안녕하세요（アンニョンハセヨ）南うさぎです。

　韓国・ソウルの最新事情のレポート、今回は 「New（ニュー）」と「Retro（レトロ）」を合わせた新造語「ニュートロ」を楽しむことができる益善洞（イクソンドン）を紹介します。

※撮影：南うさぎ

 　韓国の若者の間で、昔の文化を新しく楽しむという発想「ニュートロ」が流行っています。益善洞（イクソンドン）という街では、そのニュートロを楽しめます。

　益善洞が韓国国内で注目されるようになったのは、2017年にある放送で紹介されてからです。それ以前は韓屋（かんおく・伝統的な朝鮮の建築様式の家屋）の街として静かな場所でしたが、今は「ニュー」と「レトロ」の街として急成長し、あっという間にトレンドを主導するようになりました。

　狭い路地にいろんなお店が並んでいる風景はソウル中心部ではなかなか見かけないため、週末になると若者でとてもにぎやかになります。

　益善洞の最寄り駅は鐘路（チョンノ）3街駅で、そこから5分ほど歩くとすぐ狭い路地に出会うことができます。また鍾路3街駅は、仁寺洞（インサドン）や宗廟（チョンミョ）など観光スポットにも近いので1日中ゆっくり散歩を楽しめます。

　また、狭い益善洞の路地に入ると韓屋を改造したおしゃれなカフェや雑貨店も多く、韓国の伝統的なお店だけでなく、フレンチ、イタリアン、タイ料理など海外料理のレストランも多いです。

　夜になるとサムギョプサル専門店などお肉料理のお店は人があふれ、にぎやかになるので夜の益善洞もぜひ味わってみてください。

益善洞（イクソンドン）
＊1・３・5号線鍾路（チョンノ）3街駅下車6番出口

※次回更新は2022年7月15日（金）の予定です。

　안녕！