葉を交わす手の込んだ嫌がらせ、
いや、〜計算された犯罪による過剰な悪意〜を

撒き散らしに、悪魔らしい悪魔ムーブを
して行きました😈

幕間〜Redemptive Love〜

クラレットがようやく、
キールの救出に成功します🥹💓

亡魂となった死霊の女王の手助けもありながら、
ようやくキールが復活です😭💓

キールが自分を救出してくれた姉に、
感謝の言葉を述べます🥲💓

それでも罪悪感が拭えないクラレットですが、
キールはクラレットの勇気を讃えるのです✨

 慰めとしてではなく、本心からキールはそう口にした。
「父上の理想に凝り固められた世界から、貴女は自発的に飛び出してくれた。疑問に思ったことを放棄せず、迷いながらも正しいと思う道を選んでここに来てくれた」
 それがどれほど勇気がいることなのか、彼はよく知っている。
 かつての自分が親友に手を引かれて歩んできた道筋を、彼女はたったひとりで歩いてきたのだ。それだけで賞賛に値するといえよう。
「ひとりじゃないわ…ううん、ひとりじゃなかったことにようやく気づけたの」
 傍のテーブルでうたた寝しているナツミを見つめて、クラレットは言った。
 一方通行でしかないと思っていた関係性は、しっかりと互いに影響を与え合っていた。

都月景【サモンナイトU:Xー理想郷の殉職者たちー】
P135-P136より引用

これこそ、〜救いの愛〜ですね📘✍️💓

立ち向かう殉難者たち〜Face to Face with Sinister〜

シャマリによって改良された【召喚兵器】、
【奈落の血刃】を装備したトリス、
ミントを盾に立ちはだかるメルギトス、

相対するのは、醜悪な敵との戦闘経験のない
サモンナイト4の面々💥
(ユエル、クノンは除く)

【浮遊城事件】では
肉体的に強い相手と対峙してたため、

他のシリーズの様な醜悪な敵が居なくて
U:Xにて〜邪悪との対面〜を果たすのです📘🌝

経験者達ですら嫌気がさす相手に、
初見のSN4組には相性の悪い困難な相手と
見受けられます⚔️💥

彼方より、再び〜Re:calling of Stigmatized Guys〜

SN4組の各地点での戦況が好転、暗転する、
読者にとって嬉しいくらい場面展開されてる
章です⚔️✨

読み応えがあり過ぎて、
次々と進んで行きます📘👀

そしてメルギトスの動きも順調に進行しますが、
流石にギアンの登場で足踏みしました👣

「ははあ、貴方が噂の【堕竜】さんですか」
 生じた時から衝動のままに荒れくるい、己が魂の朽ちる瞬間まで無差別破壊を繰り広げるという伝説の凶獣。だが、こうして実際に目にしたギアンの姿にレイムは失望していた。
「なけなしの理性にみっともなくしがみついていちゃあダメじゃないですか」
 そんな情けない有様では、断じて堕ちたとは認められない。
 かつての自分がそうであったように、全てをかなぐり捨て、ひたすらに情念を爆発させた結果、以前の姿とは全く正反対の性質を獲得するまでに至るようでなくては。
「精神の有り様がそのまま発露した姿こそが真実なのですよ。貴方のそれはまがいものです。【堕竜】の名にはふさわしくない」

都月景【サモンナイトU:Xー理想郷の殉職者たちー】
P192-P193より引用

さすが精神も司る霊界の悪魔王です😈

真に至る言い分には、感服です👏✨

しかしここで師範なるコーラルが登場🐲

メルギトスの言い分に真っ向から、
言い返します👀!

教え導く人って本当にスゴイ✨

心強すぎる味方で、羨ましいです💓

二人の制錬者〜Resurrection × Remembrance〜

(理不尽ですわ…推理小説の真犯人が目次に書いてあるくらい理不尽ですわ…)

都月景【サモンナイトU:Xー理想郷の殉職者たちー】
P197より引用

章の冒頭です📘✍️

リビエルの当惑ぶりが想像に難なくて😂

しかも初対面の人間に吐く遠慮のない物言いが
懐かしく感じられて、爆笑😂

ここまで緊張感のある場面が続いてましたが、
リビエルには悪いけれど急にギャグの様な場面に
切り替わって、肩の力が抜けました😂

しかしこの間の抜けた平穏なやり取りは、
この後ライに明かされる悲劇に対しての
フラグなのでした🥲

転章〜Legend to Collapse〜

2ページに渡り、4人のセリフが
載ってるだけです✍️

でも小説をちゃんと読んでいれば、
すぐに気がつきます🌝

サブタイトルは〜伝説の崩壊〜です📘⚡️

起承転結の"承"、
ものすごく急発進でした🙌!

オルドレイクとメルギトスは
芳しくない戦況に陥りましたが、

まだまだ序の口🦹😈

本懐に辿り着いていないのでしょう、
引き際が宜しいのでまだ様子見段階です✋

シャマードはどんどん加速して
掻き回す、掻き回す、引き際なんて用意せず、
どんどん突っ込んで行きます🦹‍♀️

親玉が登場してようやく落ち着く始末です🦹

"転"にあたる次巻は…
ヤバい展開しか匂ってきません📘!!!

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