ボックスの中のお仕事

以前、北の大地に住む人々の暮らしをテレビでみたことがある。鳥が来るのを待って、捉え、その場で保存に適した処理をして、食料保存に備える。それを親が子供に教えていた。防寒着は捕らえた動物の皮から作る。生きること、生活することはそんな技術を得ることだった。

今、お金を得ることが食料や着るものを得ること。だから、お金は大切で、お金を稼ぐことは生きること。生きるための技術が食べるために食べ物を作るといったように直接的ではない仕事は、何だか辛いときがある。わけがわからなくなるときがある。サラリーパーソンの一部の人が辛いと感じるのはこういうところかもしれない。



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