夜の金木犀【詩のようなつぶやき】
夜の散歩にでかけた
今夜の空気は金木犀
金木犀がどこにあるか
探して歩こう
公園だから
まるく刈りこまれている金木犀の木
ここに一本
あそこにも一本
この先にも一本
たぶん平均50mに一本
みんなで協力して公園中を
金オレンジ色の匂いに包んでいる
夜のあいだもずっと、包んでいる
もしかしたら昼よりも濃く、包んでいる
空をみても見えない天の川のように
匂いが流れている
その流れの中に入ろう
理由がなくても幸せになれる
悲しくても一呼吸分、幸せになれる
*木の下を見たけれど花は散ってませんでした(チッ)
*スタエフで朗読というか、つぶやきました
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