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みんなの癒しの場「ZiAのおうち」

今回は西大路九条の近くにある「ZiA(ジーア)のおうち」に、娘と遊びに行った時のレポートです。
 
ZiAのおうちは、助産師である柳瀬美耶(やなせ みや)さんが営む親子カフェで、親子の癒しや交流の場として開かれています。カフェの名前である”ZiA”はイタリア語で”おばちゃん”を意味します。「助産師がお産だけでなく女性の一生において身近で気軽な存在となり、おせっかいな近所のおばちゃんに頼るようにしてZiAに来てほしい」という願いが込められています。

子どもたちは思い思いに遊んだり泣いたり笑ったり。奥のキッチンで柳瀬さんがランチを作っています。
ZiAにあるおもちゃや絵本は、全てこれまで訪れたママからの寄付だそうです。
おもちゃや絵本は、持ち帰ってOK!飽きたり、使わないおもちゃをまた持ってきてね。

当日は5組のママさんと未就園児が集まり、おもちゃで遊んだりご飯を食べたりと各々が自由に過ごしていました。常連のママさんは「誰かが(子どもを)見てくれている感じ。誰かが泣いたり寝たり怒ったりしても、みんなで子どもを見守る雰囲気」と言っていました。
 
店主の柳瀬さんに話を伺うと、「どんな人でも歓迎です。核家族化により初めて抱っこする赤ちゃんが自分の赤ちゃんという方も少なくありません。産後赤ちゃんとの触れ合い方がわからず、不安を抱えるお母さんもたくさんいます。若い学生さんも、ZiAで子どもとの触れ合いを経験してほしいです。育児経験者の姿を見ることで、将来について考える場になるといいな。子どもの年齢が小さいお母さんの行く場所と思われていることも多いのですが、子どもの年齢が大きいお母さん方もぜひいらしてください。すべての人の憩いの場になれればと思います」とにっこり。

ZiAのおうち店主の柳瀬さん。いい笑顔です😆

近隣のママさんたちに向けては、「情報量の多い今の育児は難しいんだろうな、と見ていて感じています。本やスマホで知識を得ることももちろん素晴らしいことですが、目の前のお子さんをよく見て、お子さんが発するサインを感じながら育児をすることも良いですよ。あなたが産んだお子さんですから、ちゃんとお子さんのサインを感じとれる能力をお持ちだと思います。自分を信じて、お子さんを信じて。日々のお子さんの成長や変化、ご自身の成長も楽しんでもらえたらと思います。心の余裕がなくなりそうな時は、ぜひZiAにいらしてください」とメッセージをいただきました。
 
実際に私も娘と行ってみて感じたのは、とにかく「自由な雰囲気の場所」ということ。一人で頑張って子どもを見る必要はなくて、臨機応変に、みんなでみんなの子どもたちを見守る感じです。
店主の柳瀬さんもとても朗らかで、みんなが居心地の良い空間がそこにはありました。お惣菜の量り売りも行っているので、容器を持っていけば、入れてもらえるのもありがたいですよ。

ZiAのおうち
〒601-8467京都市南区唐橋大宮尻町1-3
定休日:不定休(インスタグラムのストーリーで営業日をご確認ください)
ZiAのおうちInstagramアカウント:https://www.instagram.com/zia_no_ouchi_/

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