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不良率10%超えている人が知るべき中国工場の知識 工場選定後~出荷編

初めまして!みなみ@クラファン(Twitterはこちらːhttps://twitter.com/minamiribe)です!

こちらのコンテンツは全2部構成です。

不良率10%超えている人が知るべき中国工場の知識 
前編ː 工場選定編
後編ː 工場選定後~出荷編(今回のコンテンツ

簡単に自己紹介させて下さい。
私は現在「クラウドファンディングのページ制作」事業を行っております。
これまで100を超えるプロジェクト累計3億(22年11月23日現在)を超える売上のサポートをしてきました。

国内最大級のクラウドファンディングサイトである「CAMPFIRE」の公式のパートナーでもあります。
さらに自身においても、2020年2月から副業として
「購入型クラウドファンディング」に挑戦して総額2,000万円営利で700万円を超える支援を集めています。

クラファンの人とTwitterでは認知されていそうですがサラリーマン時代は約8年メーカーからOEM製造受託を受けてごりごりの「中国輸入OEM、中国輸入の人」です。(笑)
(主な輸入国は中国、台湾、韓国、シンガポール、ベトナムなどアジアが中心でした。)
立ち上げてきた商品は、これまで50商品前後くらい(単純な輸入品を入れるともっと多いです。)で今でも量販店に行くと置いてあるのが密かに嬉しいです。市場流通額でいうと年間〇〇億円くらいは取り扱いしていました。

数字だけ見ると華々しいですが、

・10万個作って現地に立ち会い行ったら半分不良で徹夜しまくってワーカーさんと補修作業したり
・コンテナに想像以上にものがはいらなくパズルゲームしながら現地で積み込み作業したり
・出荷直前に20%値上げするといわれ、応えなければ一切物は出さないといわれ現地で大ゲンカしたり
・お客さんにターゲット価格に収まるまで帰ってくるなと言われ2週間で40社くらい回って何とか工場を見つけたり

とアジアでのモノづくりとコストの絞り方は非常に泥臭い活動の賜物なので才能やノウハウといった類では無く諦めない精神だけで乗り切ってきました!そんな現場+副業で個人としても中国輸入をやるようになって感じる「不良」について後編をこのコンテンツでは書いています!

※実際に製造現場にいた方、貿易従事者各部門のスペシャリストから見たら鼻で笑われるくらいの知識しかありませんが、SCMの一連の流れを色んな案件規模で体験してきた知見からnoteを書いているので補足・修正あればコメント下さい!

本に書いてあるような内容よりもリアルな情報をどうぞ!


②工場選定後~商品選定までのフェーズ

まず本noteの前提ですが、Amazonを主戦場にしている方は「価格」は売上に際して重要なファクターです。
不良率を減らす為の施策をする=管理費が上がる に直結する事が多いのでこのnoteの内容を全て実践しましょうというわけではありません。

日本メーカーの基準を知り、価格に転嫁されない又は総合的に原価が安くなる手段を模索しながらOEM製品の開発を進めましょう

という目的で書いています。

②-1-1 OEM品=自社ブランドという意識を持つ

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