河内長野は山に囲まれた自治体で、その割合は７割とか。それだけ自然が多いので、ホタルを見ることができます。ところでそのホタルですが、中心部から離れた山の中にあるような沢での話ではありません。驚くことに河内長野駅から徒歩数分の所にあります。

　場所は高野街道沿い。河内長野の地酒を醸造している天野酒（西條合資会社）の敷地内です。天野酒については、過去のこちらの記事を参考にしてください。

　今日はいつもの店のほうではなく街道を挟んだ反対側。精箔場があるところです。本来立ち入りできない場所。実は5月28日から30日までホタルの鑑賞会のために会場を開放しています。

　中の様子です。川床テラス席が設けられていて、その前に流れる石川からホタルが見られるという趣向。

　そして、天野酒の生原酒を販売していました。

　これは注文をもらってからその場で瓶詰めをするという直詰めタイプ。500ミリリットル1100円と通常品と比べてやや高めです。それでも価値は相当高いと判断しましたので購入しました。

　さて、暗闇の川床テラスでホタルの観察会場は多くの人がいました。今の時期なので、中での飲食などはできません。みんな静かにホタルを眺めてみました。

　どのくらいホタルがいるかと思えば、想像以上に多いです。川の上や川ほとりの草の上あたりを見るとあちらこちらで幻想的な光を交互に出していました。残念ながら、撮影技術の関係でうまく撮影はできません。でもホタルのものと思われる光はどうにかとらえました。

　ということで30分程度の滞在でしたが、存分にホタルの鑑賞を楽しみました。河内長野に引っ越しするまでは町中に住んでいましたから、生でホタルを見る機会などほとんどありません。それが駅のすぐ近くで見られたので、本当に感動しました。

　さて、ホタルの鑑賞会場ではなく、その近く。石川に架かる橋からもう一度みます。鑑賞会場ほどはっきりは見えませんが、はっきりと蛍とわかる光を何度も見ました。残念ながら撮影してその光はとらえられず。

　本日30日も20時から2時間行っているそうなので、もし河内長野の近くにいれば、見にいかれることをお勧めします。（見るだけなら自由で無料）

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