ガラケーを契約しました

ガラケーを契約しました。
視覚障害者向け訪問型サポートをやっている自分にとっては、初の固定費支出投資です。
例えば支援施設を経営する場合、建物の家賃がいります。
訪問型で交通費をいただいている限り、自分にかかる経費はなく、ほぼ自分の時間のみ。後は、知識入手のための実機購入や、私に教えてくれる人への謝礼などです。
このガラケーは、電話で話してサポートを提供する際のツールで、支援施設経営に例えれば家賃のようなものです。
家賃に比べれば、1~2桁下・・・!
ということで、世の中には家賃も捻出しつつコミュニティカフェを経営している方もいる中(本で読んだだけ)、私はガラケーという通信手段を入手し、今後のサポート体制を広げるのに利用して行こうと思います。

ガラケーを契約しようとしたきっかけは、何だったかもう忘れてしまいましたが、パソコンやスマホをすでに使っている視覚障害者だけでなく、まだパソコンやスマホが視覚障害者に使えると知らない人に範囲を広げたいと思ったからです。
使える人にはSkypeなどの通信費無料で使える通信手段がありますが、それを使えるようになるまでの過程がやっぱり長いです。
かと言って、電話では電話料金が気になる人も多いと思います。私もかけ放題にする前は、10分くらいで700円、うっかり30分で2000円・・・。ということがありました。
そこで、私がかけ放題で契約したガラケーのボタンに、押すだけで私(や私のグループ、ブラインドオンラインサービスの先生)に電話がかかるようにした物の貸し出しをしたいと思いました。docomoの方にもお話して、この使い方がOKであることを確認しました。
視覚障害者のパソコン、スマホ利用について何でも相談して下さい!という相談会形式でも、
何かテーマをしぼってのお話を聞いていただく形でも、
一定期間何かを学びたいので、その間借りる、という形でも良いと思います。
また、スマホが主通信手段になっている方の場合、そのスマホで電話をかけながら別のアプリの操作方法を勉強するのはなかなか難しく、また、通話との同時利用不可能なアプリ(特にマイクを使用する物、SkypeやUDトークなど)もあります。
そこで、このガラケーの出番です。
本当はこのガラケー、docomoのらくらくホンF02Jですが、これをスピーカーにつないで、中規模な講習会も可能にしたいと思っています(スピーカーに、microUSBケーブル、bluetoothで接続するのを失敗しています)。
6月に向け、ガラケーの利用テストをしておこうと思います。利用方法のまとめ、通信状態の確認、設定、もろもろ・・・。

値段体系はまだ考えていませんが、6月までには決めて、ブラインドオンラインサービスのサイトリニューアルと同時に提供を開始したいと考えています。
ご期待下さい。

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