ラジオを聴き始めた背景

私はひどい不眠症で、日中どんなに疲れても夜は睡眠薬がないと眠れない毎日を過ごしていました。

しかも睡眠薬を飲めばOKではなく、とにかく寝つくまでにいろいろとイヤなことはかりが頭をよぎってしまう…。

それらを一刻も早く払拭するために、録画したバラエティ番組を寝室のテレビで流しっぱなしにして寝ていました。観客やスタッフの笑い声、楽しげな雰囲気が心を落ち着かせてくれたのです。

なおこれまでにいちばん流し、誇張抜きで100回以上私を寝かしつけてくれたのは『アメトーーク』の「ナダルアンビリーバボー」であり、大きな感謝とともに「なんだか人に話しづらい番組で癒されちゃってるなぁ…」という複雑な思いも抱えていました…。

テレビからラジオへの移行

転機は妊娠・出産でした。
どの育児書にも「ブルーライトが赤ちゃんによくない云々」「テレビがチカチカしながらだときちんと眠れてないので疲れは蓄積される」など、新米の親を不安にさせる文言でいっぱい。だけどシーーンとして真っ暗な中で眠れないよ！！そもそも起きてるときだって無音がホントだめで何かテレビバラエティ番組かけ続けてるんだよ！！

ポッドキャストとの出会い

そんなとき、赤ちゃんのオルゴール曲をかけるのに重宝していたAmazon MUSICに「ポッドキャスト」があるのを発見。芸人ポッドキャストランキングにはサンドウィッチマン、ナイツ、銀シャリなどが並んでいました。

アンガールズとの出会い

その芸人ポッドキャストの中に「アンガールズ」のポッドキャストを見つけ、「アンガールズってしゃべりのイメージないけど…ランキング上の方だな、面白いのかな？」と聴いてみることに。時期的にもアンガールズのポッドキャストは始まったばかりで、第0回と第1回くらいしかなかったんじゃなかったかな。おもしろかったら回数少ないから追いやすいなというのもあり、軽い気持ちで聴いてみると、すぐに！魅了されました。おもしろい！

アンガールズの良さを知る

田中はとにかく熱くたぎって他のラジオパーソナリティ（オードリーなど）をつぶす！！天下取りに行く！とか、今日はこんなイヤなことがあったあいつ許さない！！というたぎりテンション、それに反して山根は「俺は別にどっちでもいい」というマイペースさ 笑

回を重ねるごとにコーナーも面白くなっていき、特徴を聞いてどのタレントのことか当てる『令和人間図鑑』（例:最低品質人間→ノンスタ井上　など）『ギャル大喜利』『やめれんのんよ』など、面白いユーザーさんの投稿もあって毎週の更新が楽しみになるように。このポッドキャストには半年くらい何回も同じ回ループしたりしておせわになりました。ありがとうと言いたい！

だけど「寝る前」の条件は厳しい

アンガールズにはずっとお世話になっていたのですが、ひとつ問題がありました。それが『有楽町リベンジャーズ』のコーナーなんです。

このコーナーはヤンキーにひどい目にあってきたリスナーが、少しのポップさも交えつつ経験談をメールで送り、アンガールズの2人が「ヤンキーはほんとこういうことする！ほんとにダメな人種だ！！」などと一緒に憤ってくれるコーナーなのですが、これが寝る前に聴いてると「こんなひどいことされて…かわいそう…」と胸が痛んでしまって、楽しい気持ちから一転、切なくなって眠れなくなってしまうのです。

このコーナーになったら早送りする、なども試みましたが、そもそもゆっくり寝たくてかけ流してるわけですから、置いてたスマホを取って早送りして「あっまだコーナー終わってない」「あっ次のコーナー始まってる」と調整が難しく、目が冴えてきてしまうのですよ…

次なるラジオを求めて

そんなわけで、他に「寝るのに適した芸人ラジオ」はないのか？と、いろいろと聴いてまわりました。

次回はそんな不眠症がオススメする芸人ラジオをご紹介したいと思います。イメージ的に合いそうな人がダメだったり、意外な人がいまいちばんの推しラジオだったり…ご覧いただけるとうれしいです。

長文読んでいただきありがとうございました！