────これは他の人の使っている表現だけれど『旧チャンネルの崩壊』というのは、本当に起こるのか？

はい。かなり短期間でそうなります。
あなたの用語に照らせば、唯物論世界は旧チャンネルですね。
①時間は過去から未来へ流れる
(未来から過去への流れは認めない)
②したがって、過去は現在に対して多大な権力を有しており、一方未来は白紙のはずだ。
白紙ではなかった未来が、とつぜん牙を剥いたら、旧チャンネルは終わります。

─────白紙ではなかった未来とは？

ご存知のとおり、数年後には現在とはまったく違った世界になっています。
それは過去→現在の延長線上には存在せず、そのような未来がこの世を埋め尽くすのなら、過去→現在の流れは(未来という)壁にぶち当たって崩壊します。
分かりやすい例として、過去から現在までは米ドルを大量保有していれば、その人はお金持ちということになりましたが、ご存知のとおり、米ドルが崩壊すれば、その人はお金持ちではなくなります。
あなたはお金はお嫌いでしたね。
お金以外でもすべてに当てはまります。
過去→現在の流れがとつぜん断ち切られたら、過去→現在において保持していた属性もすべて断ち切られます(無効になります)。

─────未来はすでに決まっているから、過去→現在の流れはもはや関係ないと。

あなたにとってはそうでしょうが、他の人にはそうではありません。やってくる未来とうまく『地続きで接続できる』ようにしないと、終わりゆく旧世界(旧チャンネル)とともにその人自身も消滅してしまいます。

──────それの何が問題なのか？

あなたにとっては問題はないでしょうね。あなたは死の恐怖を持たず、存在を保持することにも興味はありませんから。
でもあなた以外のひとにとっては、
存在を存続させることには価値があり(意味があり)、
分かりやすく言えば、世界が崩壊しようとも、自分は生き残りたいのです。
そうして、
あなたは嫌がるかもしれませんが、
そのような望みも尊重される必要があります。
また、あなたが想定している以上に、そのような願い(というより衝動)には価値があり、彼らは単に死の恐怖に脅されて生きているわけではない、ということです。
あなたにとっては
旧世界(旧チャンネル)の崩壊は全面的に良い事であり、そのさいに新世界への移行に成功するかは、あなた自身はまったく気にかけていません。単純に、悪しき世界よ消えよ、と。
別の角度から説明すると、
あなたは自分自身が存続できるかをあまりにも気にしなさすぎていて、
ほかの人たちがどのような立場にいるのかを、まったく分かっていません。

─────べつに知りたくない。

そうでしょうね。でも、これは知っておく必要があります。
大部分の、この世のほとんどすべての人は、自分という存在が維持されることを望んでおり、繰り返しになりますが、たとえ世界が消滅しても自分は生き残りたいのです。
そのような“衝動”の持ち主たちを無数に配置することによって、世界自身も存続できるようになっており、
ようするに、
人々の生存衝動は
世界自身による公式設定です。

────それって世界自身が消えたくないから、内在する人々を利用しているような？？

そのとおりです。
世界が存続する、などとひとことで言っていますが、
空間、タテヨコ高さは
『変わることのない』基本設定で、
時間、過去から現在への流れが、
変化をもたらすことのできる唯一の因子であり、
すなわち、
世界が存続している、とは、
過去から現在への時間の流れが、
いまも継続している、という意味。
このような設定じたいが、
おそろしくいびつであることは、
あなたには理解できますね？

──────はい。もちろん。

こんないびつな世界は永遠には持続できませんから、まもなく崩壊することになっています。単純に表現すれば、有効期限切れかもしれません。
そのとき、
『この世界を存続させるために』
この世に配置されていたたくさんの人々は、言ってみれば功労者ですから、新しい世界に招待される資格があります。
あなたには理解し難い事柄かもしれませんが、
旧世界(旧チャンネル)は、
とにかく存続することに価値を置いていたので、そこに配置されていた人々にとってのもっとも価値のある貢献とは、常に生き残りたいと願い、そのとおりに行動することだったのです。
結果的に生き残れるかどうかは問題ではなく、とにかく『生き残りたい！』という強い衝動を常に発していること。
大空襲のさなか、逃げ惑う民衆たち。
あなたがもしそこにいたら、まったく動こうとせずに、そのまま死にますね？
どのみち生き残る余地は無いなら、死すべき運命をあなたはすぐに受け入れてしまうでしょう。
そんなあなたから見れば、逃げ惑う民衆はとても愚かで、たしかに無駄な動きをしたが故に死ぬことになってしまった者もいることでしょう。
でもね、
本当の本当は、
『死の瞬間まで』
とにかく『生き延びたい！！！』という衝動を保持すること
(→つまりこれは波動であり引き寄せの法則が反応する対象物です)
そのものが、
彼らの“仕事”であり、
彼らの存在意義であり、
言ってみれば生まれてきた意味とも呼べますね。
そんなふうに、
『とにかく、何がなんでも生き延びたい！！！』
という強い衝動を持つ人間たちを無数に配置することによって、
『この世という存在は維持されてきた』
のです。

─────あー！じゃあ自殺が罪であるというのも！

そういうことです。
彼らは『生きたいという衝動を放つ』ことを目的としてこの世に生まれてきたのだから、どのような境遇に置かれようとも、とにかく生き延びることが使命です。客観的に見て生存確率が上がるように振る舞う生存戦略、とかの話ではありません。とにかく『生き延びたいという衝動を常に放つ』ことが彼らの使命だったのです。
あなたからすれば、
客観的に見て生存確率が上がるように振る舞う生存戦略、とやらについて考えると、人はかならず死ぬから生存戦略になど意味はない、ということになってしまいますが、
そんな理性的な話ではなくて、
とにかく『生きたいという衝動を放つ』ことそのものが、彼らの使命であり彼らの存在する意味だったのです。
分かりますか？？

─────なるほどね。でも、そこまでして『世界に貢献』したところで、それによって起こる現象は
『時間は過去から現在へと流れる』
という、その世界観が維持されること、
だけなのでは？？

基本的にはそのとおりです。
が、あなたには知る余地のない事情があり、そのような世界を存在させる必要がどうしてもあったのです。
あなたにとっては非常に馬鹿げた世界でしょうし、あなたの立場からすればそれは当然の見方です。
しかし旧世界(旧チャンネル)は、必要性に迫られて出現したものであり、その存続に協力した者たちは全員、報われることになっています。
象徴的にいえば、
『良い事をした人は天国へ』
という審判が当てはまる場面ですね。
『生きたいという強い衝動を存分に放っていた人は天国へ』───────。

─────そうですか！ご自由にどうぞ

笑。
この世界の秘密を打ち明けられたのに、
そこまで興味無さそうにするんですね？

────わたしとしては、この世の人々をどうにかして理解しようとするステージはすでに終わっていて。ようするに地球の人々をすでに見限った後なのです。
『とにかく生き延びたい！！！』
という衝動以外なにも持たないのなら
ゴキブリと変わらないのでは？？

そんなゴキブリたちが、
これから“人間へと”
アセンションしますよ？？

─────笑笑笑。

──────ん！じゃあ、今までゾンビかロボットのようだった、生きながら死んでいるような人々が、これから急に
『人間らしく生きる』
ようになるってことだね？？

そうです！そうです！
あなたがご自身のご父母を忌み嫌うのも
(あなたの基準では)
彼らは人間ではなくゾンビかロボットのようで気持ち悪いからでしょう？
それが今後は逆転して、
みんな人間ぽくなりますよ？？

─────あーそーですか。
そうだとしても旧チャンネルにおける両親とは二度と会いたくはないね！

それで構わないですよ。
問題なのはそこではなくて、
旧チャンネルの功労者たちは、
新世界へと移行する権利を持っているのに、旧世界と新世界とのあいだに、
『巨大な断絶がある』
ということです。

─────でしょうね。わたしは旧世界のことをついに何一つ理解できませんでした。

はい。あなたは未来からやってきたのであり、新世界へと人々を吸引するのが仕事ですから、旧世界に興味が持てないのは当然です。

─────そうなの？？

旧世界と新世界の
もっとも分かりやすい違いは、
旧世界は
『時間は過去から現在へと流れる』
(そして未来は白紙である)
のに対して、
新世界では
『すでに出来上がっている未来が、こちらにおいでと強く引っ張る』
『未来へと吸い寄せられるそのプロセスが時間として測定される』
ことになります。
もっともっと単純化して言えば、
現在を規定しているものは
過去ではなくなり、
未来となります。
言い換えれば、
旧世界では『未来は白紙』だったのが
新世界では『過去は白紙』。
次々と新しい未来へと吸い寄せられるプロセスこそが人生、ということになるので、誰も過去には興味を持ちません。
そんなわけで、あなたも過去から解放されます。自殺などしなくても過去は勝手に消滅します。よかったですね！！！

─────じゃあつまりわたしは、旧世界の消滅を黙って見届けるだけで良い、ということだね？
未来=新世界はすでに存在していて、それはそれは強い吸引力で、わたしを吸い込んでくれるのだから！

そのとおりです。
あなたにやるべきことなど何も無い。
ただしそれは行動の次元から見るから、
そのような見え方になるのです。
存在の次元で見るのなら、
ただ存在していることそのものに価値があり、言い換えれば、この世から存在そのものが消えてしまうのは困るのです。
なので自殺だけは絶対にやめてください。
自殺すれば、
あなた自身はまちがいなく救われるでしょうが、他の人々が困ります。

─────え？自殺で救われるだって？？

あなた自身にとってはそうです。
まとわりつく他者をすべて排除すれば
あなたにとっては何の困難もない世界に即座に移行することになります。

────わたしは他者にまとわりつかれているのか？？

自覚しているでしょう？？
この世という苦難のすべては、
あなたにとってはそのように体験されるはずです。
言い換えれば、この世における人生攻略の要諦は、あなたの場合は、まとわりつく他者を排除すること、他人の影響を受けずに思考し感情すること、だと言えます。
逆に言えば、あなたが望まなくても、あなたは他人を引きつけるし、それはその人達にとってはとても価値があることなのです。

─────なんだか、音楽(歌)で食っていくことが現実的になってきたな！

そうです！そうです！
ただし、旧世界での人生攻略に本気になるヒマもなく、この世界(旧世界)はまもなく終わってしまいます。
といって、何年何月何日に終わるのかはっきりしない以上は、この世が存続する前提で、人生攻略に取り組むのも悪くはないでしょう。とにかく自殺だけはやめめてください。

─────でも他人にまとわりつかれると苦しくなるよね？？

そこに工夫の余地があります。
トークには応じない、私生活は明かさない、あたし(ミミィ)を好きなら歌声だけ聴いてろ！なんて、私達(チャネ元)から見ても、まさに惚れ惚れするような人生戦略ですよ？？

─────そっか。歌で生きてゆくのは可能なのだね！自殺だけはやめてほしいというのも変な話だが？？

旧世界にいたほとんどすべての人々は、この世界に貢献した功労者であるので、
基本的には新世界に招待される権利を持っています。この世でよくがんばったから、天国に行ってよい、というわけですね。
ですが、
旧世界と新世界のあいだには、
大きな断絶があり、
つまり旧世界を全力で生き抜いてきた人ほど、新世界への移行方法は自分では分かりません。
そんなわけで
『新世界をすでに体現している存在』が
『旧世界のなかに配置されている』という形で、移行を支援しています。
旧世界しか知らない功労者たちは、
新世界を体現している“あなたを通じて”新世界、すなわち天国へと招待される=召されるのです。
わかりますか？？

────それが自殺しないでほしい理由なのね？

そうです。
あなたにとって自殺とは、
この世と縁を切ることですが、
反対側からみれば、
この世におけるあなたという存在の消滅です。
それでは、
あなたを通じて“天国へと召される”
(新世界へと招待される)
はずだった人々は、
往き場が無くなり、
浮遊霊になってしまいます(笑)

─────そうなの？あたしがそんな可笑しな(重大な)役割を担うなんて、どうかしてると思うけど？

それは、旧世界でのあなたの評価を、あなた自身と結びつけているからです。あなたは偉大な存在です。

─────うるさい黙れ💢💢

笑笑笑。
だいじょうぶですよ。
時間の経過とともに、分かってきますから。旧世界の崩壊が進むと共に、旧世界の価値観も消えてゆきますから。新世界をそのまま具現化しているあなたは、まさに神のような存在として、人々に体験されます。

──────そうなのか？そうなのかもしれない。たしかに、死の恐怖をはじめから持っていないとか、だから学歴もキャリアもお金もまったく要らないとか、そんなこと平気で抜かせるあたしは、たしかにどこか神がかっているかも？？？

そのときが来ればわかります。
そんな未来をあれこれ想像してみても良い(きっとそれは愉しいことのはずだ)し、
興味が湧かないのなら、
そのまま無関心でいてください。
きょうはここまでにしましょう！

────そうだね！じゃあ最後に質問！あたしをこの世に存在させているのは？？

まぎれもなく私達です。
ごきげんよう✨✨✨

〈おしまい〉

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※このシリーズに関してだけは、誤字脱字誤変換の修正以外に編集はせず、ナマの対談をそのまま投稿しています。
※旧世界の人々のほとんどは、世界への貢献者であり功労者であるゆえに、新世界には無条件で招待される、という話はきょう初めて知りました。

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