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それぞれの応援ポスターのこと➀「大人って、楽しいよ。」

あわただしい4月も終わり、卒業した皆さんも新しい環境に慣れてきたことかと思います。
故郷を離れた人も、地元で環境が変わった人も、五月病になりそうになったら、巣立ちポスターに登場した皆さんの、ポスターで伝えきれなかったメッセージや、撮影の裏話を読んで元気を出してほしい。
それぞれのポスターのこと、少しずつ公開していきますので、お楽しみに。

そして、最初にご紹介するのは、高校生の居場所としても多く利用されている図書館のポスターについてご紹介します。

個性豊かな図書館司書の3人

(左)髙橋将人さん / 山形県天童市出身 / 司書 
(中央)菊地伸江さん/南相馬市出身 /  司書
(右)佐藤真紀さん/北海道北斗市出身 / 司書

3人とも中央図書館に勤務し、本の貸し出し以外にも、ライブラリーシアターや子ども向けの絵本読み聞かせなどの開催、移動図書館サービスも行っています。

高校生の居場所としての図書館だから

南相馬市の中心部、JR常磐線原ノ町駅の目の前にある市立中央図書館は多くの市民が利用する施設ですが、市内の高校生にとっても、友達と集まることができる人気スポットです。

テスト勉強はもちろん、飲食が可能な屋外のテラス席では高校生が楽しげに会話する姿をよく見かけます。
髙橋さん、菊地さん、佐藤さんは、そんな高校生たちを図書館司書として、いつも陰ながら見守ってきました。

そんな高校生のいつもの居場所としての「図書館」、その場所で高校生と一番身近にふれあう「司書」の三人にポスター撮影の協力をお願いしました。

好きなことを仕事に、大人を楽しむ3人だからこそ

「子どもの時から図書館に通っていた子が、高校生になったら急に敬語で話し始めて、成長を感じることもありますよ(笑)」と、はにかみながら話す高橋さん。

成長していく子どもたちを見守り続けてきたからこそ、
「大人になったらいままで会えなかった人に会って、ここでは見れないことをたくさん見てきて。選ぶこと、迷うことすべてが経験になるし、経験はマイナスにはならないから・・・。」と新しいステージへ進む皆さんへのエールを送ってくれました。

「今まで毎日のように通っていた高校生が巣立つのはやっぱり少し寂しいですね。でも、夏休みに、大人っぽくなってまた来てくれる姿を見ると、嬉しくなっちゃいます。」と笑顔で話す佐藤さん。

「あの子今何してるのかな?と思い出す子もいるんですよね。」
佐藤さんは、子ども向けの絵本の読み聞かせも担当し、小さい頃から子どもたちと接してきたからこその言葉ですね。

「一旦地元から離れて、戻ってきてもそこそこ楽しく生きてるから、まずはここでは見れないことたくさん見てきてほしい。」
「そこそこ」と言うところに、自然体の菊地さんらしさがにじみ出てます。

地元出身の菊地さんは、18歳の進学のタイミングが2011年、東日本大震災の年だったこともあり、心配しつつもバタバタしながら地元を巣立ったという思い出も話してくれました。

この図書館が好きで、司書になる夢を持ち、この図書館で夢を叶えた菊地さんは、ティーンズコーナーの担当。
子どもたちが少しでも本に興味を持って、読んでくれたらという思いを込めて日々本を選んでいます。


こんな風に程よい距離感で接してくれる司書さんたちがいるからこそ、図書館が高校生の居場所として人気を集めているのがわかりますね。


「本が好き」を仕事にして、「大人」を楽しむ三人だからこその
『大人って楽しいよ。』ですね。


最後に三人から
「みなさんがまたここに帰ってきたタイミングで、図書館に来てくれたら嬉しい。いつでも来てくれたらウェルカム!公共施設なので(笑)」

【撮影の裏側】
カメラを向けられて少し緊張ぎみの3人。
自然な笑顔を引き出すために、テラスでおしゃべりしていた高校生にお手伝いをお願いしました!

この時の写真は、逆に照れ笑いすぎて採用されておりませんが…(笑)


南相馬市立中央図書館

温かみのあるライティングと豊富な蔵書、利用者目線の設備で、とても居心地の良い図書館です。本棚の間にも隠れ家のように椅子が設置されていて、読書に没頭することができます。

ほとんどの職員が司書の資格を持つ全国でも珍しい図書館です。
子どもたちが思い思いの本に親しむことができる「子ども図書館」や日差しが気持ち良い「本の森」には、司書さんが工夫を凝らして選んだ本たちが並びます。

誰にでも開かれ、かつ利用者との信頼関係を大切に運営している、市立中央図書館。
ぜひ、三人の司書さんに会いに、足を運んでみてはいかがでしょうか?

今回撮影にご協力いただいた、髙橋さん、菊地さん、佐藤さん、ありがとうございました!

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