pHが土壌微生物に及ぼす影響(p6)

pHは土壌微生物にも影響を与える。

一般にpHが低い(酸性)と糸状菌
pHが高い(アルカリ性)と放線菌
が多く発生する。

アブラナ科の根こぶ病(原生生物)はpHが低いと発病が顕著になる。→pHは7 ,2〜7,4くらいで管理が多い

じゃがいもそうか病(放線菌)はpHが高いと多発傾向がある→pH5,0くらいで管理が多い

さつまいも立枯病(放線菌)はpH6,0以上で多発する傾向がある。→pH5,0〜6,0くらいの管理が良い。なお、pH7以上だとデンプン含量が低下する。

ふっ、そんなにうまく調整できんがな。今年の紅はるかが中が白くて水っぽいのがいくつかあったのはこのせいか?紅あずまは問題なかったが…

土壌生物には
糸状菌、
細菌、
放線菌、
原生生物、
藻類、
センチュウ類
がある。

体重では糸状菌が最も多く、
数では細菌が多い。

畑は水分が少ないので、
藻類、原生生物が少く
糸状菌と細菌が大部分を占める

水田では
酸素を多く必要とする糸状菌は少なく、
細菌が大部分である。

いや、肉眼では見えんて。


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