映画ではなく、スピンオフドラマという形で、リックとミショーンが帰ってきます。

【海外ドラマファンのためのマガジン第169回】

シーズン９の第５話でリックがオリジナルの『ウォーキング・デッド』から去ってから早いもので４年たちました。
ようやくリック・グライムスのその後について、さらには、シーズン10でリックを探しに出かけたまま戻ってこないミショーンについて、知る機会がやってきます。

当初「リック主演映画」として企画されていましたが、映画ではなく、全６話のドラマとなって戻って来ます。2023年に放送される予定。
今回は公式Twitterでも報告されているので、正式な発表です。

サンディエゴで開催されていたコミックコン（7/21-24）では、チーフコンテンツオフィサーのスッコット・M・ギンプルがスピンオフについてこのように発表しています。

「長い間忍耐強く待ってくださり、感謝しています。私たち3人（スコット、ダナイ・グリア、アンドリュー・リンカーン）は、『ウォーキングデッド』のオールスターと素晴らしいニューボイスたちと共に、長い長い待ち時間に値する狂気の愛の叙事詩を作り上げています。』

「狂気の愛の叙事詩」というのがどういった意味を持つのか不明ですが、単純に考えれば、行方不明になったリックを探しに出かけたミショーンが、リックを探し出し合流するというストーリーになりそうですよね。

その後、二人の子どもたち、ジュディスとRJが再会できるのか？が焦点になりそうです。

気になるのは、全6話で終わるのか？というところ。
リック役のアンドリュー・リンカーンは、新作のスケジュールをいれていないようですし、シーズン２以降も可能性はゼロではないと思うのですが。

そうなると、『ウォーキング・デッド』の世界は、さらに複雑になってきますね。

・オリジナルは、シーズン11で終了（2022）
・リックとミショーンのスピンオフ（2023）
・マギーとニーガンのスピンオフ『Isle of the Dead 』が2023年に放送予定。（ミニシリーズ）
・ダリルのスピンオフ（企画段階）キャロル役メリッサ・マクブライドは降板

ひとつのチームだったリック、ミショーン、マギー、ダリル、ニーガンが3つのスピンオフドラマにそれぞれ登場するという、不思議なユニバースになります。

時系列的には、たぶん平行する世界が描かれると思うので、そうなると、ファンとしては、合流アリなんじゃないか？と思ってしまうのですが。

スピンオフでキャラクターのそれぞれの世界を描くという、新たなタイプのユニバース・ドラマになるのかもしれません。

※ただ、企画変更があるかもしれないし、実際どうなるのかは2023年になってみないとわからないですね。

【マガジン】ウォーキング・デッドのまとめ記事

※参考記事