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丁寧生活37日目 「私はこんなにやってるのに」という思い


先ほど、食器を洗い終え、
キッチン回りの拭き掃除も完了し、

「ふぅー」と一息ついた後、夫が、夕飯を食べ終えた食器を、
今頃になって持ってきて、シンクに置きました。

「自分で洗ってくれるかな?」

と、見守っていたのですが
そのままキッチンを去りました。


「おいおい、洗ってくれよ」
という言葉が、軽く心をよぎりましたが
すぐに気持ちを切り替え、その場で洗ってしまいました。


バスルームから戻ってきた夫が、

「あれ、洗っちゃったの?
僕が洗おうと思って戻ってきたのに」

と言い残して、再び去っていきました。

その時の私は、別に食器の一つや二つ追加で洗ったって
特に何の問題もない、という気持ちでした。


同時に、以前の自分の態度がよみがえってきました。

「私は食事の準備もして、洗い物も全部やって
夕方から息子を寝せるまで、息つく暇もない程なのに、
ようやく全てを終えた私を見ても、自分の食器さえ洗わないの?」

夫はのんびりとテレビを見ていることが多く
そんな彼が腹立たしかったのです。


過去のその思いと、今の気持ちを比較してみると、
まったく違います。


以前は、家事を重荷に感じていて、
「やらなきゃいけないからやっている」状態でした。

でも今は、

「自ら進んで下座行をすることで、徳を積んでいる」
「空間や物の状態が、自分の人生に反映する」

という意識に変わったので
腹立たしい思いは一切湧いてきません。


つまり、「家事を丁寧にやること」が、
人生の目的の一つになったからです。

夫がどう時間を過ごしていようと、
気にならなくなりました。

私は私で、

「自分のやりたいことをやっている」

からです。


以前、夫婦間でよく言い合いになって
険悪になってしまっていた原因の一つは

「私はこんなにやってるのに、あなたは怠けてばかり!」

そんな思いが根底にあって
私はそのエネルギーを、どこからともなく放出し
夫は無意識的にキャッチしていたのでしょう。

ちょっとしたことで、お互い火がつきやすくなる状態です。


だから

丁寧生活を心がけることは、夫婦円満のカギ!

そう確信したひとときでした。


最後までお読みくださり、ありがとうございます!


これを読んでくださったあなたが、
温かな光に包まれて、
毎日を送ることができますように。


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