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脊柱側湾症の手術経験②(本入院と手術)

間が書いてしまったが、前回書いた脊柱側湾症手術経験の続きを書いていく。


今回は、本入院と手術について。


本入院は手術日前日にした。前日は、最終的な検査や麻酔科の先生からの説明などがあり、母親付き添いの元あっという間に時間が過ぎた。

手術当日はお昼頃から手術予定のため、前日夜は絶食だったと記憶している。

あまり緊張などはせずに就寝、翌日朝を迎える。

手術着に着替え、車椅子に乗せられ、家族に見送られ手術室へ…



よくドラマで見るような、手術室と書いてある扉を開けて通り抜け、自分の手術室にはいる。少しひんやりとした部屋だった記憶がある。


手術台に乗り、点滴から麻酔を入れられ、肩をトントンと叩かれながらあっという間に瞼が重くなり、目を閉じた。

声をかけられ、目を開けると、まだ手術室に横たわっており、喉に管がはいっていて、少し苦しい。名前を呼ばれて、頷くと、管が外された。寝たり、起きたりを繰り返していたが、すぐに病棟の部屋に戻った。


そして、待っていた家族と再会。意識ははっきりしていて、家族と会話した記憶もある。痛みは感じることなく、寝たり起きたりを繰り返し、過ごした。


手術は4時間程度で終わったらしい。
家族も見守ってくれていたが、夜になり帰宅。少し長めの夜が始まった。


管がいくつかついていたのもあり。自分で身体を動かすことはできないため。体勢が辛くなったら、ナースコールを押すようにとのこと。


忙しい看護師さんを思うと、ナースコールを推すのは申し訳ない気がして、何度も躊躇いながらも、寝返りを打ちたくなり、勇気を出し、ナースコール。身体を動かし、水分を摂らせてもらった。


なかなか熟睡できなかったが、その後も何度かナースコールを押し、ようやく朝を迎えた。


特に痛みもなく朝を迎えられ、ほっとした記憶がある。内臓の手術ではなかったため、術後は食事制限もなく、朝から食事が提供され始めた。


痛みがなかったのは、年齢がまだ低い(15歳)ということもあり、痛み止めにモルヒネを入れてもらっていたからだった。そのため、食事もしっかり取れ、早い段階からトイレも自分で行き、歩くこともできたので、日に日に身体も元に戻っていった。


結果、二週間ほどで退院の日を迎えた。
血を排出するためのドレーンが数日入っており、それを抜く時の痛みはあったが、それ以外らほとんど痛みを感じることなく入院生活を送ることができた。


本入院から手術の経過はざっくりだが以上とし、次の回では手術の内容と、この経験から得た自分の思考などを記載したい。


今回の経験が誰かの少しのプラスになれば…


mina🌱

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