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胃が痛い・・・から・・・・

こんにちは。
思考整理専門の楽脳家 宮本園えです。

1週間ほど前、胃が痛くて目が覚める・・という経験をしました。
これは、初めての経験。

思い当たることがない・・・・。
その日は様子を見ながら、市販の胃薬とかで誤魔化して過ごす。
翌朝も、昨日よりはいいかな・・・・でも痛いな・・・。

実は私、7年前に大病(腸の病気からの手術)をしている。
その後経過観察を経て、すでに2年放置。
そろそろ、検診に行けというサイン?と思って、主治医に連絡したら、
その翌日まで休診という留守電。

そこで、地元の友人の紹介で、初めてのクリニックへ。
そこは、地元では、わりと人気の胃腸が専門のクリニックらしく、
本来予約が必要とのこと。

「胃が痛いんです。初めてです・・」と駆け込んだ私。
受付の方から、「夕方5時半以降で、それでもしばらくお待ちいただくことになります」と言われ、「それでもいいので、お願いします。」
(その時、午後3時ごろ)

すると、ちょうどそのタイミングで「予約のキャンセルが出ました。1時間後ですがいいですか?」とのことで、そのまま待合室で待つこと1時間。

先生は、とてもジェントルな雰囲気。
すぐに、「エコーみてみましょう」とのことで、エコー検査。
すると、エコー検査技師の方から、思いがけないフレーズ。

「ああ、かる〜く、腸閉塞の気(け)がありますね〜。胃じゃないっす。」
「は?腸閉塞?」

腸閉塞って、言葉だけでも怖くないですか?
びびりました!
「何か、思い当たることは?手術って、いつされました?」
「思い当たることもないし、手術はもう7年も前です!」
「ん〜〜。でもまぁ、他をいろいろみても問題ないし、ただ、小腸がつまってる感じですね」からの「先生が薬くれると思いますが、一番いいのは、絶飲食っすよ。

ああ・・なんたること。
思い当たることはない。
でも、あとからよーーーく考えると、前日の昼間に、
ものすごくお腹が空いた時に、すごい勢いで、トンカツ定食食べた・・・。
え〜〜?それくらいで、なっちゃうの?
え〜〜〜。

「絶飲食っすね」という、エコー技師の方の軽い口調に、
実は、ちょっと安心している自分がいる。

なぜなら、「絶飲食」こそ、1番いい・・・って、
私が知っているのだ。

そう、7年前に、手術(腹腔鏡)をした後のこと。
もう、あと2日で退院・・・という日に、
あれ?ちょっとお腹痛い・・・。
気のせい?
いや、痛い・・・。ああ、痛い。
どんどん痛くなる。
先生!お腹痛いです!

夜中にナースコールをする。
痛み止めをもらう。
効かない・・・・
先生、助けて・・・痛い〜〜〜。
と、気を失うくらい痛い。
でも、薬はあと最低4時間は開けないと・・・と言われる。
痛い・・・・・。

翌朝、主治医がやってきて、
鼻から管を入れて、胃のレントゲン。
結果・・・・、手術のあと、内臓がもとに戻ろうとしてる・・のかなぁ。
(なにか専門用語を言われた気はするけれど・・・。)
「しばらく、絶飲食しましょう。」と言われ、点滴生活5日間。

結局・・・。

胃が痛い。
⇨ それなら食べない。がいいと身体が覚えた。

そして、今回の先生も、
「薬出しておくね。なるべくおかゆみたいなものを少しずつ食べてね。
それでも治らなかったら、また来てね」・・・ということで、
処方してくださったのは、漢方薬。

「ああ、漢方!!
即効性ないじゃん!!」
と思った自分もいるけれど、でも、いい先生だな・・・と思ったのです。


最近、人間は、不調があると、
すぐ、薬をのんで、すぐに治る!と思っている。
すぐに治らないと、薬が効かない!と文句を言う。

でも、人間の身体って、
本当によくできているから、自分でゆっくり治そうとするのだ。

胃が痛い。つまり胃が不調。
(今回は胃じゃなくて、小腸だったけれど)
痛いなら休ませる。つまり食べない。

理にかなっている。

やたらに効く、わけのわからない「薬」よりも、
漢方薬の方が安全。
そして食べずに休ませる。

・・・ということをゆ〜っくりやって、
やっと、「食前の漢方薬を飲むことを忘れる!」まで回復。

年齢を重ねて、いままでだったらないこと、も身体に出てくる。
けれど、この当たり前の「休ませる」ことも思い出したのでした。

それは、理にかなっているか?

いろいろなことも、
ちょっと立ち止まって考えてみるといいのかもしれない。


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