絵を仕事にするということ

私は「漫画家兼イラストレーター」を名乗っているけれど、イラストのお仕事は数えるほどしかしたことがない。ほとんど漫画の仕事だ。
もちろん、お仕事がもらえるのは大変光栄で、嬉しいことだ。
だけど、同時に思ってしまう。


本当に私でいいんですか?

――と。


もちろん、良いよって思ってるからお声がかかるのだろうけれど、大した功績も残せていない、よわよわまんがかきに何を、と思ってしまうのです。

きっと、これは私だけじゃないはず…!

もちろん、自信満々に「任せてくれたまえ’」と言えるようになりたい。
しかし、それっておごってるってことじゃないか?
常に謙虚であれ、というのは日本人の遺伝子に組み込まれたものなのか、いやはや。
素直に受け止めることの出来ない私はあまのじゃくなのだろうか。
単に自分に自信がなさすぎなのだろうか。

常に結果が伴ってきているのであれば、少しは自信に繋がったのかもしれない。
私はアンケートでも売り上げでも大した結果は残せなかった。今の自信のなさは、全てそこから来ているのかもしれない。

私と同じく、「絵を仕事にしている(したい)けれど自信がない」という人と語りたい。傷のなめ合いになるだろうけれど、たまには舐め合ったっていいじゃないか。

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