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薫のノート

現大学4年生である私たちは、大学生活のほとんどをコロナで犠牲にした年代です。大学の入学式は中止となり、授業はオンライン。サークルや部活動も制限され、夢にまで見た大学生活は幻に終わり自宅警備員のような生活から始まりました。

家に閉じこもって授業を受けるうち、ノートに書く作業とは縁遠くなりました。すべての作業を端末上で行うことが当たり前。そういえばこの3年、筆記用具を使ってノートを取った覚えがありません。気付けばあっという間に就職活動で、今PCで卒論を書いている真っ只中です。

映画「30S」内に出てくるカオルのノートは、兄探しの情報をまとめるために使用されていますが、アナログ感が新鮮でとても魅力的に映りました。大手の文房具屋で見かけて、つい買ってしまいました。

表紙は赤、裏表紙は黒、用紙は方眼、多分これかな

ノートにしては厚く、まあまあの値段がしました。

何の装飾もない無機質な表紙。カオルのようにペタペタとステッカーを貼るにもセンスが問われるところです。

グッズ購入特典の「30S」ステッカー

とりあえず30Sのステッカーを貼ってみます。ちっちゃ。まだまだスペースは余るので、気分次第で増やします。表紙がツルツルしているので、多少失敗しても跡が残らず剥がして貼り直せるのはいいですね。

で、何のノートにしようかな。まず出だしの1ページ目はあれでしょう。「20代のうちにやりたい事リスト」。立派なノートに文字を書くのも緊張しそうです。そしてその1ページ限りで飽きる予感しかしないけどまあ記念です。☺︎

8年後、「このままだと嘘つきになるよ?」と夢の中で御手洗に怒られる予感しかしません。