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すた丼の味に学生時代を懐かしむ。

先日ずいぶん久しぶりに一人で外食に行ってきました。

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伝説のすた丼屋。ちょうど特番も放送されましたね。

東京都国分寺市に住んでいた学生時代。昼飯に、晩飯に、そして飲んだ後に、何度食べたかわからないすた丼。風邪を引いたらニンニクパワー接種のためにすた丼。部活で疲れたらバイトで疲れたら疲労回復のためにすた丼。本当に大好きでした。当時は国立と国分寺にお店があり国立の方が発祥のようですね。その後にチェーン展開。郡山に出店されてからかなり経ちますが、ようやく足を運ぶことができました。

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大盛りご飯の上に秘伝のニンニクだれで炒めた豚バラ肉。強烈なニンニクがたまらない。一度食べたら病み付き確定。当時は卵は既に落とした状態で提供されていたような・・・・・。現在は卵はそのまま提供されて自身のタイミングで落とすといったスタイル。食べる前に当時のようにしてパシャリ。

あれ?当時はあったはずのたくあんがない。

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肉に埋まってました。肉増しにしたので(笑)

みそ汁は一般的なみそ汁に変わってました。当時のみそ汁は常に具はもやしのみだった記憶がある。当時を知る方ならこの話題はあるあるでしょうかね。

一気に完食。20年ぶりのすた丼。変わらずめちゃくちゃ美味かった。すた丼は後を引きます。食べたばかりなのにまた食べたい(笑)それだけ病み付きになるということ。

とにかく懐かしい味でした。そしてその味に当時の記憶が噴出。

大学では演劇部に入部。先輩方・同期・後輩達。様々に刺激的なメンバーに恵まれ(笑)「演技」という表現活動の魅力にどハマり。「演技が上手くなりたい」「良い演技がしたい」の一心で、大学の授業を激しく疎かにして、とにかく演劇に没頭していました。当時は全く後先考えていませんでしたね。

「経営学部の勉強をしっかりやっておけば良かった」

社長という立場になってこそそう思います。まあ机上の学びよりもその立場になってこそ学びが多いかなとは感じていますけどね(笑)机上の学びだけで健全で安定した経営が可能なら世の中は引くほどたくさんの社長方と元気な会社で溢れているはず。実際そうなってはいないわけで、机上の学びだけで会社を経営するってのは簡単ではないですね。とりあえずこの話は置いておいて。

当時は演技が上手くなった自分や良い演技をする自分を思い描き、がむしゃらに、とにかくがむしゃらに基礎練習や稽古に励んでいました。演劇が僕の全てでした。演劇以上におもしろいものは世の中にはないと本気で考えていました。本当に僕には演劇しかなかった。たくさん恋愛もしました。彼女ができるたびにその子が僕の全てでした(笑)たくさん失恋もしました。そのたびに全力で落ち込みました(笑)失恋がさらに演劇に励む糧となりました。そして演劇がそれまで以上に僕の全てとなりました。

今思えば「情熱」しかなかった。恥ずかしくなるくらいに。くらいに・・・・・じゃない。・・・・・マジで恥ずかしい。

それから20年。現在はどうだろう。

社長として・・・・・父親として・・・・・ソロキャンパーとして・・・・・

「情熱」しかない(笑)

そうか。そうだったのか。僕には情熱しかないのか(笑)大して変わっていないのだな(笑)

何だろう。不思議と安心感が。何事もこのまま進めばいいもんね。

すた丼よ。ありがとう。色々と気付きがありました。

知らんけど。


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