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世界遺産の温泉♨️湯ノ峰温泉〜和歌山〜

またまたご無沙汰していました。
今年こそは、こまめに更新していきたいと思っています。
そして、そして、2022年の目標としていた年間50泉を達成いたしました(拍手)

さて、今回は、記念すべき50泉目を飾りました和歌山が誇る名湯『湯ノ峰温泉』を紹介したいと思います。

この日は冬至で、
数日前まで南国和歌山にも寒波が到来し、初雪をもたらせていました。
そして、この後、クリスマス寒波も予想されていました。
『よし!行くなら今しかない!!』
『冬至に湯治場!!』と思い立ち
いざ向かった先は、日本最古の湯として1800年の歴史をもつ
世界遺産の湯【湯ノ峰温泉】です。

川沿いの湯筒の湯煙が旅情を誘う


う〜ん♡ いつ伺ってもノスタルジーな気分にさせてくれるこの湯治場が大好きです。

早速、受付へ
つぼ湯は、90分待ちの表示(到着したのは12時頃でした)
実は、つぼ湯の待ち時間は、90分と書いていても
90分しっかり待つわけではありません。
つぼ湯の貸切時間は30分と決まっているのですが、
30分しっかり入る方もいれば、15分くらいで出て来られる方もいらっしゃいます。

受付のお姉様が、1組もうすぐ出て来られるので、
最大60分待ちですねと教えてくれました。
そこで迷ったのですが、待ち時間を利用し、
前回は入れなかった共同浴場の女湯に入ることにしました。
ちなみに、湯ノ峰温泉 公衆浴場では、つぼ湯の料金を支払うと薬湯か一般湯のどちらか無料で入れるようになっています。
改修工事が済んでからは、共同浴場に入ったことがなかったので是非とも入ってみたかったのです。
前回は、薬湯を選んだので、今回は一般湯に入ることに決めました。
薬湯は、こじんまりとしていますが(洗い場もありません)
一般湯は洗い場も広く、紀州材がふんだんに使われていて、
ぬる湯と熱めがありました。
交互浴が出来るので、薬湯を前回選びましたが、一般湯の方がお得感があるなと思いました。
場内も清潔感があり、とても気持ちの良い空間でした。

2021年にリニューアルオープンした公衆浴場。
温泉水の汲み取り場もあります。
ここで順番を待ちます。


さて、そろそろ時間もいい頃になって来たので、お待ちかねの【つぼ湯】に向かいます。もう私の前の方が入っていたので、効率よく温泉に入れました。
涼みながらしばらく待っていると順番が回ってきました。

ジャーーン!!お待ちかねのツボ湯がこちらです✨

差し込む光が美しい✨✨
なんとも風情がある岩風呂ですね

なんて素敵な岩風呂なんでしょう♩
日によっては、7度も湯の色が変化するといわれる足元湧き出しの天然温泉です。
今回でつぼ湯に入るのは3度目ですが、毎回、この景色に感動してしまいます。
湯ノ峰温泉は、湧き出し温度が90℃前後と高温なので、
写真左側にあるレバーをひねり、水を入れて好みの温度に調整して入れます。
しかし!しかし!私は、なるべく源泉のまま入りたいので、
この日は薄めることなく入ることにしました♨️

足を伸ばすとこんな感じで足が届きそうなくらい小振りなつぼ湯です

うーーん❤︎最高♨️
今日は、前に人が入っていたこともあり、それほど高温ではありませんでした。
気持ちいいーーーーーと思わず声が出てしまいました(はい、ひとり言ですね)
この最高の温泉を独泉できるのです!なんとも贅沢✨✨
もちろん、しっかり30分堪能しました。
あぁ〜気持ちよかった❤︎

さてさて、ここでおしまいではないですよ。
温泉の待ち時間や湯上がりにオススメなのが
こちらです。

湯の胸茶屋
焼いたお餅が入った自家製あんこのぜんざい


つぼ湯のすぐ近くにある『湯の胸茶屋』さんで少し休憩しましょう。
ぜんざいがとっても美味しいのです。
温泉水で淹れた珈琲もオススメです。
そして、なんと言っても湯ノ峰温泉と言えば名物【湯筒】です。
こちらで玉子を買って待ち時間に湯筒で温泉卵を作ってみるのもおすすめです。
以前、「ブラタモリ」でタモリさんが地元のお母さんが茹でたサツマイモを食べていた場所です。熱々のお芋が
とても美味しそうでした。

湯ノ峰温泉の名物【湯筒】
雨上がりの町並みが美しい

つぼ湯から上がると地面が濡れていました。私が温泉に入っている30分の間に雨が降ったようです。
3日に1度雨が降ると言われる熊野らしい変わりやすい天気に遭遇しました。
でも、だからこそ、澄んだ空気をいっそう美味しく感じさせてもくれました。
一年の締めくくりを素晴らしい湯場で終えることが出来ました。
有難いなぁ。
また、すぐにでも何度でも伺いたい素晴らしい温泉です。
みなさんも訪れてみてくださいね。

読んでくださってありがとうございます。
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