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人類史を遡ると見える今のHumanoid vs GPT4の対立構造。そしてビルダーバーグ会議の偵察の報告

微信(We Chat)にリアルタイムで載せているとおり現在,自分,峯岸は,リスボンでのビルダーバーグ会議の偵察を終えてポルトガルに居る。
昨年(2022年)10月にバルト海で共にNord Stream(ノルドストリーム)を現地調査したドイツの独立系メディアと今回も連携して動いた。
会議の参加者がバスで会場に到着した様子と会議後に参加者が出てくる様子を撮った動画を微信に載せたので興味ある方は御覧いただきたい。
時を同じく日本の広島でG7サミットが開かれ,このG7サミットと同じタイミングでG7サミットより重要な3つの大きな会合が開かれた。
まず中国の陝西省は西安で開かれた西安サミットだ。


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中国が主導する,このサミットは,これから世界の中心となる中央アジアの重要性を示している。
内閣官房機密費(領収書が不要な使途が問われない,会計検査院による監査も無いカネ)で雇われ日本のメディアに出ている御用専門家ども(学者,エコノミスト,評論家たち)が「中央アジアはロシアから離れようとしている。ロシアは孤立している」と指摘したそうだ (笑)
こんな適当な事,嘘を言っている無能なバカが日本では一流の識者とされている。
この無能なバカどもの言う事を「なるほどなるほど」と真剣に聴いて本気で受け止めているのが日本国民である。
だから自分,峯岸は「バカ日本国民」と言っているのだ。
中国が見ているのは日本と韓国がある太平洋側ではなく,広大なタクラマカン砂漠(新疆ウイグル自治区)の西側のユーラシア大陸である。
ココが,これからの世界の中心となる中央アジアだ。
何が「中共は日本を侵略しようとしている!」だバカどもが。
中国は貧乏人だらけの日本なんか眼中にない,自惚れるな。
中国とロシアとインドの3トップは同盟国なため,互いに自国に国際機関を置く事は主張しない。
19世紀の大英帝国(イギリス),20世紀のアメリカ帝国,この2つの覇権国が勃興して隆盛し,そして衰退した経緯を,よくよく観察している。
イギリスとアメリカが世界覇権国として我が物顔で属国群に対しヤリたい放題ヤッて凋落した失敗から学んでいる。
だから中国はイギリスとアメリカのように他国に対して傲慢な態度には出ない。
3トップは互いに世界覇権の駆け引きがあるため,この3国に国際機関を設置するとなると世界が認めないと理解している。
だから地政学観点から3トップに囲まれた中央アジアに国際機関を移転させる事で合意している。
中央アジアは穏やかなイスラム国家で政情も安定してエネルギー資源も豊富である。
だから16億人の中東アラブ世界も連帯する。
ココにインドの14億人と中国の16億人も入る。
そして中華圏の東南アジアが入る。
アフリカ54ヶ国と南米(中米も含む)はBRICS同盟で,経済と政治の両面で借款がありCIPS(人民元での国家間による送金と資金決済の制度)に加盟している。
だからワシントンとニューヨークにある国際機関(United Nations=連合諸国,IMF=国際通貨基金,世界銀行など)は,この中央アジア5ヶ国の1国へ移転する。
名称も体制も変わり,新たな国際機関が中央アジアに置かれる。
2020年に中国と中央アジア5ヶ国による初の首脳会談がオンラインで開催され,2021年に初の対面での会談が行われた。
この事を自分,峯岸は,2010年に予言しているため,鋭い読者ならピンと来ただろう。
国際機関の移転準備が絶賛進行中である。


次に18日〜19日,ロシアのカザンでカザン・フォーラム(ロシアーイスラム世界:カザンフォーラム)が開催された。
なんと85ヶ国から7000人が参加した。
カザン・フォーラムはロシアとOIC(イスラム協力機構)による経済交流の為のプラットフォームである。

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カザン・フォーラムでロシアのラブロフ外相が以下のように発信している。

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https://t.co/gHbLmbATUQ

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ラブロフ外相は「Традиционно Россия развивает дружеские отношения с подавляющим большинством мусульманских стран. Нас объединяет приверженность выстраиванию межгосударственного сотрудничества на принципах равноправия, взаимного учета интересов и поиска баланса интересов.」(ロシアは伝統的に大多数のイスラム国と友好関係を築いています。平等,利害の相互考慮,利害の均衡の探究という原則の元に,国家間協力を構築する事で我々は結ばれています)
「Россия последовательно исходит из того, что развитие международных отношений в режиме конфронтации – путь тупиковый. Необходимо избегать бессмысленного и крайне опасного противостояния мировых центров.」(ロシアは一貫して対立的な態度での国際関係の発展は行き止まりであると主張してきました。世界の中心同士の無意味で極めて危険な対立を避ける事が必要です)


以上のように述べている。
ラブロフ外相が言う,この「世界の中心」とは,米欧日(アメリカ,欧州,日本)以外の世界の各大陸の事である。
中央アジアのユーラシア大陸,アフリカ大陸,南米大陸,中東アラブ世界,東南アジアだ。
つまり,これからの世界体制の中心,主導していく国家群に,米欧日は入っていないという事である。
コレが世界の趨勢の85%を占める,G8の総意である。
それなのに残り15%のG(ご臨終)7という終わった衰退国家群は日本の広島に集まり,まるで自身らが世界をリードしているかのような傲慢な態度を未だに続けている。
広島の地で負け組7ヶ国が集まり傷を舐め合った。
そして決定的はホスト国の元首である日本の岸田文雄が「世界の多数派と理解し合えた」と大見栄を切って世界に恥を晒した。
何が「世界の多数派」だバカが,寝言は寝て言え。
15%しかないG(ご臨終)7の何処が多数派なんだ? (笑)
実質は10%も無い。
G7という枠組みが誕生した1976年の時点では7ヶ国が世界GDPの7割を占め,まさに「世界のリーダー」と言うに相応しい存在だった。
だが今のG7が世界GDPに占める割合は27%で人口も11%に過ぎない。


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こうした国力の低下から今やG7は世界への影響力を完全に失っている。
G7は先進国ではなく衰退国である。
日本人は脳をヤラれているため,この事が,どうしても理解できない。
今のG7指導者は7人すべて極悪犯罪者である。
まずアメリカのジョー・バイデンは周知のとおり性的児童虐待(小児性愛)の常習犯であり,人身売買や収賄など数々の犯罪が共和党により議会で追及されている。
バイデンも歴代大統領と同じようにロックフェラー家の傀儡として擁立され,不正選挙で大統領に就いた。
だが本人は直後に死亡したため今のバイデンは影武者である。
そのため広島サミットでも脚本を読み上げる以外のイベントには参加していない。
ボロが出るため不必要に公衆の面前には出れない。
フランスのエマニュエル・マクロンも不正選挙で出現し,2017年からロスチャイルド財閥のパリ分家(ダヴィド・ド・ロチルド。パリ分家 第5代当主)の傀儡として大統領の地位に留まっている。
カナダのジャスティン・トルドーも同じく不正選挙で首相の座に就いた。
トルドーは有能な実の弟を殺した疑惑が出ている。
トルドーの実父はキューバの独裁者フィデル・カストロで,首相に就任して以来カナダを共産主義の独裁国家に変えようとしている。
ドイツのオラフ・ショルツは岸田文雄と全く同じで化石燃料をボッタクリ価格で売るロックフェラー家に貢ぐ為に全ての原発を停止させ,電気料金を最大で45%も上昇させた。
よってドイツは産業の空洞化が加速し,軍事アナリストで退役アメリカ陸軍大佐のダグラス・マクレガーはショルツを「過去1000年の間で最悪の国家指導者だ」と断じている。
イギリスのリシ・スナクは国家資金を私的に流用し,妻の実家に多大な利益を与えている。
またスナクはWorld Economic Forum(世界経済フォーラム=ダボス会議)の従順な奴隷であり,首相に就任するにあたりカナダのトルドーやフランスのマクロンとの乱交が録画されたという。
スナクも,この加入儀礼を経て脅迫材料を握らされているため服従している。
イタリアのジョルジャ・メローニは正真正銘のファシストであり,ウクライナで起きているネオナチ勢による大虐殺の筆頭支持者である。
彼女はBLACK SUN(黒い太陽)を崇拝する結社から指令を受けてイタリアを運営している。
そして日本の岸田文雄は欧米グローバリストが描いた脚本を読み上げるだけの売国奴である。
日本国民を生かさず殺さずで,真綿で首を絞めるように国民を苦しめる政策しか出さない。
あらゆる方法で日本国民から搾取しているカネをアメリカ様へ納めている。
更に今回の広島サミットで「軍事面でウクライナへの支援を強化する」と発表した。
つまりウクライナでの大虐殺を支持し,更に貢ぐという事だ。
このようにヤリたい放題のG7だが,この7人の極悪国家指導者は法の裁きを受ける事になる。
無罪放免はない。
そのサインの1つとして,5月18日にアメリカの最高裁陪席判事のニール・ゴーサッチが「コロナ・パンデミックによりアメリカは平時の歴史において最大の人権侵害に晒された」と論文を発表した。
更に「会社や学校や教会が閉鎖されたにも,カジノなどの利権の大きいビジネスは通常営業を続けていた。今後そうした事象に司法がメスを入れていく」との内容の決意が書かれている。


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https://www.supremecourt.gov/opinions/22pdf/22-592_5hd5.pdf

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インターネットで「Covid lawsuit」(コロナ訴訟)と検索すると,1億件以上ヒットする。
現在,欧米の弁護士事務所が広告を出し,コロナ・ワクチンの被害者(裁判の申請者)を募集している。
こうしたコロナ関連の訴訟を支持する論文が最高裁判所の公式サイトに掲載されている。
だから各国政府や製薬会社が賠償金の支払いで破綻するのは時間の問題である。
日本でも事例の1つが16日に報じられた。

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いつものようにNHKが政府や製薬会社に忖度して嘘の報道を流した。
こんなNHKという反社会勢力,犯罪組織に受信料を払っている者はバカ,大バカだ。
公共放送を謳っておきながら放送法を無視している組織に受信料を払う義務は無い。
権力者どもが勝手に作った法律にバカ正直に従っている国民が大バカなのだ。
その前に未だにテレビなんか置いて観てる時点でオワコンである。
相当に頭が悪い情弱者だ。
だから自分,峯岸は,日本人を「洗脳民族」と称しているのだ。
前述したとおりコロナ・ワクチンやウクライナでの代理戦争に加担しているG7諸国は,民事と刑事の両面で裁かれる。
だから今回の広島サミットがG7指導者の最後の宴である。

今回のG7@広島で日本はアメリカに15兆円を貢いだ。
5兆円がウクライナ支援で残り10兆円がアメリカのデット・シーリング(累積債務上限=米国債発行残高)の穴埋めである。
この5兆円のウクライナ支援金は日本からウクライナに送金したのではなく,アメリカとイギリスがウクライナに与えている武器・弾薬の代金として日本がアメリカの軍需産業界(民主党ネオコン派の支持母体)へ送金している。
もちろん原資は日本国民の血税である。
G7以外の世界各国がウクライナ支援に反対している中で,世界で唯一こんなバカな事をヤッているのが日本である。
属国・日本ココに極まれりだ。
国家と同レベルで国民の知能が圧倒的に,絶望的に低いため,この自覚が全く無い。
まさに丸山眞男が言った作為の契機の不在(自身の言動を自覚できない劣等性)である。

もう一つの10兆円はアメリカのデット・シーリングの補填だ。
つまりアメリカの借金の穴埋めだが,こんなのは焼け石に水である。
だから為替が一気に4円(1ドル135円から139円)の円安へ動いたのだ。
自分,峯岸の読者なら理解あるとおり,5兆円の為替介入(円売り米ドル買い)で2円の円安へ動く。
だから4円の円安になったという事は10兆円の為替介入があったという事だ。
米国債を買う時(無理やり買わされる時)にニューヨークの債券市場で円売り米ドル買いで決済するため円安になる。
この為替法則を覚えておくといい,相場で急激に円安にシフトした時に「またアメリカ様への貢ぎ物(米国債買い)か」と理解できる。

ロシアが主導するカザン・フォーラムと中国が主導する西安サミットは軌を一にした動きで連携している。
ココに次の世界体制の帝都であるユーラシア大陸=中央アジアがある。
中央アジアは緩やかなイスラム圏で中東アラブ世界も馴染んで溶け込んでいる。
ココにBRICS同盟のインドも入っている。
中華圏とイスラム圏とインドで世界の人口の3分の2を占める。
ココに米欧日以外の大陸が入り前述したCIPSが確立されている。
だから欧米がロシア制裁でロシアをSWIFT(CIPSの米ドル版)から排除したが,ロシアには全く打撃は無く,逆に諸刃の剣でアメリカが手負いとなった。
ウクライナでの代理戦争の開戦2日後(2022年2月26日)に,アメリカがロシア中央銀行の国外資産を強制没収した。
ロシアの通貨ルーブルはウクライナでの代理戦争に突入した2月24日(日本時間)は1ドル=80ルーブルだったが,3月7日に1ドル=150ルーブルまで下がった。
そこでプーチンが「天然ガスと原油はルーブル建てで決済する」と大統領令に署名したためルーブルに信用が付いて上がった。
ルーブル建てでしかロシア産の天然ガスと原油が買えないとなればルーブルに殺到する。
更に金(ゴールド)の売買はルーブルで決済すると決め,コレでロシアは事実上の金(ゴールド)本位制となった。
金(ゴールド)とエネルギー資源を結合させたのだ。
だから,よりロシアの国家体制が強固となった。
アメリカによるロシア排除は裏目に出たのだ。
コレが中国の習近平と同格のプーチンの天才的手腕である。
プーチンは哲学者(深い知恵を持つ賢人)でありながら国家指導者であり,彼は紀元前451年の古代アテネに出現し,人類史上初のdemocracy(民主政治)を実現させた賢帝ペリクレスの再来である。
コレ程の天才的頭脳を持った国家指導者は滅多に出現しない。
だからアメリカのジョー・バイデンのケツの穴を舐める事しか出来ない無能な岸田文雄とは格が違い,横に並べるのも失礼だ。


そして,もう一つが,西安サミットとカザン・フォーラムとG7広島サミットと同じタイミングで開催された,自分,峯岸が偵察したビルダーバーグ会議である。

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今年の議題は上に転載した記事にあるように以下のとおりである。

⚫︎A.I.
⚫︎Banking system
⚫︎China
⚫︎Energy transition
⚫︎Europe
⚫︎Fiscal challenges
⚫︎India
⚫︎Industrial policy and trade
⚫︎NATO
⚫︎Russia
⚫︎Transnational threats
⚫︎Ukraine
⚫︎U.S. leadership

出席者は世界皇帝代理のHenry Kissinger(ヘンリー・キッシンジャー),NATO事務総長のJens Stoltenberg(イェンス・ストルテンべルグ),前・欧州委員会委員長のJose Manuel Barroso(ホセ・マヌエル・バローゾ)ら,欧米グローバリストの他,ビジネス界からはPfizerのCEOであるAlbert Bourla(アルバート・ブーラ),BP(ブリティッシュ・ペトロリアム)CEOのBernard Looney(バーナード・ルーニー),PayPal創業者のPeter Thiel(ピーター・ティール)らだ。
今回のメイン・テーマは予想どおりAIで,同じく議題に上がる中国と関係する。
その他の出席者を見ると分かるとおり, 日本で今ごろになって大騒ぎしているChatGPTのOpenAI社CEOのSam Altman(サム・アルトマン),Googleの人工知能研究所Deep MindのDemis Hassabis(デミス・ハサビス),MicrosoftのCEOであるSatya Nadell(サティア・ナデラ),ex.GoogleのCEOであるEric Schmidt(エリック・シュミット)と,欧米の新旧AIリーダーが揃った。
OpenAIのサム・アルトマンは5月頭のアメリカ上院司法委員会で,世界各国が迅速にAI規制を掛ける事が重要だと言及した。

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今アメリカはMicrosoftとGoogleとOpenAIが歩調を合わせ,ブラウザにChatGPT(AIアシスタント)を組み込み,Googleは部門を統合して新たなDeep Mindを設立した。
コレは中国に対抗した動きである。
中国のAIを搭載したヒューマノイド・ロボット技術が大躍進し,自動(無人)運転の更に上を行く,人間の手の動きを持つmanufacture(マニュファクチュア)の領域に到達してしまったからだ。
manufactureとはmanu(手)とfacture(製造)を合わせた用語で,文字どおり手を使う製造(モノ作り)の事だ。
まだ精度は完全ではないが,この人間でしか出来ない不可能と見られた世界に,人間の姿をしたロボットが人間のように手を使って作業が出来る段階に入った。
この事は欧米社会(キリスト教圏)にとっては天地が引っくり返る程の衝撃なのだ。
なぜなら欧米白人文明にとっては自身らのdogma(ドグマ=教義)が打ち砕かれる。
宗教(宗派)が信奉する,人間の救済の為に神から示された教義(教理)が崩壊してしまう。
神以外に人間を創造してはならない。
神以外が作った人間の姿をしたロボットに自身らの文明が殲滅される危機に直面してしまった。
だから大慌てでGPT4を出してきたのだ。
この事を自分,峯岸は,前回,解説した。
だから欧米社会にとっては文明の存続を賭けたhumanoid vs GPTの世界覇権抗争である。
地上分野での頂上覇権戦争だ。
そして,この世界覇権抗争は中国が勝つ。
西洋近代500年,ローマ・カトリック教会が誕生してから1500年の終わりである。
日本人には信じられない事だが,欧米白人文明は終わるのだ。
この事を自分,峯岸は,15年前から予言している。
アメリカは2008年9月15日(リーマン・ショック)以降,粉飾決算で何度も誤魔化しながら延命してきたが,遂にコレ以上は粉飾できないところまで追いつめられた。

スイスのダボスで定期的に開催されるWorld
Economic Forum(世界経済フォーラム=ダボス会議)と言う年次総会がある。
世界各国の元首や財務相や中央銀行総裁や大企業の経営者が集まる。
World Economic Forumはメディアも報道するため誰でも目にする事が出来る。
このWorld Economic Forumの裏の顔がBilderberg Conference(ビルダーバーグ会議)である。
ビルダーバーグ会議は完全非公式なため詳細が掴めない。
このBilderberg Conferenceは欧州各国の王族と貴族たち,アメリカの財閥たちの集まりである。
顔に色が付いた者は入れない,つまり欧米白人だけの結社である。
自分,峯岸が言う欧米グローバリスト(地球支配主義者)たちの集まりだ。
だから日本の最高支配層である竹中平蔵たちでも表のWorld Economic Forumは出席できるが,裏のBilderberg Conferenceには出れない。
彼ら欧米グローバリストは地上最高位の超階級の者たちで,above the law(法律より上に存在する特権階級)で一人それぞれ500億ドル(7兆円)ぐらいの金融資産を持っている。
彼らが今の世界体制,国際機関を,カネ(資金力)と軍事力で押さえつけて動かしている。
世界大戦も紛争も軍事衝突も彼らが事前に計画を練って実行する。
日本の歴代首相,中央銀行総裁,大臣たちを動かしているのも彼らである。
だが,このビルダーバーグ会議も,もう力は無い。
なぜなら世界の趨勢は世界シェア85%のG8だからだ。
この事が今回のリスボンでハッキリした。
欧州ですらG7から離れだし,非欧米圏では日本しか付いていない。
日本は毒を食らわば皿までで,アメリカ様と心中すると決めている。
日本人は脳が死んでいる脳死状態なため,自国の日本で開催されたにも,無惨で無様なG7を観ても理解できなかった。
だから日本人の運命は推して知るべしだ。

脳をヤラれた欧米かぶれの日本人にとって欧州とは,まずイギリスとフランスが来る。
だがイギリスもフランス(フランスは1870年まで)も日本と同じで,たかが王(国王,君主)制度の国家に過ぎない。
14世紀から欧州全土の皇帝はウィーンに居た。
今は小国のオーストリアだが,ハプスブルク家が代々,欧州皇帝(神聖ローマ皇帝,ドイツ皇帝)であった。
西暦800年のフランク族シャルルマーニュ大帝と,961年のオットー大帝の即位は,ドイツのアーヘンである。
だからイギリスやフランスは,ただの国王だ。
日本人は,この皇帝と王(国王,王様)の違いが分からない。
だから自分,峯岸祐一郎の言論の骨格である,今の日本とアメリカの関係の帝国・属国理論が理解できないのだ。
日本は国内体制的にはdemocracy=デモクラシー(代議制民主政治体制)の国だが,対外的には(外側は)君主(天皇,国王)を戴く君主制国家である。
憲法が,この国家は君主制,王制で出来ていると定めている。
英語で言えばConstitutional Monarchy(コンスティチューショナル・モナーキー)である。
日本は世界基準(外側の世界=外国)から見たら,王国,君主制国家なのだ。
サウジアラビアやタイやベルギーやスペインと同じような王国であり,古くからは神聖体である王を頂点に戴いている国である。
この別称が「万世一系の神の国」だ。
日本は外側が国王(天皇)を戴く君主制国家であり,この中に民主政治体制(デモクラシー)が入っている二重構造,入れ子構造になっているのだ。
この真実を当の日本人が理解できていない,この事が日本国民の悲劇なのだ。

欧州史はG7メンバーであるイタリアが重要である。
イタリアのフィレンツェが欧州1000年の歴史の中心であり,メディチ家がルネサンスの生みの親である。
自分,峯岸は,この秘密を解き明かす為に昨年(2022年),改めて欧州を視察して決然と迫った。
日本人として西洋近代の真実の扉を開けて入った。
そして2023年の今,アフリカ視察の合い間に南欧に来た。
これから自分,峯岸が解説する事は日本人どころではない,人類にとって巨大な衝撃である。
「俺たちが日本で一番,頭が良いんだ。優秀な俺たちが国家を舵取りしてやってるから低学歴の無能な国民はメシが食えるんだ。だからバカなオマエらは俺たちに感謝して文句を言わずに納税しろ」と,国民を見下して偉そうにしている東大法学部を出た官僚どもよ,そしてココの自分,峯岸のnoteをコソコソとロムっているテレビ,新聞,雑誌,ラジオのメディア人どもよ,自分が以下に解説する事を目をカッ!と見開いて読みなさい,オマエら東大法学部を出た,お子様ランチ程度の頭脳では理解できない人類史の大きな諸事実をドカ〜ン!と,世界基準の学問と知識と思想を峯岸祐一郎が叩き込んでやる。
この事が理解できると今の地上最高峰の覇権抗争である中国vsアメリカの最先端技術覇権抗争(Humanoid vs GPT)が理解できます。

自分,峯岸祐一郎は,これまでの宗教,政治,思想の研究で,ユニテリアンというキリスト教の中のプロテスタントと言う一派が,今も欧米の理科系の物理学者や工学者たちの間でさえ最も信じられている宗教思想である事を知った。
彼ら科学者(大学教授たち)は今もユニテリアンの教会に通う。
ユニテリアンは科学的なプロテスタントであるからだ。
だから彼らはキリスト教なのにAIを搭載したヒューマノイド・ロボットを研究している。
彼らユニテリアンはグローバリスト(地球支配主義者)ではない。
この事を理解できていないから日本人はGPT4が突如として登場した真意が理解できないのだ。
ユニテリアンはイエス・キリスト(Jesus=ジーザス)という男の一生を信奉する。
イエスの生き方と言葉を極めて素晴らしいモノとして崇め尊重する。
そしてソレ以外の教会儀式や三位一体説というカトリック教会の教理や,その他のキリスト教の大教団が持つ威圧的な僧侶(司祭や司教たち)の巨大な偽善の階層構造(ヒエラルキー)を認めない。
すなわち神による奇跡や恩寵や聖母マリアの処女懐胎(無原罪妊娠)などの,非合理で愚劣な宗教思想を峻拒した。
だからユニテリアン信徒たちは密かにフリーメイソンの会員でもあるのだ。

では一つのエピソードを紹介する。
自分,峯岸が尊敬する東京大学工学部の名誉教授,西村 肇(にしむら はじめ)氏から聞いた話しである。
西村教授は30年ぐらい前にハーバード大学で物理学の教授と奥さんたちが集まるパーティに招かれ,その席で挨拶のスピーチをした。
この時の模様を西村教授が自身の著作で書いているので以下に引用する。

一度だけ忘れられない失敗をした事があります。ごく普通の日本人の無神論(者)である私は、初めて口にした言葉ですが「I’m an atheist」(アイム アン エイシスト)と答えました。「Atheist」は無神論者という意味の英語だと知っていたからです。私がこう言った途端、一瞬、座に緊張が走ったのを忘れる事は出来ません。それは(彼らにとって目の前で)絶対に聞いてはならない言葉だったのです。慌てて取りなしてくれたご婦人の言葉は「You mean you are a Buddhist(あなたは自分は仏教徒だと仰りたかったのですよね)でした。

西村 肇 著『物理学者が発見した米国ユダヤ人キリスト教の真実』(99ページより)


西村教授は「私は日本から来た無神論者です」と自己紹介を始め,これまでの自身の業績などを話した。
ところが,その場に居合わせたアメリカ人の大学教授と奥さんたちが一斉に凍りついてギョっとしたのだ。
その理由は西村教授が「I’m an atheist」(私は無神論者です)と言ったからだ。
エイシスト(無神論者),エイシズム(無神論)は,日本人にしてみれば,どうって事はない。
「私は神を信じません。私には宗教や信仰はありません」という,ありふれた言葉だ。
だが,欧米では今でも理科系の科学者たちの間においてさえ,この「私は神の存在を信じません」と言う,無神論を公言する事が,どれぐらい恐ろしい事であるかを,日本人は誰も知らない。
ハーバード大学の教授たちが「私は無神論者です」と言う日本人学者の言葉に大きく動揺したという事である。
西村教授は「私は日本人だから仏教徒であります」とか「non-believer(無信仰),特定の宗教を持ちません」と言えば良かった。
アメリカのリベラル派が集まるハーバード大学の学者たちの集まりでさえ,未だに無神論を公言する事は憚られるを通り越して危険な事なのだ。
この無神論に輪を掛けて難しい思想が「理神論」である。
理神論とはDeism(デイズム)と言って「神を合理的に理解する」という考えである。
Deismの「De」はギリシアの「Deuz」(デウス,ゼウス)の「De」である。
理神論をズバリ言うと,無神論(神の否定)に至り着く一歩手前の途中にある政治思想である。
「私は神の存在を疑う」と,欧州で16世紀から,ようやく知識人層の間で公然と口に出来るようになった。
しかし神の否定(無神論)までは,さすがに恐ろしくて言えない。
捕まって異端審問で拷問に掛けられ殺される。
異端審問官というローマ・カトリック教会の恐ろしい政治・宗教警察官が欧州中で目を光らせて暗躍していた。
だから神の否定など,とても公言できなかった。
だから,その一歩手前の神を疑う理神論のところで欧州近代人たちは踏み留まり,以後500年間もグズグズと悩んで現在まで続いている。

ローマ・カトリック教会は中世の欧州で多数の知識人を無神論者と異端者(裏切り者)として焼き殺した。
異教徒なら侮辱され相手にされないから,まだマシだ。
宗教支配者であるローマ・カトリック教会(その司令部がイエズス会)は,長く血塗られた虐殺者の集団である。
だから1517年からドイツでプロテスタントのマルティン・ルターの宗教改革が起きた。

このキリスト教の宗教争い(宗教戦争)の中で育まれて500年,悩み苦しんだ優れた思想が,理神論である。
だから今のハーバード大学の教授たちの多くもユニテリアンの理神論者で,無神論者ではない。
デカルトもニュートンもガリレオもパスカルもライプニッツもジョン・ロックも,その他,優れた欧州近代知識人たちは全て理神論者である。
そしてソレを継ぐフランス近代啓蒙思想家(ヴォルテールとダランベールが代表)たちも,理神論者である。
自分,峯岸が尊敬する思想家のニーチェも,作曲家のモーツァルトも,芸術家のミケランジェロも,みんなユニテリアンの理神論者だ。
17,18世紀でも,まだ神の否定まで言うと,いくら彼らでも捕まって殺される危険性が高かった。
だから「神の合理的な説明」「神を合理的に理解する」という形で,神の否定のギリギリ一歩手前のところで生き延びた。
こういう大きな真実,人類史の全体を見渡す大きな思想(宗教)理解が,日本人は未だ出来ていない。
日本人は誰も教えられていないからだ。
この理神論が今のハーバード大学(リベラル派の牙城。最初は本物のケインジアンだったが今はニュー・ケインジアン=反ケインジアンの集団)で生きており,そしてユニテリアン思想(教会や教団としても存在する)そのものである。
欧米の理科系の大学教授たちは,そこらのキリスト教会の坊主(司祭や神父や牧師たち)が説教する,くだらない訳の分からない日本の仏教の各宗派(全部で16派ある)の坊主と全く同じ,非合理的な話しを信じる訳にはいかない。
そんな坊主,神父,牧師(総称して聖職者)の稚拙な説教など,いつまでも聞いていられない。
だから欧州で17世紀からユニテリアン運動が起きたのだ。
「私たちはイエス・キリストという極めて優れた人間の言葉と生き方を尊重し崇拝する」とまでしか,彼らは,どうしても言わなかった。
アメリカの賢人トーマス・ジェファーソン(第3代アメリカ大統領)やベンジャミン・フランクリンも,そうである。
この生き方はミケランジェロやモーツァルトやゲーテやニーチェら,欧州最大級の芸術家や思想家たちの中で受け継がれてきた考え方でもある。
彼らの敵は,まさしくヴァチカン(ローマ・カトリック教会)である。

ダンテ・アリギエーリと言う,イタリアはフィレンツェ出身の詩人,政治家が居た。
彼の代表作が『La Divina Commedia』(ラ・ディヴィーナ・コメディア)と言う叙事詩(韻文)で,この『La Divina Commedia』が「神曲」と和訳されている。
だが,この和訳は大きな間違いで,本当は「神聖なフリをした喜劇」と言う意味である。
日本人で,このダンテの『神聖なフリをした喜劇』を,まともに読んだ人は殆どいない。
理解させない為の大きな策略がある。
ココにも人類史の大きな秘密がある。
ダンテは激しい憎しみを込め,自身が生きた時代前後の歴代ローマ法王たちが,どんなに汚れまくった者たちであるかを,この『La Divina Commedia』で赤裸々に描いたのだ。
これでもか,これでもかと,実名を挙げローマ法王たちの悪行を暴いて呪った。
法王というのは最高位の僧侶のくせに隠れて愛人に子供を産ませるロクでもない腐ったクズどもであり,今も変わっていない。
この事は今でも西洋白人世界では絶対的禁忌(タブー)である。
アメリカのハーバード大学の教授たちでもローマ教会の批判はしない。
ダンテは,そういう真実の話しを詩にして後世に遺した,だから偉大なのだ。
この事を日本の知識階級層が全く分かっていない。
彼はズバ抜けて優秀な頭脳を人々に認められ,フィレンツェの行政長官に就いた立派な政治指導者だった。
ダンテは40歳で政治的に失脚し,追放されて故郷フィレンツェに入れなくされた。
そして1301年に法王と政敵たちの謀略で敗北した。
ダンテは14世紀の初頭からカトリックを激しく批判し続けた。
「ローマ教会は言動が伴っていない。汚職でカネを受けまくっている」と,坊主,僧侶たちが,どんなに許しがたい者かという事を詩にしている。
ダンテは1293年,28歳の時に『La Vita Nuova』という詩文集(文学書)をリリースした。
コレが一世を風靡し,当時のフィレンツェは欧州最大の都市だったため,欧州全土に広まり読まれた。
この詩文集が,この150年後のルネサンス(リナシメント)運動の強烈な政治運動,文芸復興運動の魁である。
ダンテはベアトリーチェという美しい女性との愛の物語を書き,フィレンツェを中心に他国でも爆発的に人気が出て欧州各国の都市の女たちが読んだ。
その女たちの恋人や旦那たちへもドンドン派生し,この熱狂が欧州全土を包んだ。
その後ダンテは政治家となって激しい政治闘争の中で追放処分になり,前述したようにフィレンツェに入れなくなり周りの田舎町を放浪しながら残りの20年を生き,そして『La Divina Commedia』を書いて56歳で亡くなった。
この120年後ぐらいに同じフィレンツェでルネサンス運動が湧き起こるが,コレも一側面は愛の物語の大流行である。
思想家や詩人や知識人たちが出現して愛の歌を歌った。
コレがネオ・プラトニズム(新プラトン主義)だ。
コレらの愛の文学が当時の欧州で爆発的に受け容れられた。
その前にモーツァルトが偉大な闘いを繰り広げている。
『フィガロの結婚』や『セビリアの理髪師』や『ドン・ジョバンニ』や『魔笛』のオペラで,貴族制度やローマ法王や僧侶たちを徹底的に風刺して嘲った。
自身の故郷であるオーストリアはザルツブルクのコロレド伯爵(大司教でもあった)と憎しみ合いになった。
真に偉大だったモーツァルトは38歳(1791年)で演劇音楽の芸術の形を借りた政治闘争の中で斃れた。
この時すでに1789年からフランスのパリでは大革命が起きていた。
モーツァルトは人類史上最高の知識人の一人で,彼はローマ・カトリック教会の坊主(僧侶)どもと闘ったのだ。
その前に当然,偉大なるミケランジェロがいる。
ルネサンスはプラトン主義者たちの思想運動であるため,プラトンのプラトニック・ラヴ,すなわち愛の世界を懸命に歌い上げた初期の詩文集や文学作品を皆が読んだ。
そこから100年しないで1517年のマルティン・ルターの宗教改革のプロテスタントのローマ教会に対する激しい闘いが始まった。
この時もうヨハネス・グーテンベルクの活版印刷があったため,爆発的にルター版のラテン語からの翻訳の聖書が出て数百万部が出版された。
だから欧州人は覚醒した。
同じくジャン・カルヴァンがスイスのジュネーブを神聖都市としてカルヴァン派の牙城に変えて(ココが欧州ファシズムの始まり),カルヴァンがフランス語訳の聖書をリリースした。
コレも人々が貪り読んだ。
それまでは聖書をカトリックの坊主たちが読ませないようにしてきた。

11世紀のフランスで『アベラールとエロイーズ』という物語がある。
アベラール(神学者でもある)はパリ大学の前身であるソルボンヌを創った坊さんで,彼がエロイーズという尼さんに恋焦がれた。
そして掟というか戒律を破って2人で逃げてしまい,その後をエロイーズの兄弟たちが追いかけてアベラールを捕まえる。
そして「オマエは私たちの清純な妹を拐かした」として,アベラールのキン玉を切って大きなスキャンダルになった。
当時のフランス人にはイタリアのローマにカトリック教の総本山(ヴァチカン)がある事が気にいらないという事もあった。
アベラールは唯名論(ノミナリスト)という思想系譜の初期の神学者である。
ドゥンス・スコトゥスと言う神学者,哲学者がノミナリストの暁将(戦闘隊長)と呼ばれ,リアリスト(実念論者)という体制保守派のローマ教会の残酷な神学者たちと争った。
10〜16世紀の中世の欧州で『スンマ・テオロジカ』(神学大全)を書いたトマス・アクィナスたちが,体制保守派で宗教裁判で多くの自由思想を求める,あるいは宗教の自由を求める人々を異端裁判に掛けて焼き殺した。
男と女の愛の行為なんて自由にヤラせればいいのだ。
今の一夫一婦制の強制がオカシイ。
元凶は,この一夫一婦制の制度を法律で強制的に作ったローマ・カトリック教会である。
この制度で今も世界中の人間を苦しめている。
日本は他人の物を盗んだら窃盗罪(刑法235条。10年以下の懲役または50万円以下の罰金)で逮捕,起訴,実刑の場合があるのに,不倫(不貞行為。民法770条)は違法行為で民事で損害賠償が発生するのに刑事罰は無い。
物を盗むと犯罪なのに,人間を寝盗っても犯罪にならないのだ。
倫理,道徳という言葉だけで片づけられている。
日本は,こういう異常,異質な歪んだ国家である。
貴方も幼稚園で先生から「他人の物を盗ってはいけません」と習っただろう。
人間だって同じで,他人の配偶者を盗ってはいけない。
不貞行為はイスラム圏や東南アジアでは姦通罪として刑事罰がある。
カトリックの坊主(僧侶,神父)たちは自身が性欲の禁止,抑圧に耐えられなくなり不貞行為の刑事罰を撤廃した。
だが同性愛コミュニティという脅迫材料を作ったり,異常小児性愛(ペドフィリア)で,もっと恐ろしい世界になっている。
一度この世界に入ると死ぬまで抜けられない。
裏切りは絶対に許されない。
こうやって加入儀礼を経た属国の元首や大臣やメディアや大企業の経営者たちを統制,支配するのだ。
この欧米グローバリストたちによる巨大な偽善との闘いを自分,峯岸祐一郎は,日本人国家戦略家として続けている。

ローマ教会という,キリストという一人の男の本当の真面目な思想表明を裏切り,キリストを神棚に飾って祭り上げ,ただただ民衆に拝ませる事で彼ら僧侶の集団が人類を支配する巨大な悪と偽善の大教団を創った。
このワルの創作者がペテロとパウロだ。
このローマ教会との文字どおり命懸けの闘いこそ,欧州近代500年間の知識思想人たちの中心の闘いであった。
この一点の真実が分からなければ,日本人がmodern(モダン=近代)欧州を理解した事にはならない。
そして,この事をイギリスとアメリカと,その他の英語圏に限ると,1534年にイギリスの国王ヘンリー8世(チューダー朝)が離婚した事で,ローマ教会に逆らって破門されたため,派生してアングリカン・チャーチ(イギリス国教会=聖公会。イギリス国王が神的存在となった)が出来た。
そしてユニテリアンたちはローマ教会だけでなく,このイギリス国教会にも公然と逆らう事は出来なかった。
21世紀の今でもそうだ。
だから西村 肇 教授がハーバード大学のパーティで「私は無神論者です」と言った言葉が,今の欧米人にとってさえギョっとされる事なのだ。

ココまでローマ・カトリック教会への強い批判を書いた。
しかしカトリックの個々の神父たちの中にも立派な人々が少数だが居る。
例えば1970年代の南米諸国で,飢えた貧しい民衆を救ける為に解放の神学を唱え,自ら武器を持ってゲリラ戦の中に身を投じた神父たちがいる。
中南米諸国はアメリカの巨大企業(グローバリスト)たちが鉱物資源を長期契約で全て抑え,生産工場も武装した経営者側の私兵の守衛たちによる奴隷工場のようだった。
このアメリカ帝国主義と闘うには,南米各国の民衆の絶望的な貧しさの中で,もはや解放の神学のカトリックの神父たちが武力闘争に立ち上がるしか他なかった。
多くの善良なる神父たちが軍事独裁政府Junta(フンタ。裏からアメリカのCIAがバックアップした)に殺された。
この他に1980年代に欧州の下層白人である北アイルランドのケルト系の独立闘争を秘かに武器援助し,ポーランドの独立運動である連帯を応援した,法王ヨハネ・パウロ2世(信徒に人気があったポーランド人)が自分,峯岸は好きだった。
だから,このローマ・カトリック教会から蛇蝎の如く嫌われ続けたフリーメイソン=ユニテリアン思想は,欧米グローバリストの手先の日本の出版業界が「おどろおどろしい闇の支配者たち」だとか「闇に隠れた悪魔の集団」などという,愚か極まりない理解を日本国内に蔓延させた。
そのため「陰謀論」とか「陰謀論者」という言葉を使う知能の低いバカどもが大量に産み出されたのだ。
改めて言っておくが,この「陰謀論」や「陰謀論者」という,知能の低さ丸出しな言葉を使う者こそが,コイツらの言葉で言う陰謀論者そのものである。
世界基準の学問と思想,そして人類史(世界史)を学んだ者は,この「陰謀論」と「陰謀論者」という言葉は絶対に使わない。
なぜなら,この言葉を使えば「私はグローバリストに操られて洗脳された者です」と,自ら申告している事を意味するからだ。
その為にアメリカのCIAがジョンFケネディを暗殺した時に,自身らの深慮遠謀を煙に巻く為に作った言葉である。
日本人は世界史(人類史)の勉強が全く出来ていないため,こういうバカ丸出しな言葉を使う。
だから貴方の周りで,この言葉を口にしている者の顔を,よく見てみなさい,気の抜けた炭酸水のようなユルユルなバカ面をしている。
日本人の99%が使う,この「陰謀論」の原語の「conspiracy theory」は,正しくは「権力者共同謀議」と訳す。
この「陰謀論」という愚かな言葉を日本民族(日本人)に植え付けた,その真の元凶がローマ・カトリック教会だ。
彼らはフリーメイソン=ユニテリアンの思想がカトリックの中までジワジワと潜り込んでいき,自身らの巨大な謀議と偽善を暴いて突き壊しに来るのを極度に恐れた。
この事は2009年にローマ・カトリック教会の協賛で作られた映画「Angels & Demons」(ダン・ブラウン原作)を観ると,よく分かる。
だからフリーメイソン=ユニテリアンが自身らにとって最も手強い頭脳明晰な思想集団であるとして,カトリックとアングリカン・チャーチ(アメリカではEpiscopalian=エピスコパリアンと名乗る)は,敵視して「闇の権力」「影の支配者」などと煙幕を張ったのだ。
そして20世紀(1900年代)に入り,このフリーメイソン=ユニテリアンは,ビルダーバーグ会議やロックフェラー財団などによって乗っ奪られてしまい大きく変質を遂げた。
上の方から組織全体を欧米グローバリスト(彼らの初期形態がNew Dealer=ニューディーラー)らに乗っ奪られていった。
New Dealerとは,フランクリン・ルーズヴェルトを代表とする,1930年代のアメリカのリベラル勢力である。
この一部が日本の敗戦直後にマッカーサー元帥の取り巻きとして日本に上陸した。
ニューディーラーに乗っ奪られてしまったフリーメイソン=ユニテリアンだが,1890年代までは,そうではなかった。
すなわち日本の明治時代を創った指導者たちがフリーメイソン=ユニテリアンに加入していた頃までは腐敗していない。
19世紀までは優れた開明派の知識人や実業家たちが結集する組織であった。
乗っ奪られた今のような,世界を最上から操る最高支配層たちの集まりではなかった。

前述したとおりatheism(エイシズム=無神論)一歩手前で,神を疑いながらも,まだキリスト教徒のままであり続けた,この者たちの信仰運動が欧米で現在まで500年以上,続いている。
ソレが前述したdeism(デイズム=理神論)である。
欧州全体では,大きな勢力としてはオランダで始まったJansenisme(ジャンセニスム=ヤンセニズム)がある。
オランダ人のコルネリウス・ジャンセン(1585年~1638年)という神学者が始めた。
修道院運動もヤッた。
だが,その大きな建物は貧しい女性たちを集団で住まわせ,お針子さんとか刺繍をさせて,ソレを市中で売って収入にした慈善の修道院運動である。
現在の社会福祉運動の先駆けである。
このヤンセニズム(オランダ改革派)も欧州全土で大人気だった。
ミケランジェロがローマで晩年の1560年代に信じたのも,このヤンセニズムに近いモノだった。
だからヤンセニズム(ピューリタンも含まれる)も,また,まさしくdeism(理神論)である。
パスカルというフランス人の物理学者がヤンセニズムの大変な信奉者で,ローマ・カトリック教会に対する激しい批判の言論を行っている。
カトリックというよりも,その中心に今も隠然と居座っているイエズス会(Society of Jesus=ソサエイティ・オブ・ジーザス)との激しい宗教論争をパスカルはヤッている。
デカルトもだ。
このヤンセニズムをも組み込みながら,ユニテリアンが欧州全土と北米で台頭した。

日本の明治時代に軽井沢と日光中禅寺湖と横浜に集まっていた欧米白人の貿易商や外交官や宣教師たちは,ユニテリアン教会を創っていた。
その教会の2Fには極秘でフリーメイソンの秘密の儀式を行う集会所も秘かに創られていた。
長崎のグラバー邸もそうだ。
フリーメイソンリーというのは,都市の裕福な人々が商業活動や営利事業をする事を認め合いながら,規律ある生活を自身らに課し,共に商業で栄える事を理念に置いている結社である。
その現在の末端の下部機関がロータリー・クラブやライオンズ・クラブだ。
対してローマ・カトリック教会は,人間の本性である営利活動や都市商工民の華やかな暮らしぶりを蔑んで見下して禁止しようとした。
だから両者は激しい憎み合いに入った。
勃興するフリーメイソン=ユニテリアンたちは,徐々に教会の僧侶(神父,聖職者)を嫌うようになって「神」という言葉を使いたがらなくなった。
そして代わりにフランス革命(1789年〜1792年)の前後からprovidence(摂理)やratio(ラチオ=合理性)という言葉を神の別名とし,宇宙を支配する原理として人類の新しい指導原理にした。
フリーメイソン=ユニテリアンは,このprovidenceとreason(リーズン=合理)という言葉を非常に大切にする。
フランス革命の時に出来た人権宣言は「神によってではなくプロビデンスによって,ココに人権を宣言する」と書いてある。
ユニテリアンとフリーメイソンは組織として表裏一体の関係になっている。
彼らは一応キリスト教信徒としてユニテリアン教会に行く。
だが,もう殆ど神を信じていない。
しかし,その事を互いに口に出してはいけない。
そういう苦しい闘いを,この500年間ずっと欧米の知的上層の人々は続けているのだ。
欧米白人世界のキリスト教の支配というのは,これ程に恐ろしいモノなのだ。

フリーメイソン=ユニテリアン運動は,富裕階級層になっていった技術屋や職人頭みたいな人たち,モーツァルトのような音楽家,ミケランジェロのような芸術家たちといった,立派な都市市民によって担われた。
彼ら新興層たちは当然に王侯貴族およびカトリックの僧侶との激しい憎しみ合いになった。
彼ら新興階級を貴族や坊主どもが蔑んで見下したからだ。
だから彼らは秘かにフリーメイソンの結社を欧州全土と北米の全ての都市に創っていった。
そして時代が100年進んで1840年代になると,欧州に労働者という階層が出現してくる。
この労働者たちの中から生まれたのがsocialism(社会主義)という思想だ。
欧州の全ての主要都市の中心の広場には17世紀(1600年代)ぐらいからフリーメイソン会館という建物が必ず出来て今もある。
彼らフリーメイソン=ユニテリアンたちは新たに出現してきた工場労働者たちを,かわいそうだと思い応援した。
だから,このメイソン会館を貸して建物の中で労働者たちの待遇改善運動の政治集会が開かれた。
欧州でも他に集会場というようなホールは,まだ無かった。
市役所という建物はあるが,ココは民衆が会合を開く場所ではない。
だからメイソンリーの支援を受けて初期の社会主義者たちの運動が起こってくる。
カール・マルクスたちの国際労働者協会も,欧州と北米の各都市のメイソン会館で集会を開いている。

日本基督教団(にほんきりすときょうだん。33派からなるプロテスタント合同教会)という団体がある。
ココに戦前からプロテスタントの諸派が寄り集まっている。
さすがにアングリカン・チャーチ(イギリス国教会)は保守派,体制派だから,早い時期に日本基督教団から抜けた。
ココの活動は今もある。
日本基督教団の中で,日本組合キリスト教会派は少数派である。
Presbyterian(プレズビテリアン=カルヴァン派の長老派教会)が今も大きな派閥だ。
長老派というのは思想系譜で言うとスコットランド・カルヴァン派(カルヴィニズム)である。
1517年にマルティン・ルターが北ドイツで宗教改革の狼煙を上げた。
次第にスイスのジュネーブのカルヴァン派とルター派は争うようになる。
同じプロテスタントなのに闘いになる。
カルヴァン派は市民や農民の商業活動を大いに認めるプロテスタントの宗派で,カルヴィニズムが近代資本主義の精神を作ったと言われる。
しかし非常に保守的な面を持っており,女性は皆,黒づくめで,組織の命令に従えという考え方をする。
対して同志社大学・神学部卒の牧師たちは「人は,それぞれ自身の良心において自由である」という思想を大事にする。
コレは新島 襄(同志社大学の創立者)が日本に持ち込んだ思想だ。
だから人の言う事を聞かない,妥協しない。
ひたすら自身とイエス・キリスト(聖書)の関係しか大事にしない。
だから,なかなか団体組織として大きく纏まろうとしない。
組織の上からの命令という考え方を凄く嫌う。
例えば1970年代の渋谷の山の手教会とかの開明的な牧師たちは,急進リベラル派の運動家であり,新左翼(過激派)を応援していた牧師たちだ。
だから反戦・平和運動や靖国神社の国家保護反対運動をヤル。
この流れが現在のプロテスタントの中の少数派の運動として残っている。
立教大学はイギリス聖公会で,聖公会とは前述したアングリカン・チャーチ(イギリス国教会)だ。
イギリス聖公会はカトリックと見まごうが如き体制派であり秩序派だ。
「ヘンリーの戯言」という有名な言葉がある。
ヘンリー8世が好きな女と次々と結婚したかったものだから「離婚を認めろ」と要求した。
それでカトリックと大げんかになり,ヘンリー8世は破門されてアングリカン・チャーチは1534年にローマ教会から分裂した。
だがイギリス聖公会はローマ教会と同じく,日本でも「三位一体説」を掲げている。
この三位一体(Trinity)は,アタナシウス派が創った。
325年のニケア宗教会議で確立した。
三位一体説(ニケア信条)とは「父と子と聖霊,この3つ全部で神だ」とする。
自分,峯岸祐一郎は,この三位一体は奇っ怪な宗教思想(教義)だと判断している。
父と子と聖霊のうちの「父(神)」は,天(Heaven)に居るデウス(ゼウス)である。
その「子」というのがイエス・キリストだ。
その後の「聖霊」というのが何なのか分からない。
いくら,この「三位一体説を信じなさい。理解しなさい」と言われても,自分は拒絶する。
なぜならアングリカン・チャーチは日本で,この三位一体を,なんと「父と子と天皇」という言い方に変えたからだ。
そのように日本に妥協して,変容させ,日本の信者を取り込んだ。
だから本国イギリスでは,まさしく,この三位一体が「父と御子と女王陛下」という言葉になっている。
今でもイギリスでは,そうなのだ。
だから世界大戦中に日本のキリスト教会が戦争に加担,翼賛した事の責任問題で,敗戦後に内部で大激論になった。
だからアングリカン・チャーチは日本基督教団から出ていったのだ。
プロテスタント系全体としては,正統派であるカトリックとの対立になる。
カトリックとは「普遍(カソ)」という意味だ。
だから「カソリック」と言う。
ローマ・カトリックの教えは「一つの問いに対して答えは一つのみ」という考え方である。
だから婚姻制度の一夫一妻を決めたのもカトリックである。
コレが人類にとっての巨大な官僚主義の悪の思想を生んだのだ。

ココで自分,峯岸は日本人へ重要な事を伝えておく。
イエス・キリストが死んで復活し,43日目に昇天した。
日本の仏式(仏教)の葬式の初七日と四十九日の死者への弔い方は,まさしく,このイエスの死に方から来ている。
日本にまで制度と感覚が伝わっている。
それぐらい世界中に広がったのだ。
そしてイエスが死んだ後にキリスト教が生まれた。
この後の原始キリスト教団を率いたのはヤコブという男で,ヤコブも殉教している。
ローマ教会を創った創業者のペテロとパウロの2人は,イエス・キリストの12人の使徒ではない。
ペテロが使徒とされているが別人である,計算すると時間と時代が合わない。
それなのにペテロがローマに向かって布教の旅に出たとされている。
という事は,ヴァチカン(ローマ・カトリック教会)は大嘘つき集団という事だ。
イエスの弟子(使徒)たちは「殺されたくない」と言って逃げた。
女だったらローマ兵に殺されないだろうから,母と妻のマリアがローマ兵の処刑人および見張り番たちにカネを握らせ「死体を下ろしてください」と頼んだ事になっている。
この事をpietà(敬信,敬虔),真剣に敬う気持ちと言う。
自身の死を恐れず,イエスの死体を下ろしに行って抱きかかえる行為の事だ。
Pietà(ピエタ)像という絵や像が世界中にあるが,最も有名なのはヴァチカンにあるミケランジェロが24歳の時に創ったPietà像だ。
ヴァチカンのカトリック教会の総本山,サン・ピエトロ大聖堂にあるPietà像は,イエスの亡骸を抱きかかえている女が,あまりにも若すぎて「とても母に見えない」と,一部で囁かれた。
ミケランジェロはイエスを抱きかかえたのは聖母マリアではなく,イエスの妻のマクダラのマリアだと自覚的に知っていた。
しかし,この事は当時,言えない。
ローマ・カトリック教会の僧侶(政治・宗教警察でもある)どもに狙われるからだ。
イエスを抱いているのは母の聖母マリアでなければいけない事になっている。
イエスに妻がいたらイエスは,ただの男だったという事になり,ローマ教会の悪魔の坊主ども(司教,大司教,教皇)は自身らの教義が崩壊し,積み上げた巨大な欺瞞の数々が露見してしまうからだ。 

イエスとマグダラのマリアにはサラという女の子がいた。
イエスが殺された後,サラは母たちと船で地中海を渡ってフランスのアルル地方に辿り着き,そこからマグダラのマリアの血筋であるサラの血がフランス王家のメロヴィング朝,カロリング朝に伝わったという説が今もある。
ソレが今でも極めて重要な小説である『ダ・ヴィンチ・コード(ダ・ヴィンチの暗号)』だ。
今もイタリアのミラノにあるダ・ヴィンチの『最後の晩餐』の絵を見た当時の人たちは「あ,女がいる! イエスの右側にいるのはヨハネじゃないぞ,女だ!マグダラのマリアだ!」と,欧州全土へ大きな噂となってザワザワと広がった。
この真実の怒濤の拡散をローマ・カトリック教会は阻止して食い止める事が出来なかった。
だが「イエスの横に女がいる。奥さんのマッダレーナ・マリアだ」と,公然と口にしたらローマ教会の岡っ引き,思想警察(今の公安警察)に捕まり,拷問に掛けられ酷い場合は殺される。
だから2023年の今からでも,ルネサンス(リナシメント)運動から500年を経た今だからこそ,ダ・ヴィンチ・コード(ダ・ヴィンチの暗号)とは何だったのかを,真実は何だったのかを,公然と広げなければいけない。
だからMNSI峯岸国家戦略研究所から世界へ広げる。
なぜなら2003年に,この炎が欧米白人の本物のリベラル派の知識人たちに沸き起こったのに,その後に鎮火して広がりが止まってしまったからだ。
ダ・ヴィンチのコード(暗号)とは,イエスには弟子であり妻のマグダラのマリアがいたという巨大な真実を,ダ・ヴィンチが『最後の晩餐』(1495年 制作)で描いて公表した衝撃である。
レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452年-1519年)は大名士となって故郷のフィレンツェに栄誉で迎えられ帰って来た。
なぜダ・ヴィンチがミケランジェロと並ぶ当時の天才であり,欧州最大の知識人の一人であり,ガリレオ・ガリレイと同じぐらいの近代学問の雄であるのかを,日本人が理解できない。
イエスという自身らの偉大な人物の真実を描いたからだ。
イエスは普通の人間で神ではない。
神にしたから神になったのだ。
ガリレオはアングリカン・チャーチがローマ・カトリック教会から分裂する前年の1533年に,ローマ教会によって焚刑裁判に掛けられ焼き殺されるところだった。
この時ガリレオを助けたのがメディチ家の第4代大公のコジモ2世である。
『ヴィーナスの誕生』を描いた,初期ルネサンスの画家のボッティチェリのパトロンだったメディチ家だ。

日本人はダ・ヴィンチをルネサンス期の万能人間だとか『モナリザ』(1503年 作)の事ばかりで褒め称える。
だが本当は小説『ダ・ヴィンチ・コード』(ダン・ブラウン著,2003年刊。日本語版,角川書店2004年刊)で満天下に世界中に暴かれた,たった一つの巨大な真実である,イエスにはマグダラのマリアという妻がいた事を描いた衝撃なのだ。
それなのに日本人はバカみたいにモナリザの事しか話さない。
その事こそが欺しであり,騙しであり,瞞しなのだ。
真実が当時の欧州全土へ広がった。
ソレが人類の近代の始まりである。
ローマ・カトリック教会の巨大な虚偽と偽善に対する人類の戦いが,この時(1495年)にミラノで始まったのだ。
自分,峯岸は,2004年に『ダ・ヴィンチ・コード』を英米人たちが深刻な顔つきで読んでいる事に気づいた。
この著作は世界中で2000万部以上売れ,日本では角川文庫の上下巻で1000万部も売れた大ベストセラーだ。
それなのに,それなのに,それなのにだ。
日本人の知的上層の知識人と呼ばれる者たちでさえ,自分,峯岸が解説した上記の巨大な真実を書いたり語った者は誰もいない。
だから日本人は既に20年前に白痴化しているのだ。
有識者と呼ばれる知識人階級の者たちで,このザマなのだから,残りの日本人が,この巨大な真実に到達できる訳がない。 
日本国内に居る英語圏の者でも理解できていない。
真に頭の良い知識人階級の英米人は日本には流れ着かないからだ。
自分は15年前に,この真実を知った時,全身に鳥肌が立った。
当時の自分は駆け出しだったため,自分の事だけで精一杯で日々に埋没していた。
今のように人々へ教え伝える事が出来なかった。

ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』(1495年)がミラノの教会に飾られて真実の火が付いた。
この22年後の1517年,北ドイツのヴィッテンベルクでマルティン・ルターの反乱(プロテスタント運動)が起きて繋がったのだ。
この事を自分は,あれから500年の時を越え,昨年(2022年),欧州を視察した時にヴィッテンベルク教会でルターと繋がった。
だから,このルターの魂を現代に蘇らせ,今の世界中の人々へ伝承させていく事をヤル。
その責務が自分,峯岸祐一郎にあると自覚している。
この西洋近代500年の闘いの終着点が,今の中国vsアメリカの覇権抗争である。
大きくはG7(アメリカ,欧州,日本) vs G8(BRICSを中心とする新興国群)の闘いだ。
勝敗の行方は言わずもがなで既に決まっている。
今回のビルダーバーグ会議@リスボンの最大の焦点がHumanoid vs GPTだった。
つまりユニテリアン(プロテスタント)vsカトリックの最後の闘いだ。
ローマ教会は巨大に隆盛した中華帝国の最先端技術の前に窮地に立たされたため,大慌てでGPT4のチャットAIを出してきた。
コレはchatbotに色を付けた程度で大騒ぎする事ではない。
それなのに日本では案の定メディアが毎日のようにGPTプロパガンダに血道を上げている。
G8が人類の巨大な欺瞞に真正面から突っ込み,中国がローマ・カトリック教会の教義を撃ち砕きにきている事に対しての,大きな焦りと恐怖の表れである。

〜転載貼り付け始め〜

〜転載貼り付け終わり〜


このようにプロテスタントvsカトリックの闘いのため,欧米キリスト教圏内でHumanoidとGPTで対立している。
だから内部で自重崩壊している。
そして大きくは中国vsアメリカの覇権抗争である。
ココに人類史の大きな転換点がある。

欧米グローバリストよ
「汝の時は数えられたり」だ。

峯岸祐一郎 拝




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