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人と付き合うということ

※この話はフィクションを含みます。が、その度合いはご想像にお任せします。
あと麻雀にも一切関係のない話です。あくまで麻雀プロではない一個人としての独り言なので、麻雀界隈の人が見かけたとしても拡散はしないで大丈夫です。

先日、友人Eと話していて「"付き合う"ってなに!?」という話になった。
最近ぼくの周りは破局ブームだ。いや、そんなブームは起こらないでほしいのだけれども、実際にそうなのだから仕方ない。破局ラッシュの方が正しいか。

20代前半の頃と違って、30歳を目前に控えたくらいの破局はかなり重い。
好きになれそうな相手を見つける。アプローチする。運が良ければ付き合える。さらに運が良く色々な要素がマッチングすれば結婚を考え始める。これらを一からやるわけだ。そもそも始まりから難しいのに運まで絡んでくる。どうなってんだ。

「大学生の頃から付き合ってる彼女/彼氏とそのまま結婚しました!」
昔はこういうカップルを心のどこかで軽蔑していた気がする。好きも可愛いも相性がいいも、全部相対評価じゃない?ひとりで全員を知った気になってるのは傲慢じゃない?
でもいまは心の底からその凄さが分かる。彼らは結婚し、子供が生まれ、マイホームやら車やらを買い、ぼくはその様子をインスタのストーリーで知る。人生のステージが違いすぎてあんたたちが正しいよ、さすがに。

そろそろ本題に戻る。付き合うってなんだ??
ぼくの大学時代の友人Mはかつて「お互いが後ろ暗さを持たずにセックスできる関係性であること」と言っていた。まあ分かる。セフレって何か後ろ暗さがあるし。
でもセックスって十分条件ではあるけど必要条件ではないんだよな。

ぼくはこう見えて(?)かなりの根暗だ。大人数の飲み会は苦手だし、ひとりで過ごす時間がかなり好きだ。でも無性に、寝るときに誰か隣にいてほしいと思うことはしばしばある。別に全然セックスはしてもしなくてもいいのだけれど。わがままな自覚はあるしまた話題が逸れた。

Google先生にも聞いてみた。

相手を「他の人に取られたくない」存在と思い、その気持ちを確認し合っていることが「付き合う」ということです。

まあ分かる。分かるけど完全な正解ではない気がする。

今まで付き合った相手のことを思い返してみた。
数えてみたところ、どうやら約15年の間に15人と付き合っているらしい。へえ。
最長はのべ4年くらい。最短は1か月。今でも連絡を取る人もいれば名字すら覚えていない人、SNSを全てブロックされている人(Filmarksすらブロックされてることに気づいたときはちょっと笑ってしまった)、ぼくと別れた半年後に婚約した人もいる。

思えばぼくは(こう見えて)好きな人の影響を受けるタイプだ。
ボーカロイド、朝井リョウ、江國香織、チームしゃちほこ、待ってるガール、犬、女王蜂。
でも、付き合う=その人の影響を強く受けること、かと言われたらそれは違う気がする。ヨルシカもPerfumeも安野モヨコも短歌も別に付き合った人に勧められたわけじゃないしなあ。

Twitterでこんな意見を見かけた。

https://twitter.com/radran10/status/1732160418175390152

めっちゃわかる。かなり納得もできる。
でもそれって、ある種"自己成長"に軸が寄りすぎてるきもするんだよな。若いときは(ほとんど多くの場合が)その相手と結婚するわけではないんだし、それでもいいと思うんだけど。

結論わからん。わからんけど、現状のぼくなりの答えはこれだと思う。

"付き合うとは、お互いがその相手と結婚できるかどうかを見極めること"

2月に弟が結婚した。結婚相手は大学時代からの友達らしく、可愛くてとても感じの良い子だ。
たぶんぼくにとってはそれがかなりのコンプレックスになっている。
最近よく結婚のことを考えるようになったのもそれがきっかけだと思う。結婚式をやるならUVERworldの『AWAYOKUBA-斬る-』とチャットモンチーの『バスロマンス』は流したいし、親への手紙は読みたい。結婚する相手にもよるだろうけど、こんな人たちを呼びたいというのをリスト化したこともある。
歳も歳だからそろそろ落ち着きたいし、そういう将来を考えられない付き合いは無意味だとも思う。自分にとっても相手にとっても。
といいつつ、本当に"誰かと結婚したいのか"と聞かれるとまた別の話であったりするんだけど、それは趣旨が変わってくるしもう2,000字くらい書いて疲れたのでまたいつか。

大学生のときのぼくに言ったら鼻で笑いそうだけど、歳を重ねるってこういうことだね。

30歳になるまであと4か月。20代のうちに色々と文章を書き起こしておけば少しは将来の楽しみになるかもしれないので、こまめにnoteを書こうと思ってます。有言実行できるかはさておき、気が向いたら読んでね。


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