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自分のバイブスに合うヨガを見つけよう!ヨガの選び方【ヨガ本企画 4/100】

ヤァマ〜〜ン!
みんな、グッドバイブスでチルってるぅ〜?

ヨガ本企画、第4回目にして、キャラが崩壊してしまった。
さて、今回はバイブスでヨガを選ぶ方法について解説したい。

バイブスとは、ノリ、みたいなものである。
ヨガの世界はとんでもなく広く、深い。

だから、たくさん調べて知識を蓄えても、結局はバイブスで好きなヨガを選ぶことになると思う。先生と気が合うとか、通っている仲間が面白いとか。

今回は、非常にざっくりと、独断と偏見でヨガの種類を紹介してみようと思う。

だけど、これが全てだとは思わないで欲しい。セカオワも『Habit』で歌っている通り、何でもかんでも分類するのは良くない。もっと曖昧で繊細で不明瞭なのだ。

ぜひ、自分でクラスに足を運んで体験してみてほしい。
「アシュタンガヨガはゴリゴリに動くし、お調子者が多い」と言っても、物静かな先生だっている。クラブでウェイウェイ言って盛り上がってる陽キャだけど、陰ヨガの先生という人もいるだろう。

それに、「ヨガをやるなら、流派を知らないといけないのか?」と思ってしまうかもしれないけど、必ずしもそんなことはない。ヨガをしてみよう、と思いたち、通いやすいところにいいい感じのヨガスタジオがあったら、運動強度が自分に合っているものを選んで、先生の言うことを聞いて、少しずつやっていくのが一番シンプルで良いと思う。

初めに私のヨガのスタイルの話をしておこう。主軸は、アシュタンガヨガ。
毎朝練習するのが日課で、平日は家で30分〜60分程度、土日祝日はスタジオでマイソールクラスという自主練形式のクラスに行き、大体90分くらいの練習をする。金曜日はなるべく、先生のカウントに合わせてプライマリーシリーズをやる。(YouTubeで「ashtanga led primary」と検索すると、いろんな先生のカウントが見つかる)

疲れが溜まっていたり、そもそも朝起きられないと、練習ができない。練習ができない日が続いてリズムが崩れてくると、体調がダウンしていることに気づく。毎日の体のモニタリングとしてや、姿勢改善、体調管理、体重管理、運動不足解消のために練習を活用している。それに、練習がうまくいくと仕事の能率もアップする。

もっと大事な話をする。練習をしていると、生きるのがちょっと楽になる。

人生で何かを成し遂げる人は、ほんの一握りだと思う。私は、特に何も成し遂げていないまま中年になってしまった。人生を「積み木を積み上げる」と例える人もいるけど、私の積み木はあちこちにバラバラに散らばっていて、積み上がっている感じがしない。積み木を積んでいるつもりでも、底なし沼の上にせっせと積み木を積んでいるようで、虚しさを感じることもある。何も成し遂げられず、生きていく最低限のお金を稼ぐのに苦労しているうちに体が朽ち果ててしまいそうで、時々慌ててしまう。だけど、ヨガの練習だけは、積み上げ式だ。これはヨガの先輩たちを見ていたらわかるし、自分でも体験しているので、実証済み。

やればやるだけ前に進むし、自分の心身に経験が積み上がっていく。体の今まで動かせなかったところが動くようになるし、何歳になっても新しくできることが増えていく。一つ一つのポーズを深めていくと、新しい発見もある。まだまだ初歩段階だから体の練習がほとんどだけど、メンタル面でも、成熟していくのを感じる。

これは、一生モノのライフワークだと感じている。体が動かせるうちは、アシュタンガヨガの練習に取り組んでいきたい。体が徐々に動かなくなって、メンタルや呼吸の練習の比重が増えていって、最終的には全く動かなくなるのだろう。そこまで味わいたいという気持ちもある。

あとは、減量したい時期にフローヨガをYouTubeでちょっとやってみたり、寝る前にリラックスヨガをしてみたりもする。体調に合わせて色々試しつつ、週末にスタジオに行った時に先生に見てもらって調整する。

どうしてアシュタンガヨガに落ち着いたかというと、私の場合はこんな部分があっていたようだ。

・説明書を読む前に、とりあえず使ってみるタイプ
・ズボラでとにかく動かないので、強制的に動く習慣が必要
・寝起きが悪く、ぼんやりしてしまう

「とりあえず、やってみよう」というタイプなので、アシュタンガヨガの練習のスタイルが性に合っているらしい。それに、アシュタンガヨガの呼吸のリズムとテンポ感がしっくりくる。放っておくと半径1メートルくらいの移動で1日が終わってしまう、超ズボラ引きこもりタイプなので、強制的にテンポ良く動く習慣があると、バランスが取れるようだ。

タイプ①「とりあえず、やってみよう!」という人

「まずやってみて、それから考えよう」というタイプの人には、アシュタンガヨガが合うような気がします。初めてマイソールクラスに行った時は、ポーズに順番があることも、何もかも知りませんでした。先生が教えてくれるのかと思ったら「隣の人を見て、同じようにやってみて」と。まずは見よう見まねでやってみる感じでした。時々「やってるかい?」と先生が声をかけにきてくれますが、合っているのかどうかもよくわからない。でも、終わってみると、味わったことのないような爽快感があって、こりずにあっちこっちクラスに顔を出しているうちに今に至ります。

アシュタンガヨガとバイブス近いな、というヨガも含めて、いくつか簡単に紹介します。

アシュタンガヨガとは?

今私たちが親しんでいる「ヨガ」の基礎を築いたのは、ティルマラ・クリシュナマチャリヤ氏(1888年~1989年)です。彼の弟子として有名なのが、アイアンガーヨガの創始者のB.K.Sアイアンガー氏(1918年~2014年)、そしてアシュタンガヨガの創始者のシュリ・K・パタビジョイス氏(1915年~2009年 )です。パタビジョイス先生はインドのマイソールを拠点にアシュタンガヨガを指導し、正式指導者には日本のヨガの第一人者のケンハラクマ先生がいます。

アシュタンガヨガは、力強い胸式呼吸に合わせて動いていきます。ヨガクラスにでたことがある人は「ヴィンヤサ」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。流れるようなヴィンヤサの動きを挟んみながら、決められた順番でポーズをしていくヨガです。先生のところに行くと、初めは呼吸法を教わり、徐々にポーズを習っていきます。できるようになったら次のポーズ、それもできたらまた次のポーズという形でどんどんできるポーズが増えていきます。

まずやってみて、徐々に自分で観察を深めていくような練習方法なので、「とりあえずやってみよう!」にピンとくる人に合いそうです。

アシュタンガヨガと似たような形で、クラスを受け持つ先生が、それぞれ独自にプログラムを作って教えているヨガに、以下のようなものがあります。運動強度は強めなことが多く、止まっている時間は少なめで、流れるように動くものが多いです。「ポーズで止まっている時間が長いと飽きる」という人、動きたい人、ボディメイクしたい人に合うでしょう。

・ヴィンヤサヨガ:太陽礼拝をベースに、途中でポーズをとっていく
・フローヨガ:流れるような動作でポーズをとっていく
・パワーヨガ:筋肉を収縮させて強化するのを目的としたポーズを含むヨガ

タイプ② 「探索、楽しい〜!」という人

目的に沿った体の使い方をしてポーズを深く探究していくヨガに惹かれる人は、アイアンガーヨガ向きかもしれません。前述のアシュタンガヨガは基本的に道具を使わず、マットと体一つで行う物ですが、アイアンガーヨガはプロップスを駆使して、正しいポジションで、正しい体の使い方でポーズを練習していきます。

アイアンガーヨガにはとっても興味がありつつ、未経験なので深く語れません。ただ、ブルマがかわいい!あと、アイアンガーのベルト気持ちいい!ということだけ言っておきます(どこかから怒られそう)。アイアンガーの友達にもらったベルトが程よく柔らかくて気持ちよく、ずっと愛用しています。

プロップス(ブロックやベルトなどの道具)を多用して、一つ一つのポーズを探求するヨガという意味では、イシュタヨガなどもあります。
クラス名称は「リラックスヨガ」とか「ハタヨガ」「骨盤調整ヨガ」になっていても、アイアンガーを学んだ先生が受け持つ場合は、ポーズの探求をじっくりする感じのシークエンスになっているかもしれません。

ボランティア、慈善活動やベジタリアンにも興味があるよ、という方には「シヴァナンダヨガ」も良いでしょう。ポーズを一つ取るごとにシャバーサナをしてリセットするので、一つ一つのポーズにじっくり向き合えます。いきなり三点倒立が出てきますが、初めはできなくても全く問題ないです。怖くない!

タイプ③「落ち着きたい!癒しが必要」という人

私もかつてはこのタイプでした。仕事で精一杯で、趣味の時間を作るのにも一苦労。やっと手に入れた趣味の時間で疲れることしたくないよ、休みたいよ、という感じ。現代人の多くはここからスタートするのかもしれません。毎日本当にお疲れ様です!

このタイプの場合は、ヨガスタジオで、運動量が少ないとされているクラスに出てみるのが一番良いでしょう。

だいたい「リラックスヨガ」とか「ハタヨガ(+初級、ビギナーなど)」とかの名前がついているはずです。また筋肉量が少ない女性は特に「骨盤調整ヨガ」が入り口として良いかもしれません。股関節を動かすポーズが多く、足のむくみや生理痛、ダイエット、姿勢改善の入口にちょうどいいです。寝た状態で足を動かしたり四つ這いのポーズが多いので、運動強度も低めです(多分)。

落ち着き、癒し、アンビエント系のヨガをいくつか挙げてみます。

・リラックスヨガ:リラックスを目的に、先生が組んだシークエンスをしていきます
・陰ヨガ:好き!(聞いてない)一つのポーズをじっくりととるヨガで、深く深くポーズに入り込める、とても心地よいヨガです。やり方を間違えると怪我につながりやすいので自己流は危険。先生の元で安心してやりましょう。
・リストラティブヨガ:これも好き!!!(鼻息荒め)プロップスを使い、重力に身を任せることで心身を回復させるヨガです。疲労困憊の時、悲しみに沈んで何もする気が起きない時、ぜひ助けを求めてみてください。

ここでは挙げきれませんでしたが、片岡鶴太郎になりたい人や、スピリチュアルなもの大好き!という人はどうしたらいいんだろうか。
きっと、求める人の前には師が現れるのではないだろうか(唐突にスピみを出してみる)。

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