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自分に合うヨガの種類を見つけ、自分にあう先生に出会うには?【ヨガ本企画 7/100】

以前、ヨガの動画の選び方について書きました。

この中の、自分に合う先生の選び方に興味を示してくれた方がいました。今回は、オンライン/オフラインに関わらず、自分に合う先生を選ぶ軸についてや、ヨガ講師のプロフィールの読み解き方などを書いていきます。

はじめに結論を言ってしまうと「なんか合う」という先生が自然に見つかれば、何も難しいことを考える必要もありません。ご縁なので、自分であれこれ考えなくても、収まるところに収まっていくものです。

一切動きたくない!
運動が好きな先生とは分かり合えない!
ダンス出身の先生、バレエ出身の先生は綺麗すぎて気後れする・・・

なんて思っていた私が、今や動き多めで汗だくになる「アシュタンガヨガ」のスタジオで、ブリッジしたり逆さまになったりしています。

結局は、自分で選ぶというより、ふと気づいたら決まっている。ご縁と言えるかもしれません。

ただ、「ご縁に身を任せて〜」と言われても「???」だと思うので、なるべく言語化してみます!

先生のプロフィールを読み解く

ヨガのレッスンを受けるとき、先生のプロフィールを目にすることがあると思います。ヨガの流派の中で自分に向いているのはどれだろう?という選びかたでももちろんいいのですが、自分が通える(もしくは動画・リモートレッスンが受けやすい)範囲にいる先生のプロフィールを色々と読んでみると良いでしょう。

その中に「○○ヨガ」というヨガの種類や流派の説明があるので、そのヨガがどういうものなのかを調べていくとなんとなくどんなヨガを得意とする先生なのかがわかってきます。

例えば、私の場合は以下のようなプロフィールを使っています。

2018年2月に出産。会社員として忙しく働く中で体調管理に悩みヨガに出会う。様々なヨガを経験した後、アシュタンガヨガをはじめて1ヶ月で5kg減量し、長年悩まされた肩こりも解消。2016年7月 TOKYOYOGA YOGA BODY 全米ヨガアライアンスRYT200 修了。ヨガスタジオやプライベートレッスンでハタヨガ、アシュタンガヨガ、リストラティブヨガを指導。チェアヨガを含め運動が苦手な方向けのヨガ指導を得意とする。

ヨガの種類:ハタヨガ、アシュタンガヨガ、リストラティブヨガ、チェアヨガ
目的:ダイエット、肩こり解消
対象:運動が苦手な方

こういうことが書いてあります。

ハタヨガとは、呼吸とポーズを組み合わせて行うオーソドックスなヨガ。体を使うヨガは、どんな流派であれ「ハタヨガ」と呼べるので、この情報だけだと、どういうクラスなのかは判断しずらいです。

アシュタンガヨガは、ヨガの流派の名前です。ポーズの順番が決まっていて、初心者も熟練者も、太陽礼拝から順番にポーズを練習していきます。パワーヨガやフローヨガの元祖とも言われる伝統的なヨガです。アシュタンガヨガがバックグラウンドにある先生が「ハタヨガ」などを受け持つ場合、呼吸に合わせて動いていくような、フローヨガみたいなプログラムになることが多いかもしれません。サクサク動くヨガがお好みの方にはおすすめです。

リストラティブヨガは、ブロックやボルスター、ブランケットなどの道具(プロップス、と呼びます)を組み合わせ、それらに身を預けることでポーズの形を作り、一つのポーズで長時間止まるようなヨガです。癒しや回復に適したヨガで、とにかく休みたい、運動はしたくない、という型におすすめです。

チェアヨガは、椅子に座ったままできるようなヨガのポーズをするヨガです。ヨガポーズを、椅子で座ってできるようにアレンジして、呼吸に意識を向けながらゆったり動きます。高齢の方でもできるので、運動強度が低いヨガをしたい方に特におすすめです。ポーズを覚えておくと、オフィスや在宅ワーク中の気分転換にも役立ちますよ。

ということで、総合すると、アシュタンガヨガ(運動強度が強い)をやっているけど、基本的にはあんまり動きたくない人で、元々運動が苦手だった人だろうな、という人物像が浮かび上がってきます。

・自分の運動レベルに合いそうか?
・自分がヨガに求める目的と合っているか?
・自分をターゲットにしていそうか?

その辺りを念頭におきながら、プロフィールを読んでみて、知らないヨガの名前があったら調べてみる、ということをすれば、ある程度どういう先生で、どういう人に向けたレッスンが得意なのかが読み解けてくるかと思います。

次にヨガの種類や、先生を選ぶ際の軸の例をいくつかご紹介します。

①休みたい or 動きたい

ヨガはどんな種類であっても、大体が「デトックス(浄化)」のための行為であり、終わったあとはスッキリして元気になっているものです。

ですが、運動量はヨガの種類やそのレッスンのレベル、先生のスタイルによって異なります。まずは、休みたいのか、動きたいのかを把握してレッスンを選ぶようにすると、「こんなはずじゃなかった!」を減らせるでしょう。

疲労困憊で何もできない、まずは休みたい、という場合だったら、「リストラティブヨガ」や「ヨガニドラ」のクラスだったり、「リラックスヨガ」「ハタヨガリラックス」などに出てみると良いでしょう。私がそういうモードで今から先生を見つけるとしたら、シヴァナンダヨガの練習をしている先生に習ってみるかもしれません。落ち着いたマインドを保ち、丁寧にヨガをするスタイルの方が多い流派という印象があるためです。

体を動かしたい、たくさん動いてスッキリ爽快!というのがいい、という方であれば「フローヨガ」や「ヴィンヤサヨガ」「パワーヨガ」だったり、「ハタヨガ」の中でも運動強度が高いものを選んでみると良いでしょう。YouTubeで調べる場合だったら「脂肪燃焼ヨガ」とかだとしっかり動きます。これはアシュタンガヨガ出身の先生が得意そうです。

②ゆったり or サクサク

運動強度は立っているポーズの割合や、ポーズの数で大体決まります。立っているポーズが多くてたくさんのポーズをすると運動強度が上がり、座るポーズが多くて一つ一つのポーズをゆっくり取っていると、運動強度は下がります。

とはいえ、例外も多いです。例えば、安定したポーズを長く保持するのが特徴の「陰ヨガ」ですが、ポーズを保持する時間が長いことがしんどく感じることもあります。自分がゆったり落ち着いてポーズをとりたいのか、サクサクテンポよく動くのが好きなのかは、いくつかいろんなレッスンを受けながら探ってみると良いかと思います。

③きちんと or ゆる〜く

厳格できちんとした指導を受けたいのか、ゆる〜く楽しくやりたいのか。これも大事です。これは流派もありますが、先生の性格の合う・合わないによる部分が大きいかもしれません。

私はもともと運動が苦手で、学校の体育の授業が苦痛でした。その名残か、厳格な先生だと余計に緊張してしまいます。なので、ゆるい先生、愉快な先生のレッスンに居つくことが多いです。

アシュタンガヨガの場合は、インドの大元の先生がよくジョークをいうのもそのまま世界中に継承されており、愉快な先生が多い気がします。ただ、たまにアライメント(ポーズを取る際の体のポジション)に厳しい先生にあたることもあり、たくさん指摘されて「ヒィ〜」となります。(すごく勉強にはなるので、いいことでもあります・・・!)

この辺は、いろんな先生のレッスンを受けてみて、いい塩梅の先生に出会えたら良いと思います。

では、今回はこの辺で。

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