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大変な年末調整がありました

(※新年早々かなり重たい内容になってしまいましたので、面倒臭いことを避けたい方は、どうぞスルーして頂けたら幸いです。)

おかげさまで、日常の家事(料理、洗濯、掃除、買い物等々)は、ちょっと時間がかかることも多いですが(用心しすぎと無駄な動きが多いせいで…) 大抵のことは一人で出来るようになったし、歩くのも(用心の為に杖は使いますが) 何とかなるようになりました。

しかし、昨年の12月はなかなかハードな年末調整が起きました。
義兄(紅の兄)が12月の後半に他界いたしまして、年越しとお正月はバタバタと迎えることになってしまいました。

義兄が事件を起こして早30年近く( 統合失調症の義兄が義父を殺めた事件) ようやく心労の日々からも開放されるのかと思いきや、そう
都合良くも行かない様です。

京都にいる義兄が癌でホスピスに入り、余命幾ばくもないとの連絡が入ってから、「あぁ、これで全てが終わるのだなぁ……」と思う間もなく、場所や時間を問わずに、これまでのことがフラッシュバックのように襲って来て涙が溢れて困ってしまう現象が私に起こりました。紅の方は、ちょっとしたことでナーバスにイライラして怒るようになりました。どちらも、今起きていることに泣いたり怒ったりしているわけではないことは分かっているので、ただただ、この感情の揺れ動きを持て余して困惑する日々でした。(分かっていても疲れます…)
二人で、「現象に囚われて反応すると、今が見えなくなるから、気をつけようネ」とよく話して、何とか乗り越えることが出来ました。

そして12月の後半に入った頃に義兄は他界しました。
連れ合いが京都に赴き葬儀を済まし、本人の希望通りのところに納骨を済ましました。

「こんな時期だからこそ、丁寧にいつものようにお正月を迎えたい!」と思い、不自由な身体ながら買い出しに行き、お節料理もお雑煮も用意しました。
こうして無事にお正月を迎えることが出来たことを心から
「ありがたいなぁ…」としみじみ感じ入っています。
心もようやく落ち着きを取り戻すことが出来たように思います。

これまでの日々が私達の血となり肉となってくれて、これからは新たな歩みをしていく事になるのでしょう。

お正月早々、重い話になってしまって申し訳ありません。でも、ウクライナで起こっていることも、パレスチナで起こっていることも、能登半島で起きていることも、重い話ではありますが、世界も私の一部として受け止めることも大切だと思った時、やはり投稿させていただこうと思いました。

読んでくださってありがとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いします。

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