意味もなく

なんとなく寂しさを感じる方も
いるのではないでしょうか。

この寂しさからくる不安。
上手に解消出来ていますか？

世の中には一人を楽しめる人、
楽しめない人がいます。

そして、
大勢でいることを楽しめる人、
楽しめない人がいます。

あなたはどのタイプでしょう。

どちらも楽しめることが理想ですが
楽しめないのは何故でしょうか？

一人でいると
仲間はずれにされた気がして
一人でいられない。

大勢でいると
他人にどう思われているか気になり
一人の方が楽。

こんな気持ちも理由の一つです。

ここで出てくるキーワードは
「嫌われたくない」です。

そりゃぁ、誰でも嫌われたくないものでしょ。
と思う方、コラムに最後までお付き合いください。
別に嫌われようがなんだろうが、そんなのたいして気にしない。
という方はここまでで（笑）

え？
嫌われてもいいと思う人がいるんだ！？
びっくり！(◎_◎;)
と思いましたか？

私も以前はそうでした。

でも、心理学を学び
たくさんの方々にお会いするうちに
他人からの評価は自分にとって
重要事項ではないと思うようになりました。

もちろん、現在でも最低限の
人間社会で生きていくマナーは気にしますが、

以前の自分は他人から良く思われることに、
とても敏感に神経を注いでいたように思います。

そして、自分自身を見失っていました。
自分の願望よりも
周りの人が不愉快に思わないことを
優先した結果です。

挙句に
自分はこんなに
他人に対して気を使っているのに、
他人は自分に対して
そんなに思ってくれていないのではないか、
などと身勝手な孤独を感じたりもしました。

私は一冊の本がきっかけで、
その身勝手さに気づき、
自分の考えを改めることができました。

考えを改め、態度を改めて、
どうだったのでしょう。
周りはその変化に気づいたのでしょうか？

いいえ！！（笑）

もしかしたら、
気づいた人がいたかも知れませんが、
誰一人、私に変化を指摘することは
ありませんでした。
そのことは、自分にとって
決して寂しいことではなく、

自分がいかにムダに気を使っていたのか、
いかに自分の気遣いは
自己満足だったかに気付かされ、
拍子抜けしました。

良くも悪くも、
他人は他人の細かいところは見ていません。
あなただって
友人の全てを見ているわけではないでしょ。

他人からの評価を気にするのは、
一種の「癖」です。
すぐには治らないかもしれませんが、
少しずつ改善し、
寂しさからくる不安を克服してみませんか。

一人で克服するのが難しそうな時は、
占い師やカウンセラーに相談を。

2014年9月10日著