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「スマートシティ加賀」         人×人 × 時間 ×最初の1歩 × デジタル

こんにちは。Minaです。

LoGoフォームが気になって9月に加賀市に行ってみたら、コンピュータークラブハウス加賀KAGAものづくりラボもあって、新しいものを取り入れて、もっと作りつづける環境があることを知りました。加賀市はどんどん新しい取り組みを進めてられています。どうして進んでいけるのか。10月も11月も行ってみた今、少し考えてみました。

9月に加賀市に行って帰ってきてから、加賀市にはつくり続ける環境があるから、きっかけになれたらいいなと思ってワークショップを開いてみることにしました。COVID-19のことで1つの場所に人が集まれないし、加賀市はとても広いので、自動車で来れなくても参加してもらえるように、加賀市の中をオンラインでつないでみようと思いました。

コンピュータークラブハウス加賀さんが発信場所として貸してくださると言ってくださって、KAGAものづくりラボさんも協力をしてくだると言ってくださいました。加賀市には地区会館が21個もあるので、つなげたらCOVID-19にも対応できるし、自動車で送ってもらえなくても歩いて行けるところで参加してもらえるかもしれないと思いました。地区会館をオンラインでつなげるか確認をしてみるために10月にもう一度行ってみました。

市役所に行って聞いてみると、動橋地区会館だったら、場所も目的に合っているし館長さんも、もともと小学校の校長先生で通信もわかるからいいのではないかと教えてくださいました。館長さんはその日はZOOMの勉強会に行かれていて、動橋地区会館で帰ってこられるのを待ちました。まだ、地区会館でZOOMを使ってつながってみたことはなかったそうですが、できる方法を一緒に考えてくださいました。これまでにやったことがないことでも、一緒に考えてくださいます。

それから、コンピュータークラブハウス加賀とKAGAものづくりラボでも、黒崎Baseさんと、おんせん図書館みかんさんと、片山津わくわく工作部さんを紹介してくださいました。何かをやってみようと思った時、周りの方が話を聞いてくれて、どうやったらできるかを考えてくれたり、とても優しいです。それはエストニアと似ているなと思いました。

11月のイベントの前の日は、若宮さんが講演をされ、シニア向けのスマホ教室を開かれるというイベントがありました。私も講演会に申し込んで聞きに行ってみました。スマホ教室は、私はスマホを普段から使っているのと、加賀市の方に席を開けておいた方がいいと思って、申し込みはしませんでした。でも、見学をしてもいいよと言ってくださったので見学をさせて頂きました。COVID-19のことで人数は限定だったのですが、それでもたくさんの方が試されています。

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みなさん、休憩時間も忘れてどんどん触ってみられていたそうです。それから、ほとんどの方が次回参加したいとおっしゃっていたそうです。市民の方も、やってみようと行動される方が多いみたいです。それに、イノベーション推進課の方も「直接、声が聞けてとても嬉しかった。」とおっしゃっているのがとてもいいなと思いました。

見学の後、加賀市のイノベーション推進課の方からお話をきく勉強会も、「聞いていてもいいよ」と言ってくださったので、一緒に聞かせて頂きました。

人口65,662人、面積306㎢、新幹線の駅ができること、でも工事で大変なところもあって予定よりお時間がかかることがわかったこと。厳しい時期があって、人口の減少、観光客の減少が課題になっていること。製造業の生産性の低さも課題となっていること。2014年に「消滅可能性都市」の一つに指摘されたこと。

でも、そこからすぐに第4次産業革命に視野を広げて行動してきたこと。2016年には「第1回地方版IOT推進ラボ」に選定されて、「実証フィールドとして産業が集積した活力のあるまち」を目指し始めたそうです。企業との連携も2018年3月に株式会社スマートバリューさんと日本で初めて「ブロックチェーン都市宣言」をされて、2年後の2020年3月には15件の宣言をされています。2018年4月には産業をつくるのと教育のために5Gの商用基地局も設置されたそうです。

2015年からアメリカ発祥の加賀ロボレーブ国際大会を開かれ、2016年にはプログラミング教育も始められています。私は1年生の時に、義足とか義手に興味があってプログラミング教室に通い始めたのですが、私の学校でもこういうのがあったら、冬も寒い道を歩いていかなくてよかったから、楽だったのになと思いました。2019年には日本で初めてコンピューターハウスを開設されました。

たくさんあるのですが、「消滅可能性都市」に指摘された2014年から6年で、2016年に「実証フィリールドとしての産業が集積した活力のあるまち」を目指し始めてから4年で、どんどん進んでいます。小学1年生が6年生に成長するのと同じくらいの速さです。

加賀市には新しいことに一歩踏み出す市長さんや市役所の方、市民の方がいて、その一歩に協力する企業や人が集まって、それを加賀市の人たちが受け入れるから、進むのかなと思いました。説明をしてくださった、イノベーション推進課の方は、「人が大事だと思っているんです。市民も、関わってくださる方も、ご縁のある方達がいてくださることが」とおっしゃっていました。

それでこれまでの加賀市のことを思い出してみました。加賀市にはもともと有名な温泉や、大聖寺の城下町や加賀橋立という観光資源があって、観光のためにたくさんの方が来られきた歴史があります。それから、蟹も美味しくて金沢にこれらた方が、蟹を食べるためだけにでも加賀市に来られるそうです。観光は外から来られる方を受け入れる産業です。知らない人や新しいものを受け入れて、自分たちのプラスにする、だから加賀市は前に進んできたのかなと思いました。エストニアも世界遺産の街があって観光があって、私が行った時も道に迷ったりしても助けてくれて優しかったので、外からきた人にも慣れていて、街の人たちが受け入れてくれるのと同じ感じがするなと思いました。

どうして加賀市はどんどん進むのか。考えてみたらこういうことかなと思いました。

観光資源もあって人が集まってきた歴史の中で、他の地域から来られた知らない方も受け入る文化があって、観光産業が厳しくなったり人口が減ったりする時期が来ても、最初の一歩を踏み出す人がいて、新しく出てきた技術も受け入れて、そういうものの掛け算で、前に進む加賀市ができているのかなと思いました。

(加賀市の前進する力)=(集まってくる人)×(受け入れる人)×(受け入れてきた時間)×(新しい一歩を踏み出せる人)×(新しい技術)

まだ、3回行ってみただけだから、この考えはあっていないかもしれません。だから、また、行ってみようと思います。







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