エイキミナコ

新潟県在住の絵本作家・イラストレーターのエイキミナコと申します(^^)優しくふんわりと…

エイキミナコ

新潟県在住の絵本作家・イラストレーターのエイキミナコと申します(^^)優しくふんわりとしたイラストや動物や子どもを描く事が多いです。ぜひ遊びに来てください♫→https://lion-to-watashi.wixsite.com/minako-eiki

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エイキミナコと申します!

はじめまして、新潟県在住の絵本作家・イラストレーターのエイキミナコと申します(^^) 優しくふんわりとした色づかいで動物(特にライオン)や子どもを描く事が多いです。 2011年、絵本「ちいさなライオン~夢の番人~」を出版。 以降、「しんちゃんのランドセル(挿絵)」「かがみもちってなあに?」「かみさまにあいたい!」などの絵本作品があります。 絵本だけでなくコラムの連載、キャラクターやロゴのデザインなどイラストの方でも活動しています。 ウェブサイトにもぜひ遊びに来てください

    • 今年もよろしくお願いいたします☺️🐯✨

      あけましておめでとうございます🐯🎍✨ 昨年は、絵本作家・イラストレーターとして10年を迎えました。 たくさんの方にお世話になりながら、ここまでこれた事に感謝でいっぱいの一年間でしたこれからも初心と感謝を忘れず、進んでいきたいです。 今年は余裕を持って、計画的に行動! そして、いろいろな事に挑戦する勇気を持つ! という苦手分野を少しでも克服できればと思います💦 ライオンデイズもなかなか更新できていませんが、皆様に一つでも多くお届けしたいです☺️ 皆様にとって素晴らしい

      • 8.助け合って生きている世界

        「人は支え合って生きている」「人は1人じゃ生きていけない」という言葉をよく耳にします。  この言葉は、年を重ねるにつれて大きく実感するようになりました。  そこには家族や友人、いつも応援してくださる方々の顔が思い浮かびます。  けれど、顔も名前も知らない世界中の人が見えないところで支えてくださっていることに、ふと気づいたのです。  数え切れないほどの例えの中からイラストレーターという職業を挙げれば、絵を1枚描くにしてもペンや絵の具、筆や紙が必要です。  その画材をどこかで作

        • 【番外編】10周年を迎えました!

          5月9日は私、エイキミナコにとってとても特別な日です。 それは中学生の頃、闘病生活が始まった日。 そして、その10年後の5月9日は初めての絵本「ちいさなライオン〜夢の番人」(第一印刷所様)の出版日なのです! 担当の方が、「エイキさんの病気と闘う出発点の5月9日をイラストレーターとしての出発点の日にしましょう!」と言ってくださったのです。 あれから10年…絵本作家・イラストレーターになって今年で10周年を迎える事ができました。 感謝と幸せな気持ちでいっぱいです。 この1

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        エイキミナコと申します!

          【番外編】東日本大震災と絵本

          東日本大震災から今日で10年たちました。 震災のニュースが所々で目や耳に入ります。 被害にあわれた方のお話を聞いていると胸が苦しくなります。 大切な故郷に帰れないのは、家族や友人が災害でいなくなるのは計り知れない辛さです。 被害にあわれた方の心が少しずつでも癒され、二度とこのような出来事が起こりませんように…。 そして、更なる復興を願っております。 10年前、絵本「しんちゃんのランドセル」の 制作にあたり、取材で伺った宮城県南三陸町の保育所の先生からお聞きした、震災が起こっ

          【番外編】東日本大震災と絵本

          7.東日本大震災と絵本㊦

          絵本作りのため、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県南三陸町を訪ねたお話を前回の「ライオンデイズ」で書きました。 その後、描ける描けないではなく、自分なりに精いっぱいその様子を伝えられるようにと思い、何度も描き直しました。 災害時の絵を描くためには、その様子を写真や動画で見なくてはいけません。 それは目を背けたくなるような作業でしたが、被災された方はその場にいたのだと思うと、とても胸が苦しくなりました。 この大きな災害をいつまでも忘れないように。 親から子へ、子から子へ

          7.東日本大震災と絵本㊦

          6.東日本大震災と絵本㊤

          東日本大震災の日から今日で4年。(2015年時点) 信じられない光景が広がり、たくさんの尊い命が奪われました。 一日も早い復興と、被災された方々の心の傷が少しずつでも癒えることを願っています。 東日本大震災の後、たくさんの方が何か自分にもできることはないかと考えたことでしょう。 私ができる事といったら少額の募金程度…と、自分の無力さを感じていた中、絵本制作のお話をいただきました。 その絵本が東日本大震災をテーマにした「しんちゃんのランドセル」です。日本赤十字社新潟県支部さん

          6.東日本大震災と絵本㊤

          5.姉妹に1つのひな人形

          もうすぐ桃の節句、ひな祭りですね。 私も3姉妹なので、幼い頃は楽しみでワクワクしていました。 友達の家に行くと、大きなひな壇があって、わが家のおひなさまにはいない五人囃子(ばやし)や小物がたくさん飾られていて、夢中で眺めていたことを覚えています。 わが家のひな人形は男びなと女びな、三人官女と右大臣、左大臣の3段飾り。 ガラスケースに入っていて、一年中インテリアとして飾られています。 いつでも目に入るので子どもの頃は、おひなさまよりケーキ、ひなあられ!と花より団子状態でした。

          5.姉妹に1つのひな人形

          4.夢が叶った日

          2011年に出版された絵本「ちいさなライオン~夢の番人~」は私のデビュー作品です。 この絵本には、私の思いと感謝の気持ちが詰まっています。 この物語を制作したのは専門学校の時。 自分自身が入院をした時の経験から、闘病中の子供たちやたくさんの人に希望を持ってもらえるようなものが描けたら…と思い、生まれた物語でした。 この絵本をコピーしてファイルに入れ、いつもお世話になっている方に見ていただきました。 彼女は「いつか絵本にできるといいね。」と言ってくれました。 それから数年後。

          4.夢が叶った日

          3.病気を公表する?しない?

          絵本作家・イラストレーターとして活動を始める時、自身が病気だったことを公表するか、しないかでとても悩みました。 自分の経験を公表することで、誰かを元気づけたり、希望を持ってもらえるかもしれない…でも、周りの反応や病気をアピールポイントにしていると思われたら…と思うと、とても不安で怖かったのです。 結果的に病気を公表することに決めました。 病気を乗り越えたことは誇りに思って、胸を張って生きていい。 と自分に言い聞かせたのです。 この決断をして、心からよかったと思っています。

          3.病気を公表する?しない?

          [番外編]パステルとの出会い

          前回の「ライオンデイズ2」のちょっとしたこぼれ話 入院当時、絵を描くことが好きだった私に、院内学級の先生が水彩色鉛筆を借してくれました。 水彩色鉛筆は描いた後、水を含ませた筆でなぞると滲んで広がり、綺麗な水彩画が描ける画材です。 初めて使った水彩色鉛筆は楽しくて楽しくて、何枚も絵を描きました。 すると、母が「同じ画材を持っている」と言って自宅から持ってきてくれたのです。 ところが、水をつけても滲まない・・・なんで?? 説明書を見ると水彩絵色鉛筆ではなく、鉛筆型のパステルだ

          [番外編]パステルとの出会い

          2.絵の道を目指したきっかけ

          「絵を描く仕事をしたいと思ったきっかけは?」と聞かれることが多くなりました。 絵を描くことは昔から好きでした。 幼い頃の絵は、大人になってから見ると落書きにしか見えませんが、好きな動物、キャラクター、ただのグチャグチャの線でさえも真剣で、純粋に〝楽しい!〟という思いがいっぱい詰まっています。 その時にしか描けない、とても大切なものです。 私の場合、その〝楽しい!”に〝夢〟がついたのは、ある出来事からでした。 急性骨髄性白血病で入院中、院内学級の先生が私の絵を廊下に展示してく

          2.絵の道を目指したきっかけ

          1.記念日からの出発

          私の人生で大事件が起きました。 学生時代に自称イラストレーターを名乗り始め、現在はプロとして3年目(2014年)を迎えたそんな中、なんと偶然にも私の最初の絵本が発売された大切な日に、この連載がスタートすることが決まったのです。 緊張でいっぱいですが、イラストと共に皆さまにいろいろな話をお伝えできればと思います。 私は絵本作家・イラストレーターをしながら、小児がんに関する活動にも参加しています。 自身も13歳の時に小児がんの一種、急性骨髄性白血病を経験しているからです。骨髄移

          1.記念日からの出発