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カシオが目指す「ユーザー中心のバリューチェーン」アドビ製品でいかに実現?:ポッドキャストの聞きどころ

アドビのクラウドサービス「Adobe Experience Cloud」を活用してCXM(顧客体験管理)に取り組む企業のマーケターをゲストにお招きし、日々のリアルな取り組みなどを聞くアドビのポッドキャスト番組「Marketer’s Talk」。

今回のゲストは、カシオ計算機で公式サイトのコンテンツ運用を担当している、村岡美和(むらおか・みわ)さんです。自社サイトのグローバル展開やコンテンツ運用、コンテンツ管理、また各拠点の運用支援などを担う村岡さんに、コンテンツ運用と顧客体験というテーマで全3話にわたり伺いました。

パーソナリティは、アドビのマーケターである小松崎扶美恵(こまつざき・ふみえ)さんです。

<ゲスト>
村岡美和:2017年、カシオ計算機へ新卒入社し、webサイトを管理する部署に配属。入社3年目で、エクスペリエンスデザイン関連の部署に異動。現在は、デジタル統轄部 D2C戦略部 コミュニケーションプラットフォームグループで社外向けwebサイトの運用支援(EC機能を除く)やコンテンツのグローバル展開、翻訳などを担当。

<パーソナリティ>
小松崎扶美恵:金融機関(投資信託、証券会社、銀行)で一貫してマーケティング業務に携わる。2018年、アドビ株式会社に入社し、現在はDXインターナショナルマーケティング本部 フィールドマーケティングマネージャーを務めている。

*ポッドキャストの聞きどころは、アドビのポッドキャスト「Marketer's Talk」の内容を抜粋したものです。


第1話:カシオが目指す「ユーザー中心のバリューチェーン」


カシオブランドと言えば「G-SHOCK」をはじめとした時計のイメージが強い人がいるかもしれませんが、電卓や電子ピアノ、レジ、電子辞書など、幅広い商品ジャンルを展開しています。製品によって出したい色や世界観が異なるため、1つのサイトにまとめるだけでも苦労があるそうです。

「ユーザー中心のバリューチェーン実現」を目標に掲げている同社。所属するデジタル統轄部だけでなく、各事業部門や経営層にもこのゴールは共有され、浸透していると、村岡さんは話します。

番組では、ユーザー中心のバリューチェーンとは何かを伺っている他、改善/改革を後押しする部署の評価制度、同社のエクスペリエンスデザインに対する考え方や取り組みなどをお聞きしています。

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第2話:アドビ製品で解決したマーケティング課題とは


カシオは毎月新製品を発売しており、製品情報ページをタイムリーに制作/更新する必要があります。サイトは国内向けだけでなく、海外向けにも運用しています。そこで活躍するのがアドビの製品群です。

同社は29の国と地域のサイトを、Adobe Experience Manager (AEM)でカバー。以前、各国のサイトで更新内容にずれが発生するといった課題もありましたが、AEM導入することでサイト更新を一元管理できるようになり、こうした課題が解消したと村岡さんは話します。

さらに、Adobe Analyticsで行動データを取得し、CDPで解析してAdobe Targetでコンテンツを出し分けたり、ユーザーがカスタマイズしたオリジナルの「G-SHOCK」をデザインできるツールをアドビのDynamic Mediaで実現したりしています。

番組では、カシオ流のアドビ製品の使いこなし方を、事例とともに具体的に話していただいています。

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第3話:チャレンジを恐れない風土を象徴する「65点主義」

第3話では、カシオが大切にしている「ユーザー中心のバリューチェーン」について深掘りしています。

ユーザー中心のバリューチェーンの具体例の一つは、先述の「MY G-SHOCK」です。ユーザーがカスタマイズした部品を使って製品を組み上げるこのサービス、届くまでの待ち時間に生産中の写真を届けたり、配送の過程を知らせたりしているそうです。

同社がwebサイトを通じて目指しているのは「興味を持ってくださったユーザーにちょうど良い距離感で寄り添うこと」。サイト内でユーザーが閲覧した製品に合わせ、コンテンツを 出し分けるといった工夫を取り入れています。

チャレンジを恐れない風土を象徴しているのが「65点主義」。スピード優先で、ユーザーが満足するレベルである65点の段階でまずローンチさせ、ユーザーの反応を鑑みて進化させていく手法です。そして、ミスをしてしまった時もすぐに切り替えて修正できる「webサイトで人は死なない」というキーワードも、チームのチャレンジを後押ししています。

番組では、MY G-SHOCKを実現する仕組みや、今後の目標なども伺っています。

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もっと詳しく知りたい方はポッドキャストへ

そのほか

・村岡さんがカシオを選んだ理由
・機会損失を防ぐための方法
・コンテンツを各国ごとにローカライズする工夫と苦労

などについて、お話しくださいました。


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